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どんな仕事でも「得意です!」

作家のリリー・フランキーは、多彩なアーティストでもある。
人気のコラムリストであり、デザイナー、さらにはラジオのパーソナリティまで務める。

彼がまだ出だしのころ、仕事をもらうために、やったことのない仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強したそうである。

観点は異なるが、自分も駆け出しのころから、「無理です!ダメです!できません!をいうな」と先輩から教えられてきたが、まさしく「生産性は態度である」といえよう。
2009.07.25:反田快舟:コメント(0):[リーダーの一言]

資本主義は開発途上

NHKスペシャルで4回シリーズの「マネー資本主義」を放送していた。
なぜサブプライム問題が起きたのか、資本主義はどうあるべきなのか、が大きなテーマだ。

このシリーズには出てこなかったが、グラミン銀行の創設者ムハマド・ユヌス氏の指摘に答えがあるように思う。

「自由市場主義の考え方は人間の本質をとらえきれていない。
人間が最大の利益を追求する一次的な存在であることを想定している」

「人間は、わくわくさせられるような多元的な存在だ。そして、その場所こそソーシャル・ビジネスの新しい概念が入り込む余地なのである」
2009.07.20:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

頑張らない経営

ケーズデンキの加藤修一社長は、「頑張らない経営」を掲げて、決して売上やシェアを追わない。
売上やシェアを追うとどこかに無理がくるからという。

また、好況の時には、調子に乗って拡販しない。コストも高いから内部充実を図る。
一方、不況の時は、コストも安く出店もチャンスと考える。

好況充実、不況拡大。心したい言葉だ。
2009.07.18:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

会社は社員の幸せのためにある

会社はだれのためにあるのか、という議論がされて久しい。
未だに結論は出ていないようであるが、「伊那食品工業」の経営理念には、「企業は社員の幸せを通して社会に貢献すること」と謳っている。

企業は企業のためにあるのではなく、企業で働く社員の幸せのためにある、というのだ。
企業は外部要因ではつぶれない、経営者がつぶすのである。
どんな考え方で経営するのか、経営は思想であり意思である。
2009.07.05:反田快舟:コメント(0):[リーダーの一言]

旬の食材の力

NHKの「おいしい東北」~心に響く旬の力~を視た。

森のイスキアとペンション「グリューンボーデン」(岩手県藤沢町)を取り上げていた。イスキアの佐藤初女さんはご存じの方も多いが、グリューンボーデンの佐藤俊彦シェフもすごい。地元で採れた旬の食材だけを使ったフランス料理を提供している。

障害のある4歳の子どもさんが、佐藤さんの料理を一口食べただけで満面の笑みに変わる瞬間には驚いた。佐藤さんに言わせると、「旬の食材が持つ力」だそうだ。

「人に良いと書いて食」という。まさしく「食は命をつなぐ」ことを実感した。
2009.06.26:反田快舟:コメント(0):[プライベート]