「本と町と人」をつなぐ雑誌 2016年 秋
書肆ヒトハコ (2016年11月10日発行)
編集発行人:南陀楼綾繁
900円+消費税
【特集】 一箱古本市の楽しみ
2月19日(日) 朝方は雪 のち曇りから晴れ
5時半頃、市道の除雪車が来た。
外を見るとそれほど降っていないようだったが、しだいに降り方の勢いを増して、6時半頃には吹雪のようになり、30㎝ぐらい積もった感じだ。
除雪機を出して雪を飛ばす。
気温が低せいか雪はサラサラと軽く、快適?!に除雪完了。
今日は、年明けにご法事の依頼を受けていたのだが、施主さんの都合により延期になった。
お陰で、ミニコミ誌の仲間で不定期に開催している読書会に参加できることになった。
10時から、市内のcafe蓮櫻さんを使わせていただき開催。
テーマは「映画」。
本棚を眺めて、映画に何か関りのある本を2冊選んでいった。
参加者は11名、20代から50代まで。
好きな映画と、思い出のあるシーンなどを話して自己紹介をし、その後一人づつ本についてお話する。
私は「南極料理人」と「東慶寺花だより」の2冊で、何れも映画を見てから原作本を読んだもの。
好きな映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ。
思い出のシーンは、状況と出演してる俳優も目に浮かんでいるのに、映画のタイトルが出てこなくて「あの~あれあれ・・・なんだっけ」状態になって煩悶するおやじ(わたし)になった。
会の終盤に、何かの拍子に「クレーマークレーマー」と、タイトルが出て来た(ヤレヤレ)。。。
13時過ぎに終了、充実した時間はあっという間。
午後から夕方にかけては雪はそれほど降らず、お天気は回復し、日曜日をゆっくり過ごせた。
2月20日(月) 晴れたり曇ったり 午後から小雨になり 夕刻には雪
朝、雪が降っていないと安泰。
6時前起き出して、勤行とゴミ出しからはじまる一日が始まる。
母親の調子がよくない(と、自分が言っている)。
見たところはそれほど感じないのだけれど、「どこわるいかわからないげんど」と、目が見えないことや体調の不調感を訴える。
どうも、お医者さんから処方された薬をちゃんと飲めていないようだ。
クスリ箱から、薬を出して広げて、収拾がつかないようにしていることが多くなった。
残っている薬もいっぱいあって、薬の管理をしてあげないといけなくなった。
呑み残しも良くないし、重複して飲んだりすると、害になることもありうる。
様子を見ながら、今日は家で、郷土史に関して受け持ってる分野の資料を作成。
19時から、郷土史編集の会議があるのだが、欠席させていただくことにして、とりあえずまとめたところまでの資料を届けた。
2月21日(火) 雪 時折吹雪になる
朝から強い雪降り。
除雪から始まる、冬の朝である。
娘を園に送って、戻ってからまた除雪。。
我が家の床の間のある部屋の、まさに床の間の天所のところから、猫が出入りしている。
古い家なので、天井裏はすすだらけで、その煤が上からこぼれて、部屋全体が煤をかぶっているような状況になっている。
普段、あまり使わない部屋なので見逃していた。
合板を使って、とりあえず蓋をして出入りできないようにしたのだが、はたしてどうだろうか。
お掃除もして、終わったら、手はもちろん顔も鼻の穴まで煤にまみれてしまった。。。
今宵は、小中学校の同級生数名と、恩師を囲んで恒例の新年会。
先生のお宅に伺うのだ。
いつもの顔ぶれで、おもしゃいごど、この一年で変わったことなど、先生が作ってくださったお料理をいただいて、いっぱいしゃべる。
たちまち時間は過ぎて、22時30分頃に帰宅。
娘がまだ起きていて「まま眠っちゃった」と待っていた。
絵本を3冊読んで、おやすみなさい。
2月22日(水) 朝方は雪 日中は晴れ
積もった雪は少し。
スノーダンプでちょちょっと除雪して終わり。
娘を送って、戻って、予定の来客。
先日ご家族を亡くされて、ご葬儀を行った方が、墓地などについてご相談。
13時から、ナセBAで市民憲章推進団体主催の書き初め展が開かれており、この日は受付の当番だった。
しかし、自分で可能日程を書きこんでいたにもかかわらず、失念していて、13時に担当職員の方から電話連絡があり、大慌てで駈けつけたのは13時20分。。。
12時半から入らなくてはいけなかったのに、迷惑をかけてしまった。
平日ゆえ、見にくる方はポツリポツリではあるけれども、顔見知りの方もおいでになって時間はたちまち過ぎる。
次の当番の人が来て、15時10分で交代。
さて、帰宅して次は夕方からの予定。
17時30分から市内のホテルで、市の表彰を受けた方の受賞祝賀会に出席。
共にお呼ばれした、田沢のお寺さまの先輩住職に乗せていただいて行く。
お酒を全く飲まれない方なので、ありがたくお願いいたしました。
その車が「エアコン故障して、全然効かないんだ」とのこと。
なるほどこれは寒い。。。それより、帰りが凍っていたりしたら大変だなぁ、などと話しながら走る。
お祝いの席は、和やかに、そして賑やかに。
考えてみたら、こうして夜の酒席に出るってずいぶん久しぶり。
夜の巷には、いろいろあって出ていななぁと、改めて思う。
勤めていた時、父親が元気であった時なんて、年末年始は毎晩だったものなぁ。
乗せて来て下さった住職は「帰りは、どこかさまわんなだべ!」とおっしゃるのだが、「いえいえ、帰りますので、乗せでってくだい」とお願いしたら驚かれた。
車のディーラーさんが台車を用意してくれたとのことで、新車の台車でポカポカと暖まって20時30分に帰宅。
早い帰りをたまげられ、そのまま娘のリクエストで、4人でババ抜き遊び。
いやぁ健全な生活です。
ドタバタした一日、おめでたい席、ほろ酔いの良い気分でありがとうございました。
2月16日(木) 晴れ
一日雪掘りをした昨日の疲れが残っている。
今日は出かけるお勤めの予定がないので、ゆっくり。
娘を園に送ってから、松ヶ岬公園の駐車場へ立ち寄り一息つく。
上杉雪灯籠祭りの、雪の山を重機で片づけ方をしているのを眺めて、しばし休憩。
午前中は休んで、午後からは建物の前面、正玄関の脇、お地蔵さまの前の軒下の雪を片づける。
ここも、軒が低いので定期的に片づけないと、たちまち下のお雪がつかえて軒がふさがる。
とりあえず一安心できる。
2月17日(金) 晴れのち曇り 午後から雨が降る
9時から学校評議員会がある
娘を園に送ってから出席することにして、早めに送ることにしていたのだが、娘はどうも朝起きからイマイチ気分が乗らないらしく、一つ一つ遅くて、結局30分ほど遅れての会議出席になってしまった。
各教室を周り、授業を参観した後、学校の運営状況の説明をお聞きし意見交換。
現在、複式の3学級になっており、それぞれ2学年を同時進行で授業を行うカタチ。
先生方は様々な工夫をして授業をなさっていることがわかる。
11時前に終了した。
今日も午後から除雪をしようと思ったのだが、雨が降り出した。
溜まっている事務仕事や文書を整理を行う。
それにしても、日々送られてくる郵便物や、書類はその時その時処理しないと大変だ、と毎度思うのだが、だんだん積み重なって大変だ。
2月18日(土) 朝のうち曇りから雪になり 晴れたり雪がちらついたり
5時半に起床。
階下から石油席ストーブの不完全燃焼のような臭いがしてきたので確かめてみたが原因がわからない。
今日は8のつく日なので、お不動様へ行ってみることにした。
建物の雪も気になる。
早めに自分でご飯を食べて出発。
スコップ・スノーシュー準備し、暖かいお茶とカルピスウォーターを持参。
今日は雪が締まっており、スノーシューを履いていくらか沈むものの大丈夫、歩ける。
ゆっくり歩いてお堂や山門が見えるところまで行き、見ると・・・、あららら大変な雪が、山門の屋根にかかっている!
これは大変、よく軒が壊れずにいるものだと感心した。
本堂は、昨秋シートをかけてもらったので、大丈夫。
ただし、雪の落ちが良い分、軒下の雪が半端でなくて、正面入り口からはいっていくのに大変。
スコップで雪を掘り、滑り込むようにしてなんとか入った。
ご法楽をお上げしてから、山門の屋根に登って雪おろし。
さぁて、軒先から1mも雪が出ているので、登るのが大変。
屋根には雪止めが付いていないので、下手に登って突っついて雪の下に埋まったら大変だ。
一人ではどうしようもなくなってしまう。
慎重に登って様子を確かめながら卸す。
軒先をつつき、縁をある程度出してから、上から落として行く。
全体の三分の二ほどまで行った時、屋根が「ビシッ」と音がした!
一気に落ちてしまう恐れがあるので、ここまでにして屋根から下りた。
暖気でもあるし落ちるだろうと思う。
それにしても、この建物の丈夫さというか構造の強さを感じる。
お昼過ぎ、13時半頃に帰宅した。
母が調子悪いという。
しかし、「どこがわるいかわからない」という。
このところ朝起きられないようで、起き出してから調子が上がるまで時間がかかり、夜になる頃に調子が良くなり、寝る時間も遅くなり・・・という悪循環。
生活のリズムを変えてあげないといけないようだ。
歩いて雪おろしして少々くたびれた土曜日。
それでも、大荒沢へ行くことができて良かった、一安心した。
『酒』と作家たちⅡ
浦西和彦:編
(中欧公論新社 中公文庫 2016年11月25日 発行)
帯に書いてあるように、雑誌 『酒』に寄せられたエッセイ集。
編集者 佐々木久子さんの名前とミニコミ雑誌『酒」について聞いたことはあったのだけれど、残念ながら、実際この雑誌を読んだことはなかった。
昭和30年八月から平成6年9月にかけて連載されたもの。
雑誌 『酒』については、古書店なので探してみたいものだ。
さて、名前を聞けば誰もが「あぁ!」と判る著名な作家から、私などには判らない作家もおり、すでに亡くなられている執筆者も少なくない。
そんな中で、幸田 文が「酔う」という文を寄せている。
父親の露伴が、おさけが大好きで晩酌を欠かさない人で、子どもの頃からその様子を見て感じてきたことを書いている。
お酒ではなく「おさけ」と表記しているのは、とりわけ女性は「お酒」と呼ぶのは下品で「ご酒」と言うように言われていたこと。自分は落語でしか「ご酒」と言うのは聞いたことないですがね。
それから、酔うと酔っぱらうことの違い。
また酔うから「酔っぱらう」に下落する経過なども淡々と書いているのである。
私も毎日晩酌を欠かせない人の一人として、はたして、娘はどんな気持ちでその様子を眺めているのだろうか。幸田文のような感受性に秀で、文章での表現ができるかなんて期待はしないものの、な何かは感じているのだろうなぁと気になる。
昭和33年(1958年)1月の号に掲載された時点で、彼女は53~54歳ぐらいである。
この文章の最後は
「なぜ小さいとき、酔うのはいゝものだと思ったか、子供の心はそれと知らずに、酔いのなかに詩と絵とを感知していたのかもしれませんし、酔っ払いはそれをこわす破壊者だから、なんとなく嫌ったのかとおもいます。」
と書いている。
思わず、なるほどと思ってしまった。
私は酒飲みのくせに酔っ払いは大嫌いなのだ。
酔っぱらったことなどない、なんてわけはないのに、苦手なのだ。
あぁ、子供の頃の私も似たような感覚があったのかもしれないと、不遜ながら思ったのでした。
2月11日(土) 晴れのち曇り 夜に雪
建国記念の日、早起き。
7時からお寺でご祈祷。
午前中は来客があり、それからお葬儀の準備、併せて明日の他の準備で、ほぼ一日を終える。
夕刻あたりから天気が崩れ出し、吹雪になった。
相方と娘は実家に泊めてもらうことになった。
2月12日(日) 雪のち曇り 日中は晴れ
昨夜は、寝落ちしてしまい、目を覚ましたら7時になっており、驚いて飛び起きた。
お天気は回復しておりホッとしたが、30㎝ほど雪が積もっていた。
大急ぎで除雪をおして、米沢市の南の方の郊外のお宅へ、ご祈祷のお勤めに向かう。
8時30分の約束をしていたのに、8時50分に到着となってしまった。
「日曜日で、みんな休みだから大丈夫」と言ってくださりありがたかった。
10時過ぎに辞して、そこから斎場に向かう。
市街地へ入らないで行けるので予定より早く10時30分にならないうちに到着した。
お天気は完全に回復し晴れになった。
10時40分よりご供養を行い11時にお見送り。
ご遺族・親族。友人の方々などたくさんの人に見送られてのお別れ。
合掌。
11時30分過ぎに一旦帰宅。
相方と娘とともに義母も来て、お雛様を飾るとのこと。
姫3代で雛飾りは、なかなかいいな(^^)
14時から市内の葬祭ホールにてお葬式。
二人の伴僧をお願いしての葬儀、故人と関わりのあるご寺院さまにお願いした。
葬儀・忌中法要と滞りなく終え、その後、檀払い。
これもたいへん多くの方が参列なさってご縁のある多くの方々からご挨拶いただき、お話をすることができた。17時30分頃に帰宅。
さて、それから除雪。
朝は大急ぎで必要最低限のところだけして出かけたので残りを1時間ほどかけて飛ばした。
建物の前側の屋根の雪が、軒下の雪に繋がっているので、雪山に登って軒先の雪をスコップで突っついて、とりあえず落ちるようにする。
この分だと裏側も相当なことになっているはず。
後は明日。
姉が家に来て、母と話をしたり身の回りの整理などをしてくれていた。
さすがに疲れて、早々に床に就いた。
2月13日(月) 晴れ
今日は出かけるお勤めが無く「休養!」といきたいとこだけど、雪の晴れ間は雪片づけをしないと後が大変だからね。
建物の裏側(北側)と、とても気になっている西側を確認して片づけなければならない。
西側は、屋根が急こう配で、隣家との間が狭くて、その間を水路が通っているため、除雪が難しくなっている。
お隣では、屋根から落ちる雪は隣の庭の部分に一部落ちるのを「差支えないから」と言ってくださり、こちらが大変な時は「こちらさよこしていいから」とまで言ってもらっており助かっている。
さて、恐る恐る除雪機で東側から裏側に進んでいくと・・・、凄い雪!
まずここを、雪の壁に登って突っついては機械で飛ばすということを繰り返して進しかなく、少しづつ進んでいく。
北の軒というか屋根を掘り出すような作業をしてゆき、そこから北西にある平屋の奥座敷の屋根を登って越えて、問題の西側へ。
うひゃぁ~!!!!! 上の屋根から落ちて低い軒で突っかかって溜まった雪がものすごい量になっていて呆然となる。
これでよく潰れないでいたもんだというぐらい。
1m50㎝以上もある大きなロール状の雪の塊になっている。
写真を撮るのも忘れてしまった。
とりあえずスコップで掘ると、屋根に近い層のところは氷の塊になっていた。
まずは表層の雪を片づけて午前中の部は終了。
午後からは、休みの相方とともに、保険に関わる来客があり応対。
それから午後の部開始!
軒でつっかえてしまった雪は、下から掘ると危険なわけで、下が落ちる心配が無いので、雪止めが無くてもむしろ雪の上の方から落としていった方が安全。
ただし、急こう配でかなり高い所まで登るので怖い。
でも、お天気も良いし、雪が無ければ登れない場所からの眺めはなかなか良かったりする。
少し陽が長くなってきたが、場所が場所だけに17時過ぎで作業終了。
また明日もやらなければ。
2月14日(火) 晴れ 夕刻より小雪
朝、除雪車が来て目が覚めた。
10㎝ぐらいだろうか、機械を出さずに玄関口の雪を片づけて終わり。
娘を園に送り、中に入ってからかばんを忘れtことに気がついた!
なにせお弁当も入っているので、戻って、届けてと・・・ドタバタ。
午前中は裏の除雪を1時間ほど。
14時にナセBAの芸文団体の事務所に行き、打ち合わせ。
戻ってから、西側の軒が氷になっている箇所の氷を割り、雪を片づけて、それから建物の表側の雪片づけ。
軒をスコップとスノーカートで掘り出す作業、これはけっこう疲れる。
暗くなったところで終了。
娘が借りてきた紙芝居をしてから就寝。
2月15日(水) 朝方雪が降る のち日中は晴れ
5時に間が覚めた。
早く寝てしまったからだろうなぁ。
家の前は10㎝ほど雪が積もっているようだが、除雪車は来ていないし、雪掃きしなくてもよさそうである。
今日は娘の園で、自然の家に行くとのことで、遅れないよう急がせながら登園。
お天気もよさそうだし、楽しく雪遊びができるんじゃないかな。
午前中、昨日に引き続き裏側の北から奥座敷の裏まで除雪機で軒を掘り出した。
そこから先、西側は除雪機を入れるのは無理と判断した。
今年は1月からごそごそっと降った雪で、下がやわらかいので除雪機の先から潜り込んで脱出できなくなる可能性が高いのだ。
実際、東と北の軒下除雪をしていても、ちょっと危ないなと思いながらやると、あっという間に動けなくなる。
西側でそのようになったら、脱出方法がかなり難しいので無理をしない。
手作業で軒を出してとりあえず様子を見る。
3時の休憩をしてから、お寺の前の軒の雪を片づける。
上からスノーカートで雪を削って運び、それから2段階に分けて除雪機で雪を移動する。
手間がかかる。
とりあえず、今日は休み休みながら20時まで作業を行った。
雪片づけ三昧の一日、さすがにくたびれた。
娘のタイヤチューブ滑り、楽しかった話を聞きつつ寝てしまった。