ダリア日記

ダリア日記
ログイン

祝・町田ダリア園開園

町田ダリア園が6月20日に開園しました。台風の通過でダリアへの影響が心配されましたが、何とか乗り切ったようです。
開花状況は、春先からの低温の影響で遅れており、7月には本格的なダリアを楽しめることでしょう。

なお先日、町田ダリア園でNHK趣味の園芸の撮影が行われたようで、7月にはテレビ放映(放映日は後ほどお知らせします)がされると、講師を務める「山口まり」さんから聞きました。その頃は花も咲きそろうことと思いますので楽しみです。




新鮮!小形農園

ダリア切り花農家のである小形農園(山形県川西町)。
小形農園では、切り花の通信販売も行っている。現在の取り扱い品種は、温室で栽培中の「黒蝶」「かまくら」「ミッチャン」の3種で、朝に採取し翌日には到着するような体制をとっている。

また、小形農園の温室での栽培法はユニーク。
ダリアと一緒にデルフィニュームが植栽されていた。ねらいと効果のほどは小形農園を訪れてお聴きください。






秋田から視察に!

6月13日〜14日に秋田県から「ダリア切り花研修」のため来町されました。
参加者は、秋田県内の花き生産者と農業普及センター、JAの職員の方々で16名。

研修は、川西ダリア園の球根貯蔵庫やJA集荷場、そして、生産農家の温室で行われ、切り花生産の現状と栽培管理、集出荷の仕組み等を質問をはさみながら熱心の研修されました。

なお、13日の夜は川西ダリア園に隣接する「浴浴センターまどか」で交流会を開催し、ダリア談義に大きな花を咲かせました。

 球根貯蔵庫

 温室内での話

 JA集荷場にて




ようやく植付け終了!

6月も中旬、東北地方南部も梅雨の季節。
町田ダリア園も開園まで1週間程となり、関東などの暖地ではダリア開花の知らせも届く季節となりました。
また、東北では5月中旬から続いた植え付け作業も終了し、川西でも春作業がひと段落しています。

そんな中、ようやくダリアの植え付けを昨日無事に終了させました。植付けたダリアは、小西ダリア園から送って頂いた品種と手持ちの品種で約100株。

品種:希望の光、貴婦人、緑影、マジックピンクなど
...続きを見る




{PDF} ダウンロード _Adobe PDF

置農のダリア

山形県立置賜農業高等学校の温室で白いダリアが開花中。
置賜農業高校は、平成7年頃から地元・川西町の花「ダリア」のウイルスフリー化や周年栽培の研究を重ねており、今日のダリア切り花生産の礎を築く活躍をしてきた。

6月5日に千葉大から「青いダリアの開発に成功!」との発表があり、ダリアの世界では不可能と言われた、奇跡の青色の世界が広がった。

実は、千葉大で研究用に使われたダリアの品種はシングル咲きの「大和姫」であり、置賜農業高校がウイルスフリー化に使用してきた品種で、しかも、使われたダリアもその子供と聞きました。(5日発表された青色ダリアは第2世代のもので「大和姫」とは別品種)

奇跡の青色ダリア。
ここにも、置賜農業高校の研究・活動の足跡が見られます。

(「青いダリア」産経新聞の記事をPDFで添付)





ダリアの切り花出荷!

季節も6月に入り、梅雨入りも間近になってきました。(毎日暑いですが)
そんな中でダリア切り花の出荷量も増加してきているようです。

昨年は、震災の影響で切り花全体の価格が低迷し、生産者には厳しいシーズンとなりました。今年は春から価格が持ち直しているようですが、今後の価格動向を注目しなければなりません。

白花・中輪品種の「かまくら」は、切り花最適種であり年間を通して高い人気を保っている。



ダリア切り花の通信販売を行っている「小形農園(ホームページより注文)」




花の力プロジェクト 2

5月26日(土)岩手県陸前高田市の空は青空。
時より強い風が吹く中で「花の力プロジェクト・希望の庭」でダリア球根の植え付け作業が行われ、地元の方々を中心に約100名が参加しました。

山形置賜からは、切り花生産者や農協関係者など20余名が参加。切り花生産者のダリア球根600球以上と、置賜の食として「玉こんにゃく」と「つき入りもち」を持ち込みました。

発起人のフラワーデザイナーの「レン・オークメイド」さんより指導をうけて作業を開始。
午前中は、昨秋に植え付けたチューリップを掘り上げ、花壇(園地)を整えました。午後には、ダリア球根とレンさんがセレクトした各種宿根草を「希望の庭」一面に植え付けました。

昼食は「玉こんにゃく煮」「雑煮もち」「納豆もち」をお腹いっぱいに、また、作業後には「ラ・フランスジュース」とオークメイド知恵さん手作りの「チョコケーキ」をいただきました。

今回、植え付けたダリアは8月には開花が始まりますが、地域の方々に少しでも安らぎを与えてくれれば幸いです。


花畑の看板


おいし食事タイム


プロジェクトの紹介ボード


代表の吉田さんに「ダリア百科」をプレゼント


最後にみんなではいチーズ




{PDF} ダウンロード _Adobe PDF

「花の力」プロジェクト

花による震災被災地復興支援団体「花の力プロジェクト」の呼びかけによる「陸前高田・Garden of Hope 希望の庭」の活動が進められています。
第1段の春咲き球根花「チューリップ」の季節が終わり、第2段として、夏咲き球根花「ダリア」の植栽活動が行われることになりました。

そして、5月26日(土)に山形おきたま農協の協力により、ダリアの植付会が行われます。切り花生産者の集まる「ダリア部会」では、ダリア球根を提供すると共に、玉こんにゃくなどの山形の食を楽しんでもらおうと、ボランティアを募集するなど準備をすすめています。

(参考:花の力プロジェクトHP)




八重桜の季節に

5月も中旬になり、ようやく八重桜が満開になりました。
ダリアの露地植え時期の到来を告げる「ヤエザクラ」、田植えもちらほらと始まりました。

いよいよ、山形にも本格的なダリアの季節が訪れました。




ダリア切り花の市況 2012

冬季間お休みしていたダリア切り花市況の紹介を再開します。今年は例年に比べ、冬場から単価が好調で出荷本数も安定しています。

日本農業新聞(5月1日号)掲載のダリア切り花市況「4月30日」です。(100本の価格、高値‐中値)

第一花き(東京) 19,845-10,500
東京フラワーポート(東京) 21,000-10,175
鶴見花き(大阪) 23,100-10,185(産地:高知)
梅田生花(大阪) 21,000-10,500
名港フラワーブリッジ(愛知) 21,000-10,500
京都生花(京都) 36,750-11,235

以下、アグリ市場データ(国内7市場・4月30日)

出荷総数 31,145本
平均単価 113円
取引額 3,517,369円
...続きを見る




AGS ダリアカタログ

国内で最も多いダリアの品種数を誇る、球根通信販売を行っている「AGS」さんの通信販売カタログがようやく届きました。(3月中旬よりネットでの受付をやっていましたが)

今年も、秋田国際ダリア園園長で品種改良家の鷲澤幸治氏(日本ダリア会理事長)の生み出した24種の新品種が紹介されています。
なお、超巨大輪種からポンポンダリアまで、新旧併せて282品種がカタログで紹介されています。

海外を含めてこれだけの品種を紹介する実売カタログは無く、単なるカタログとして見るには惜しい一冊となっています。

  




ようやく雪解け!

大雪と低温が続き、雪解けが遅れていた山形の地にもようやく雪解けの季節がやってきた。我が家の前はまだ雪が残っているものの、田や畑もその姿が見え始めた。

今年の冬は、大雪と低温が続く異常な状況となった。米沢では平均気温で平年より1月:1.8℃、2月:2度、3月:1.2℃低いデータとなり、桜便りなどいつ来るのかわからない状況。雪解けも2週間以上も遅れている。

農家は、例年通りの春作業に追われている。しかし、何といっても寒さが続いており、手を擦りながらもくもくと作業を続けている。

この冬の寒さと大雪、その反動で夏が怖い。夏は暑く厳しくなりそうなのです(>_<)