GW特別企画(2) 59634号は北九州市に

  • GW特別企画(2) 59634号は北九州市に

 1954年(昭和29年)に旅客列車が気動車に代わってからも、SLは貨物列車を牽引していた。けれども1961年(昭和36年)6月10日には梨郷、西大塚、時庭、羽前成田、蚕桑、鮎貝駅で貨物の取扱いが廃止となった。東京オリンピックと東海道新幹線の運行に沸き立った4年後の1968年(昭和43年)には、国鉄諮問委員会が長井線を含む廃止対象83路線を公表されたのです。そして1972年(昭和47年)10月1日に最後の機関車59634号は、皆から「ごくろうさんよ、ありがとう!」と見送られて、北九州にわたって行ったのでした。この年に創刊されたタウン誌「やまがた散歩」には、「わがうちなる長井線」と題したエッセーが寄せられている。

 → わがうちなる長井線 その1:山形鉄道おらだの会

 → わがうちなる長井線 その2:山形鉄道おらだの会

 → わがうちなる長井線 その3:山形鉄道おらだの会

 → わがうちなる長井線 その4:山形鉄道おらだの会

 

 北九州にわたった59634号は、筑豊地区で働いた後に引退し、現在は北九州市の「九州鉄道記念館」に展示されています。右の写真は、北九州市出身の地域おこし協力隊 高橋秀孝氏が提供してくれたものです。長井線で59634号を運転していた方がこの写真を観て、「まるでお召し列車みたいにきれいにしてもらっている。こんな風に残してもらってほんとにうれしい。」と語ってくれました。この人にとって59634号は、懐かしい同胞であり、人生の伴走者でもあったのかもしれません。

 

 

【おらだの会】 GW期間中は、旧駅務室(駅茶)はお休みとさせていただきます。申し訳ありませんが、待合室の展示をお楽しみくださいますようお願い申し上げます。

 

2026.05.02:orada3:[長井線を走った蒸気機関車]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。