ダリア日記

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「ダリア」は次の準備に!

暑かった8月、厳しかった9月の残暑。異常気象の影響によって記録的な酷暑となった今年の夏も、10月の声を聞いた途端すっかり秋めいてきた。山形では最高気温が25℃を下回り、最低気温が10℃程度まで下がってきました。ダリアにとって最適な生育温度帯となり、暑さの中で弱りきっていた「ダリア」も元気を取り戻してました。

しかし、ダリアは既に次のステップに突入し冬に備えています。土の中では、夏場、長く深く伸びていた根に変化が出始めています。そう、越冬に向け球根作り(肥大化)が本格化しているのです。

ダリアは、日照時間14時間と気温が15℃程度(肥料も)あれば、開花をし続けると言われています。キク栽培に見られる冬季の電照栽培は、日照時間による開花特性を利用したもので、同じキク科のダリアについても冬季間は電照によって、栽培(切り花生産)が行われます。

ダリアは、日照時間が12時間近く(9月後半)になると、球根への養分蓄積スイッチが入り、開花に要していたエネルギーを、主に球根へと向けるようになるのです。
明日は、日の出5時37分、日の入り17時17分となり日照時間が11時間40分と短くなりました。


2007.10.04:acocotori:count(3,672):[メモ/ダリアの生理学]
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