ダリア日記

ダリア日記
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1800年初め、ダリアはパリに届く。マドリッドからパリの王室自然博物館へ!同じ頃、イギリスやベルリンに届けられるのです。

ダリアの原産国はメキシコを初めとする中南米、緯度では北緯0〜20度の地帯です。
このエリアは熱帯に分類され、とても暑く、現在でも海のリゾート地帯として広く知られ、中でもメキシコ合衆国のアカプルコやカンクンなどは、ビーチリゾートとして多くの日本人が訪れる場所です。ヨーロッパは北緯40〜55度、ほとんどの国が日本よりも北に位置します。

また、ダリアの研究が各地で進むにつれ、ヨーロッパではよく開花するが、晩秋の霜や凍みに弱く、冬季間には球根が凍結し、生物としての価値が失われることが知られるようになります。

これらのことから「ダリアは熱帯の花であり、高温で栽培しないとだめである」と言った発表(誤解)がなされ、温室等での栽培研究が始まるとダリアは急激に勢いを失い、枯渇してゆくのです。

写真:カンクンリゾート
2006.03.21:acocotori:count(2,214):[メモ/ダリアの歴史]
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