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2月の体験学習室
1月23日(金)からの体験学習室についてお知らせいたします。 季節企画は 「節分」(1/23(金)~2/25(水)) です。 造形体験は 「紙でつくるおひなさま」(1/23(金)~2/25(水)) です。 紙で作ったパーツを組み合わせて、ゆらゆらゆれるおひなさまを 作りましょう。 ※ご利用の際は感染予防にご協力ください。 ※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。 ※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。 ※定員は20名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。 それではご来館を心よりお待ちしております。 お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。2026.01.23 -
【次回企画展予告】国宝「上杉家文書」の世界8 「上杉氏からの手紙 謙信・景勝・家臣たち」
2月14日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。 国宝「上杉家文書」の世界8 「上杉氏からの手紙 謙信・景勝・家臣たち」 米沢藩上杉家に伝来した「上杉家文書」(米沢市上杉博物館蔵)は、家の由緒を証するものとして、何よりも大事に伝えられてきました。平成元年(1989)、米沢市に寄贈され、平成13年に国宝指定されました。鎌倉時代から明治・大正時代に至る2,000点余に及ぶ古文書は、その充実した内容はもとより、やりとりされた当時のままの姿で伝えられているものが非常に多く含まれていることが高く評価された結果でした。それは、 文書がどのように扱われたのかという事実を理解するとともに、料紙の持つ意味を考える素材としての評価でした。 この展覧会では、戦国時代から江戸時代初めにかけて、上杉謙信や景勝、家臣たちが出した書状について、国宝「上杉家文書」を中心とした館蔵資料から書き方や、使われた紙の形や質などに着目して、その特徴を考えていきます。果たして、どのよう特徴が出てくるのでしょうか? 【会期】2月14日(土)~3月15日(日) 【休館日】2月16日(月)、24日(月)、3月2日(月)、9日(月) 【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで) 【入館料】一般500円(400円)/高大生300円(240円)/小中生200円(160円) ※( )は20名以上の団体料金 ※常設展とのセットのみ販売 【ギャラリートーク】 担当学芸員による展示解説 ※申込不要 日 時 : 2月14日(土)、3月14日(土) いずれも14:00~ 会 場 : 上杉博物館 企画展示室 定 員 : なし 参 加 費 : 特別展入館料 担 当 : 阿部 哲人(当館学芸員) 特別展の主な展示資料等、詳しくは 当館ホームページ をご覧ください。 皆様のご来館を心よりお待ちしております! 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館 0238-26-80012026.01.16 -
令和7年度 上杉文華館「謙信・景勝に手紙を出す」⑩
2025年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。 2025年度はこの解明に取り組んでいきます。 第10回《大名家の事情Ⅳ…葦名氏》 【展示期間】12月23日(火)~1月25日(日) 展示目録は こちら 第10回目は会津の蘆名氏をとりあげます。蘆名氏では立場に応じて、上杉謙信・景勝に宛てた書状の宛所表記に違いがありました。当主および元当主は「山内殿」もしくは「上杉殿」に脇付わきづけ、一門は小路名こうじなである「春日山」に脇付、譜代ふだい家臣は謙信や景勝の重臣に宛てて伝達を求める披露状ひろうじょう、従属する国衆くにしゅう(外様とざま)は小路名「越府えっぷ」を使用しました。 その違いは、関東における書札礼しょさつれいの影響を強く受けていることが指摘できます。また、大名(当主)との関係の相違、すなわち一門・譜代・国衆(外様)という立場と明確に対応した書札礼の区分は、蘆名氏の大名権力の特徴と考えられ、強力な当主権力のもとで形成されたと思われます。 ▼ コレクショントーク 日時:1月11日(日) 14:00 場所:常設展示室 上杉文華館 ※入館料が必要です。 令和7年度上杉文華館展示スケジュールは こちら 皆さまのご来館を心よりお待ちしております。 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館 0238-26-80012025.12.23 -
12月の体験学習室
11月28日からの体験学習室についてお知らせいたします。 季節企画は 「冬至/お年とり」(11/28(金)~12/17(水)) です。 造形体験は 「テクスチャー」(11/28(金)~12/17(水)) です。 凸凹を写し取って、模様をこすりだす体験です。 フランス語の「fotter(こする)に由来」します。さぁ、やってみましょう! ※ご利用の際は感染予防にご協力ください。 ※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。 ※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。 ※定員は20名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。 それではご来館を心よりお待ちしております。 お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。2025.11.28 -
令和7年度 上杉文華館「謙信・景勝に手紙を出す」⑨
令和7年度の上杉文華館は「謙信・景勝に手紙を書く」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。 戦国時代、書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書 も作られました。そこには差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることも できます。東国の大名間では、差出は実名に花押、宛名は名字に殿の尊称という表記が、原則的に対等な関係を示していました。特別な内容や礼状などでは、宛名に「謹上」のような上所、差出の実名に官途や姓などを加えて厚礼とし、より丁寧な気持ちを表すこともありました。 永禄4年(1561)、謙信(長尾景虎)は上杉憲政から名跡と関東管領の地位を譲られ、上杉氏を名乗ったことはよく知られています。これによって謙信、景勝 はその地位に応じた書状を受け取ることになりました。宛名には、「上杉殿」や「上杉弾正少弼殿」などの名字を冠したもの、「山内殿」や「越府」、「春日山」 などの地名を記すもの、また本人ではなく、報告を求めて側近に宛てたものなどがみられます。これらは差出人の立場によって選ばれますが、その基準をみていくことで、謙信や景勝の地位、諸大名家の権力構造、東国社会の変容などがみえてくると思われます。 2025年度はこの解明に取り組んでいきます。 第9回《大名家の事情Ⅲ…武田氏》 【展示期間】11月27日(木)~12月21日(日) 展示目録は こちら 対立のイメージの強い上杉氏と甲斐 か い 武田氏ですが、謙信の死後、上杉景勝と武田勝頼は和睦し、同盟を結びます(甲越 こうえつ 同盟)。景勝と景虎 かげとら の後継者争い(御館 お た て の乱)や、勝頼と織 田・徳川勢との対立の激化などの情勢の中での判断でした。 武田氏の書状の特徴は、宛名に「山内殿」ではなく、「上杉」の名字を使用することが挙げられます。そして、「上杉」の使用は武田氏一門にもみられ、現象的には佐 さた 竹 け 氏同様です。勝頼と景勝の関係は勝頼の優位で始まっていて、「山内殿」の表記は適さなかったといえます。また、譜代 ふ だ い 家臣の上位者が「春日山 かすがやま 」表記で景勝に直接宛てた 書状を出していることも特記されます。全体的に武田氏を優位とした礼的関係であったともみられます。 このような書札礼の秩序が、信玄時代に遡 さかのぼ るのか、それとも長篠合戦 ながしのかっせん などを経た家臣団の再編の結果であるのかなど、武田氏家臣団の検討 けんとう を深め、佐竹氏との共通性や相 違なども意識しながら、武田氏の特徴を明らかにしていく必要があります。 ▼ コレクショントーク 日時:12月7日(日) 14:00 場所:常設展示室 上杉文華館 ※入館料が必要です。 令和7年度上杉文華館展示スケジュールは こちら 皆さまのご来館を心よりお待ちしております。 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館 0238-26-80012025.11.27 - ...続きを見る