ダリア日記
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天竺牡丹日記 Vol.6
ダリアは空洞植物である。
ダリアの茎は花首から球根まで空洞・ズンドウになっている。
メキシコのインディアン、アステック族の名づけた身近な花「アココトリ(Acocotolis)」又は「ココクソチトル(Cocoxochitl)」は、現在「ダリア(Dahlias)」と呼ばれている。
アココトリとは「水茎」または「水管」と訳され、ココクソチトルは「茎の花」または「中空の茎の花」と訳されます。いずれもココトリ(Cocotli)の「茎の空洞な植物」から来たものです。
ダリアはまさに茎が空洞なゆえに、ダリアなのです。
写真は1570年代に描かれたアココトリの木版画です。
2006.02.28:
acocotori
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ダリアの生理学
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天竺牡丹日記 Vol.5
太陽の光をいっぱい浴びて咲くダリア!太陽の光、それは生命の源である。
冷涼な気象条件を好む花「ダリア」ですが、輝く太陽の日差しも大好きのようです。
変幻自在にそして、色鮮やかなダリアの花々、その美しさのエネルギーも太陽の恩恵でしょう。
晩秋に見られる減少ですが。
日照時間が短くなり、また、光が弱まりだすと色彩が変化し全く違った花色になったり、輝きを失ったようになる花を見かけます。
そんな時に強く感じることは、太陽パワーの偉大さです。
(写真は、朝陽に輝くダリア:ジェシカ)
2006.02.25:
acocotori
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ダリアの生理学
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天竺牡丹日記 Vol.4
冷涼な地方を好むダリア。
現在、日本国内での主産地は東北地方から北海道にかけて。
ダリアの原産地中央アメリカ、特にメキシコ合衆国は日本より緯度が低く、赤道に近い。
そのため、ダリアは熱帯の花というイメージが強くなっています。現に、真夏に真っ赤に咲く大輪のダリアを見ると、夏花としか思えないことでしょう。
しかし、秋が深まるにつれてダリアはその色彩を増して行きます。冷え込んだ晩秋の早朝には、その魅力に吸い込まれそうになります。
メキシコ合衆国は国土のほとんどが山岳地帯でとても急峻。夏は涼しく過ごし易いと言われます。
「天竺牡丹=ダリア」は、そんな高地冷涼な地帯に自生していた花だったのです。
2006.02.23:
acocotori
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ダリアの生理学
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天竺牡丹日記 vol.3
ダリアの和名は、このタイトルのとおり『天竺牡丹』です。
ダリアが日本にやってきたのは江戸時代後期の1841年(天保12年)となっています。
長崎の出島を経由して江戸に届いた八重咲きの赤い花、名もなきこの花はいつしか「天竺牡丹」と呼ばれるようになりました。
さて、天竺とはご存知のとおりインドのこと。
現在もTV(月曜日)で放送していますが、孫悟空一行が旅する「西遊記」で有名ですね。
当時、海外から国内に入ってきたものには「南蛮・・・」とか、「天竺・・・」とかと名前を付け、呼んだようです。
ダリアについても「海を渡り外国から届いた牡丹のような美しい花」と言うことで、「天竺牡丹」という呼び名になったのです。
写真は「ネリー ブルム ヘッド」藤色のポンポン咲き。
大正時代に発行されたダリア専門書にも紹介されている、生まれて100年の時を過ごしている品種である。
2006.02.21:
acocotori
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ダリアの歴史
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天竺牡丹日記 vol.2
中南米出身のDahliaがヨーロッパで進化を遂げることに。ダリアの最大の魅了である多種多様な花形は、1800年代にほぼ確立されています
。
また、園芸研究家の中で花径の巨大化の競争も激化!30cmを超える「巨大花」も生み出されてくることになります。
なお、写真は「ダリア・コッキネア」ダリアの原種の一つで、赤の一重咲きのこの花は、コスモスのようにとても可憐な花である
2006.02.19:
acocotori
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ダリアの歴史
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天竺牡丹日記 vol.1
植物名:ダリア
和 名:天竺牡丹
英 名:Dahlia
原産地:メキシコ合衆国を中心とした中南米
近年、ガーデンダリアがとても人気になっている
『天竺牡丹:Dahlia』の物語のスタートです
2006.02.17:
acocotori
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