ダリア日記

ダリア日記
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ダリアの開花が始まる。

8月1日に開園する川西ダリア園のダリア、開花が始まる。
まだ数品種の数株ですが、赤、ピンク、黄色の花が開きました。眩い朝の光を浴びて、はにかんだ笑顔がかわいい。
開園まであと2週間、これから中輪品種を中心に次々と開花が進むことでしょう。
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『ダリアの鉢栽培』

自宅前にダリアの鉢植えを飾りました。
純白の中輪種「ダイアモンドダスト」と黒葉のシングル咲き品種「ミッドナイトムーン」。前者は摘心し枝を6本伸ばして(作り)、脇芽を摘み取りながら順次開花させます。また、シングル咲きの鉢植えは脇芽を放任し、生まれる蕾を次々に咲かせることとしています。

連日の暑さで花壇のダリアは少し弱っていますが、鉢植えのダリアは朝夕の散水で元気一杯に咲き誇っています。
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『ダリアの育種講習会』

先日、秋田国際ダリア園園長である鷲沢幸治氏(日本ダリア会理事長)が川西ダリヤ園を訪れ、ダリアの育種講習を行いました。

鷲沢氏は、切花市場で爆発的な人気を誇る「黒蝶」の生みの親であり、「虹」や「プリンセスマサコ」など多くの品種を開発し、世に送り出している世界的に有名な品種改良家であります。

講習会では、これまでの培った経験をもとに、「育種のためにはいかに優秀な親を見つけるかが大事」と、品種改良・育種のノウハウを参加者に、丁寧に分りやすく教えて下さいました。また、採種方法、作業手順についても講習いただきました。

なお、秋田国際ダリア園の開園は8月9日に予定されています。
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山形川西ダリア園のヤエザクラが満開になりました。

ダリアの植付け期のスタートを知らせる「ヤエザクラ」が、例年より約1週間早く満開となりました。(雪国川西では例年5月中旬に満開)

ヤエザクラの咲くこの季節は、水田の作業も忙しい季節。降霜の心配(被害)も少なくなる季節でもあります。




春遅い東北・山形でも三月から続く温かさにより、桜「ソメイヨシノ」が1週間ほど早く満開となりました。そして、ダリアの植付けの季節を間もなく迎えようとしています。

ダリアの植付け適期は、ソメイヨシノが散りヤエザクラが咲く頃からとなっており、山形では例年5月中旬がその時期となりますが、今年は少し早くなりそうです(暖地では4月中旬から)。そろそろ、植え付ける花壇等の準備に入りましょう。
しかし、春が早い今年、全般的に春作業が早めとなっていますが、5月中~下旬には遅霜が心配されますので、早急な植付けは避けたほうが無難かと思います。

さて、既に園芸店や通信販売等でダリアの球根を購入されたでしょうか。これから買い求められる方は、AGS(エージーエス、秋田国際ダリア園産の球根)の通信販売(インターネットで検索して下さい)又は、山形川西ダリヤ園の即売会(5月9~11日)で入手することが出来ます。

写真:川西ダリヤ園のヤエザクラも蕾が大きなリました。




寒さが厳しくなりました。

快晴の朝を迎えましたが、厳しい冷え込みとなりました。今朝は我が家の前でも「水霜」が降りました。10月も後半に入りいよいよ本格的な降霜シーズンに入ってきたわけです。霜によりダリアが凍死(枯死)し、そして、山形をはじめとする寒冷地では、球根の掘り上げのシーズンに突入するわけです。

霜は、良く晴れた日の夕方に急速に気温が降下し日没ごろに5℃以下になると、翌朝に下りる危険性が高くなります。なお、翌日も「晴れ」の場合に霜が降りますが、「曇り空や雨」の場合には降霜はありません。

この時期は朝に「霧」が深くなることがありますが、霜が降った後は必ずといっていいほど、早くから晴れ上がり眩しい光りを注ぎ込むのです。






「猛暑の爪あと」

猛暑の8月が過ぎ9月となり、台風9号の到来や秋の長雨、秋冷えと真夏日等、天候不順な季節に入りました。しかし、朝晩の冷え込みはダリアを元気づけ、花弁を色鮮やかに染める、ダリアのベストシーズンになりました。

しかし、猛暑の爪あとも残っています。
ハダニ(アカダニ)の被害の形跡です。ハダニの活動も涼しさが深まる中で、消えてはいませんが、静まってきた感がありますが、被害株の葉が黄色に染まっています。葉の裏を良く観察すると、茶色のケロイド状になった中に何か小さな動くものを見ることが出来ます。それがハダニです。
この夏は、防除回数を増やし細心の注意を払ってきたのにも拘らず大発生となりました。黄色に染まったダリアを見るのがとてもつらいです。
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『台風9号が近づいています・・・』

関東に向かって台風9号が向かっています。今日から明日にかけ上陸の恐れも出ていて、東北地方へは明日の夜に最も近づく予報が出されています。進路から言って雨台風の様子が伺えますが、強い風もつれてきますので注意が必要です。

7月の長雨と日照不足により徒長気味に育ち、8月の灼熱の中で痛め続けられたダリア、まさに台風に弱そうに育ったのが「今年のダリア」と言えます。8月後半からの涼しさの中で、ようやく復活の気配が感じられては来ましたし、ぐっと草丈が伸びてきているようです。

台風の強風や大雨で、高く伸びたダリアが倒伏しないように、支柱や棚等を点検し、縛り直しするなどダリアを再度点検しましょう。

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「ダリアもしっとり、活き活きと!」

昨日、岐阜と埼玉で最高気温が40.9度を記録し、山形の持っていた記録を74年ぶりに更新した。その前日から40度を超え、日本列島はまさにフライパンの上に乗っている状態となりました。
山形でも先週から30度を超す暑い日が続き、ダリアがしおれたり花が焼ける状態になるなど、うだるような日々が続きました。しかし、その暑さもようやく山を越えたようです。昨日から空は雲に覆われ、朝には久しぶりのは雨が降り、暑く焦げた地面と植物達を冷やしてくれました。

『ダリアも雨を前身に受けて、嬉しそうに咲いています』

なお、今後は残暑が厳しくなることも想像され、ハダニの発生がとても心配ですし、多少涼しくなるとアブラムシも発生するのかと思います。防除を徹底しなければなりません。
また、冷涼期に入ると蕾を食い荒らす「オオカバコガ」や「ハスモンヨトウ」の発生も考えられます。対策と準備に余念なきように。




「散水を欠かさずに!」

8月に入り13日の昨日まで真夏日が10日間、また、酷暑日も記録し、連日のように暑い日々が続いています。正に、残暑厳しき折です。

雨も1週間ほどなく、ダリアはこの夏の暑さに危険な状態に入っています。また、30度を超える日々が続くと、ハダニの発生も危惧されます注意しましょう。

暑さを緩和しハダニの予防のためにも、朝晩の散水を行いましょう。この時期の散水には、水分の補給しダリアの温度を下げる効果が期待されます。葉を洗い流すように、また、花壇にはたっぷりと与えてください。




暑さにまいった・・・(>_<)

連日、最高気温が30度を越す真夏の暑さが続いています。その中でも数日は今年から使われている「酷暑日(35度以上)」となっていて、クーラーが欠かせなくなっています。
ダリアの暑さ嫌いはこれまで幾度となく説明してきましたが、近頃の暑さにはダリアもはたはた困っています。
強い日差しと暑さに花びらが日焼けを起こし、ピンクや白などの淡色系の品種では花弁の先が茶色に変色(満開前に)を起こしています。またこの時期は、花びらが極端に少なかったり、花色が変化する「奇形花」も見られます。
東北ではこの暑さも、お盆までの数日間かなと思いますが、西日本ではまだまだ暑さが続くことだろうと思いますので、朝晩の散水や遮光、通気性の確保などで暑さを和らげる対策が必要です。
さて、長雨と日照不足が続いた7月の異常気象。この様子だと9月には厳しい残暑となるかもしれません。




「台風5号にご注意を!!」

長かった梅雨が明けた瞬間から、うだるような猛暑の日々が続いています。
大好きな涼しさの中で順調に育ってきたダリア(日照不足でひ弱ですが)にとって、連日の暑さはとても厳しいものとなっています。葉は大きくしなだれ、ようやく開花した花も日焼けを起こし、茶色に焼けいています。
暑さ対策として、
①一番は強い日差しをセーブすることでしょう。すだれなどで日よけを作れればよいのですが、栽培環境によっては難しい場合もあるでしょうか。
②幾重にも茂っている枝を整理して、風通しを良くしましょう。(芽欠きをしていれば大丈夫)
③朝晩には散水を行いましょう。水分の補給のほかに、夏に被害を及ぼす、ハダニなどの害虫を洗い流す効果が期待されます。

これから、残暑も予想され長い夏を迎えます(東北は短いですが)、乗り切るために、日々ダリアを観察し体調の変化を把握しておきましょう。そして、本ブログに書き込んでいただきお問い合わせ下さい。

さて、台風5号が日本海に抜け北上しています。このコースを走り抜ける台風は、東北の日本海側に強い風を吹かせることが多く(吹き返しの乾燥した風も脅威です)、ダリアの倒伏が心配されます。(青森のリンゴに大きな被害を与えた19号台風を思い出します)
支柱や棚を作り、また、しめなおし、倒伏対策をしっかりと行ってください。