ダリア日記

ダリアの分類「花型による分類」⑨

「カクタス咲」
花びらが外側に捲き、剣のような様相を見せる現在もっとも人気なダリアの花型です。カクタスの名の由来は、赤くとがった花弁がサボテンの花に似ていたことから付けられ、原種に近い「ダリア・ジュアレジー」から誕生したと言われる。
カクタス咲は、その形状により「ストレート・カクタス」「インカーブド・カクタス」「セミ・カクタス」の3つに分けられる。

日本ダリア会規定、
「ストレート・カクタス（ＳＴＣ）」：舌状花の１／２以上が外返し、弁は尖るか真直ぐに中央より放射線状に各方面に伸びる。

写真：マダムブレイク（ベルギー）：中輪、桃紫

2007.02.22：acocotori：count(4,600)：[メモ/ダリアの分類方法]
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「インカーブド・カクタス」

ダリアの分類「花型による分類」⑩

カクタス咲の中でも芸術的な美しさを持つ「インカーブド・カクタス咲」繊細な花弁が見るもののハートをつかむよう！

日本ダリア会規定
「インカーブド・カクタス（ＩＣ）」：舌状花の１／２以上が外返し、弁は尖り中央に向けてはっきりと内曲する。

写真は、秋の音（鷲沢氏）：中大輪、緋オレンジ

2007.02.22：tenjiku-b：修正／削除

「セミカクタス」

ダリアの分類「花型による分類」⑪

カクタス咲の中で最も多くの品種を有するデコラ咲とカクタス咲の中間種と位置付けられる「セミカクタス咲」。花弁がしっかりとして、しおれに強いことから、この「セミ・カクタス咲」の品種は切り花ダリアの主流となっている。

日本ダリア会規定
「セミカクタス咲（ＳＣ）」：舌状花は基部が広く、垂直に内曲する。花弁の長さは１／２まで外反する舌状花である。

写真は、エイミーＫ（アメリカ）：中大輪、白地に弁先紫桃

2007.02.22：tenjiku-b：修正／削除