『鉄道景』その3  色の交わり

  • 『鉄道景』その3  色の交わり

 『時季が刻む鉄道景展』紹介の第3弾は、「色の交わり」。今回の作品は、ブロガーというよりは写真家の姿が感得できるような作品である。夜明け前のほんの数時間あるいは数分間の景色の変化が鮮やかにとらえられているように思う。写真展のタイトル風に言えば、「瞬間に移ろう鉄道景」となろうか。そして最後の「偶然の色の交わりがあまりに見事だった」との言葉は、鉄道景に向けられているのだろうと私は勝手に想像するのである。私はその一文に作者の人となりを感じるのである。

 

 色の交わり

  日の出まで

  まだ1時間ほどあるが、

  見た目では真っ暗な空を

  撮影して画像をみると

  うっすらと紫色に

  踏切のオレンジ色の灯りとの

  偶然の色の交わりが

  あまりにも見事だった  

 

2025.08.15:orada3:[イベント情報]

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