普段面接官として関わっている方を中心とした20名を対象に実施しました。(中にはこれから起業したいという個人の方も・・・!)
会場は酒田市役所から少し歩いた中町庁舎にある「酒田市雇用創造協議会」。コンクリート打ちっぱなしのちょっとお洒落な雰囲気のある会場でした。
”面接”というと、「基準に満たない人を落とす」という意識に向きがちですが、採用環境が厳しい中では、「落とす面接」ではなかなか採用できません。
かといって、面接対策を充分に行ってきた学生や応募者を前にして甘い面接をしてしまうと、「面接時はいい人だと思ったけど、実際に採用してみたらウチに合わない人だった。騙されたような気になった。」ということになってしまったという声もよく聞きます。
昨今は「面接試験をパスするためのテクニック」を伝えるようなセミナーも少なくありません。そんなテクニックだけを身につけて入社しても、本当に幸せになれるとは思わないのですが・・・。
そんな状況において「いかに応募者の本当の姿を引き出すか」が面接の一番の肝になります。
面接の方法において「絶対の正解」は無いのですが、各社における妥当解を導くヒントになるような内容を実施させていただきました。
参加者の皆様からは、以下のような感想を頂戴しました。
◯面接に対する今後の取り組み方が変わる、とても良い経験をさせていただきました。
〇今まで考えていたものと全く違っていたので、大いに参考になった。
〇これを知る為にこの質問をするという、裏付けのある質問が、目からウロコでした。
〇面接でやってはいけない事など知る事ができた。
〇今まで考えていたものと全く違っていたので、大いに参考になった。
ワークやロールプレイングを通して、すぐに活用できるイメージを持っていただけたのではないでしょうか。
「企業と人がお互いをより良く理解するための場」という意識を、企業側も応募者側も持っていただくと良いなと思います。みんながそういった意識で面接に臨むようになれば、こういったセミナーのご相談も無くなるかもしれません。
いつか、「あ~、昔はこんなセミナーもあったよねぇ」とみんなの思い出話になれば良いな、と思ったり(^^;
そんな日がくるまで精一杯私がやれることをやっていきます。