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自分にないものは求めない
ファッション雑誌に最も多く登場するヘア&マイクアップアーティスト・藤原美智子
「メイクをしたときに、なるべくテクニックを隠すようにしています。テクニックが現れるメイクをすると、その人よりメイクが目立ってしまう」(藤原)
そんな藤原も20代の頃は、自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかわからなかった。
不安が消えたのは30歳を過ぎたある日、本当のテクニックが身についてくると、「自分はまだまだだ」と素直に思えてきたという。
「自分らしさがわかってくると、自分にないものは求めなくていいということがわかってくる。自分にあるものを伸ばしてあげれば、後で、ないものも得られてくるの」。
「メイクをしたときに、なるべくテクニックを隠すようにしています。テクニックが現れるメイクをすると、その人よりメイクが目立ってしまう」(藤原)
そんな藤原も20代の頃は、自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかわからなかった。
不安が消えたのは30歳を過ぎたある日、本当のテクニックが身についてくると、「自分はまだまだだ」と素直に思えてきたという。
「自分らしさがわかってくると、自分にないものは求めなくていいということがわかってくる。自分にあるものを伸ばしてあげれば、後で、ないものも得られてくるの」。
凡庸さこそが武器になる
心の痛みをリアルに描く恋愛小説で若い世代に圧倒的な支持を受け続ける作家・村山由佳
そのピュアで切ない恋愛観は、「自分のことを書かれているようだ」「心にしみわたる」など、熱い感動の言葉が寄せられる。
不動産会社のOLからラジオDJ、コンパニオンなどさまざまな職業を経て26歳で専業主婦から作家デビュー。
だが、小説すばる新人賞を受賞した「天使の卵」で手痛い批判を受ける。
「よくここまで凡庸さに徹底できるかと感心させられた」と。
しかし、よく読むと、「鋭さというのは才能だがほどほどの才能だ。だが鈍さというのはその上をいく才能である。もしかしたら、凡庸こそが武器になるかもしれない」。
凡庸とかオーソドックスといわれるということは、より多くの人と同じ目線でものをみられるということ、つまり共感しあえるということ。これこそが、私の一番の強みなんじゃないのかと思えるようになったのです。
そのピュアで切ない恋愛観は、「自分のことを書かれているようだ」「心にしみわたる」など、熱い感動の言葉が寄せられる。
不動産会社のOLからラジオDJ、コンパニオンなどさまざまな職業を経て26歳で専業主婦から作家デビュー。
だが、小説すばる新人賞を受賞した「天使の卵」で手痛い批判を受ける。
「よくここまで凡庸さに徹底できるかと感心させられた」と。
しかし、よく読むと、「鋭さというのは才能だがほどほどの才能だ。だが鈍さというのはその上をいく才能である。もしかしたら、凡庸こそが武器になるかもしれない」。
凡庸とかオーソドックスといわれるということは、より多くの人と同じ目線でものをみられるということ、つまり共感しあえるということ。これこそが、私の一番の強みなんじゃないのかと思えるようになったのです。