③聚光院(京都市北区)
聚光院は大徳寺の塔頭で、三好長慶の菩提を弔うために建立されました。
狩野派の絵師ともゆかりが深く、重要文化財「四季花鳥図襖絵」などの諸作品が現存します。
また、茶道の流派である三千家の菩提寺としても知られています。
前期展示では、聚光院所蔵の重要文化財「三好長慶像」を展示中。
今年は三好長慶の生誕500年に当たる記念の年でもあります。 この機会に是非ご覧ください!
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001
②泉涌寺(京都市東山区)
【画像】泉涌寺の仏殿(手前)と舎利殿(奥)
泉涌寺は皇室の菩提寺として御寺(みてら)とも呼ばれています。
当時の越後守護・上杉定実が泉涌寺の塔頭・新善光寺への屋敷地の寄進や、京都に常駐する家臣・神余氏の泉涌寺への入寺など、長尾・上杉家との関係が指摘されています。
【画像】泉涌水屋形 泉涌寺の寺号の由来になった清水が今も湧き出ています。
【画像】国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の右隻1扇に描かれている泉涌寺
前期展示では、越後守護・上杉房能が後柏原天皇の即位式の費用の一部を負担したことが記録されている「泉涌寺文書」のほか、謙信に「五虎退」を授けたことでも知られる「正親町天皇像」を展示しています。 この機会にお見逃しなく!
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① 安国寺(京都府綾部市)
【画像】安国寺本堂
安国寺は足利尊氏の出生地との伝承があり、境内には産湯の井戸が残されています。
【画像】産湯の井戸
また、尊氏とその母・上杉清子、正室・赤橋登子を供養する宝篋印塔も残っており、上杉家と足利将軍家のつながりを感じることができます。
【画像】宝篋印塔 左から上杉清子、足利尊氏、赤橋登子が供養されています。
5月15日(日)までの前期展示期間では、安国寺に伝わる重要文化財「安国寺文書」を展示しています。 上杉家のルーツを感じていただける資料ですので、この機会にぜひご覧ください!
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令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。
《上野守護》
【展示期間】4月27日(水)~5月24日(火)
室町幕府は、東国支配のために鎌倉府という地方機関を設置しました。これは、足利尊氏の息子義詮・基氏、そして基氏の子孫に継承された鎌倉公方をトップとして、幕府とほぼ同様の組織を編成し、管下の武士に対して強力な支配を行っていました。その鎌倉府のナンバー2の地位にあって、鎌倉公方を補佐し、政務を統轄する立場にあったのが関東管領でした。初期は上杉氏以外の諸氏も含めた人事がなされましたが、最終的に山内上杉氏が継承、家職と位置付けられていきました。15世紀半ばに鎌倉公方と関東管領の対立によって鎌倉府が崩壊した後も、関東支配の重要な地位にあり続けました。
第2回目は、「上野守護」をテーマとして関連文書を紹介します。上野国は室町幕府開設以来、10年余りの一時期を除き、謙信が継承した山内上杉氏が守護を務め、その権力基盤となり、戦国時代においても拠点となった重要な地域でした。謙信もその支配にこだわりをみせていました。14世紀半ば、南北朝時代初期、山内上杉氏の祖と位置付けられる上杉憲顕の上野守護としての役割、その基盤、そして成果を中心に紹介していきます。
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。2000年制作の複製で、現状を忠実に再現しています。
▼ コレクショントーク
日時:5月8日(日) 10:00、15:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※特別展入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
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4月16日(土)~5月15日(日)の期間、企画展示室にて
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。
この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。
ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。
※特別展「戦国京都と上杉家」のチケットでご覧いただけます。
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皆様のご来館を心よりお待ちしております!
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