ダリア日記
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天竺牡丹日記 Vol.21
先日、宝塚歌劇団で「ベルサイユのバラ」が公演されることが報道されていた。
「ベルバラ」の主人公、マリーアントワネットはナポレオン皇帝が誕生する「フランス革命」のさなか処刑された絶世の美女。ナポレオンの妻ジョゼフィーヌが最もあこがれた女性でもあったと言われています。(天竺牡丹日記ではナポレオンとダリアの関わりを紹介中)
さて、歌劇団のある宝塚市に国内で最大のダリア球根生産量を誇る「上佐曾利園芸組合」がある。
宝塚市の北部に位置し周囲を山に囲まれた上佐曾利地区、地区内のいたるところにダリア(栽培面積は8ヘクタールと言われている)。中心部に地区の集会所がありその前に先人の業績を伝える碑が立てられています。
当地区でのダリアの栽培は1930年(昭和5年)に始まります。耕地が少なく貧しい山村の打開策として、この土地の特色でもある涼しい気候に合った作物としてダリアを選定し、栽培を始めます。太平洋戦争中には花の栽培が禁止される状況下、球根が航空兵の栄養剤に適した成分を含むことがわかり栽培が続けられたとのこと。日本のダリアを支え、現在のダリアブームを作った功労者のひとつ(組合長:田中康夫氏)であろう。
写真:マリーアントワネット
2006.04.04:
acocotori
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タカラジュンヌ
上佐曾利園芸組合では、ダリアの品種改良にも力を注いでいる。地元の宝塚歌劇団ゆかりの「ジェンヌ」「華すみれ」などの名前が付けられた品種もある。
写真:黒葉の名花「ジェンヌ」
2006.04.04:tennjiku-b:
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