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鉄旅タレント 伊藤桃と行く「まっきれ!山形鉄道 大人の修学旅行風」

  • 鉄旅タレント 伊藤桃と行く「まっきれ!山形鉄道 大人の修学旅行風」

 伊藤桃さんの『大人の修学旅行風』山形鉄道編が5月9日に行われます。「まっきれ」とは山形弁で「頑張れ!」との意で、厳しい運営を余儀なくされている山形鉄道を応援する意味も込めたツアーのようです。

 列車内で「ほろ酔い気分」を味わいながら、オリジナルヘッドマークを付けた貸切列車の運行や伊藤さんとの2ショット撮影など楽しい企画が満載のようです。しかも今回は、羽前成田駅で昼食をとり、伊藤さんとおらだの会の特別トークも予定されているとの事。どんなことになるのか不安ですが、少しでも皆さんのお役に立てればと思っております。

 → 「3/28 昼12:00発売」鉄旅タレント 伊藤桃と行く!まっきれ「山形鉄道」 大人の修学旅行風 第3弾|ローソントラベル

 → 山形鉄道ツアー開催します!! | 伊藤桃のオフィシャルブログ『B dreamygirl』Powered by Ameba

 

 伊藤さんとの出会いは、2021年12月。私たちがイルミネーションの設置作業をしている時に、羽前成田駅に立ち寄ってくれたのでした。その時に投稿されたブログを見て、地域の風景や駅舎の佇まいを感じ取る豊かな感性と表現力、そして地元の人に向けられた眼差しの優しさを感じたものでした。そこにはローカル線の魅力を考えるうえで、とても大事なものがあるように感じたものでした。

 → ローカル線の魅力を考える1(伊藤桃さん語録から):おらだの会

 → ローカル線の魅力を考える2(伊藤桃さん語録から):おらだの会

 → ローカル線の魅力を考える3(伊藤桃さん語録から):おらだの会

 

 伊藤さんが今年の1月においでになった時の様子がユーチューブで公開されている。そのタイトルは「大人になっても出会える“第2の故郷”」であった。人口減少や地方の衰退に対して、インバウンドや関係人口などが叫ばれているが、動画の中の伊藤さんの次の言葉を大切にしていきたいと思う。そしてこの度のツアーの成功を祈っている。

  あなたに“ふるさと”はありますか。

  誰でも「おかえり」と迎えてくれる場所が、

  ここにはあります。

 → 地元愛で守りつづける木造駅舎、羽前成田駅??誰しもの心の故郷へ…【山形鉄道フラワー長井線】 - YouTube

 

2026.03.31:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

「跨線橋」のはなし その4

  • 「跨線橋」のはなし その4

 2月の三連休に、赤湯駅の跨線橋に上ってみた。赤湯駅の跨線橋からは、ホームの様子がよく見えるのである。列車が来る方向をのぞき込んでいる若者がいる。スマホを眺めている人たちは、自分だけの世界に浸るように、それぞれ別の方角を向いているようだ。スーツをきっちりと着こなしたビジネスマンは、背筋を伸ばして線路に正対している。一緒に旅行に出かけるのであろうか、楽しそうに談笑しているような家族連れがいる。

 

 ホームはまるでミニチュアのドールハウスのようだ。跨線橋というのは様々な景色を見せてくれる演芸館のようである。

2026.02.22:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

 「跨線橋」のはなし その3

  •  「跨線橋」のはなし その3

 さて今泉駅の跨線橋には、その他にも興味深い事がある。今泉駅はフラワー長井線とJR米坂線が交差する駅であるが、異なる路線が起点や終点でなく、それぞれの中間駅で接続しているのである。こうした駅は、県内では他に無いようである。もちろん山形新幹線と奥羽本線を同一路線とみなした場合であるが。

 

 米沢駅も赤湯駅もそれぞれ米坂線、フラワー長井線の始発・終点駅である。奥羽本線と陸羽東・西線が交差する新庄駅も、両線の始発・終点駅となっている。蛇足になるが山形駅は左沢線や仙山線の始発駅のように思われるが、両線の始発・終点駅は正式には北山形駅、羽前千歳駅だという。

 

 今泉駅は宮脇俊三の鉄道小説にも登場し、国鉄時代の看板等が多く残り、また転車台の遺構も残っている。加えて今回は、県内でも珍しい跨線橋を有する駅であることも知ることができた。米屋こうじさんの定点撮影写真をとおして、米坂線と長井線を繋ぐ跨線橋の魅力が広く伝わることを期待し、併せて米坂線の復旧が実現されることを祈りたい。

2026.02.19:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

「跨線橋」のはなし その2

  • 「跨線橋」のはなし その2

 今泉駅の跨線橋の東側を眺めてみると、西側の眺望とは全く雰囲気が違っている。ホームの建屋と点在する住宅が、景観としての魅力を削いでいるようにみえるが、一番の違いは盆地を囲んでいる山並みとの距離感でないかと思われる。

 

 かつて中井精也さんが、フラワー長井線を「里山の風景の中をゆく鉄道の原風景を味わえる貴重な路線」と評していた。また別の写真家が「鉄路と周囲の山並みとの距離が丁度良く、その間を遮るものがないのが良い」と語ってくれたのを思い出す。

 

 悠然とした葉山の山並みに向かって、鉄路が北へと伸びている。その景色を俯瞰しながら眺めることができる。その心地良さが今泉駅跨線橋の魅力のように思われる。もちろん東側の眺望にも面白いものがたくさんあるので、ぜひ探してみて欲しい。

 

 → 第16話 フラワー流“旅”の楽しみ方を (白兎駅):おらだの会

 → 長井線リポート(19)  面白景色の宝石箱 in 今泉:おらだの会

 

 

【おらだの会】写真はMNさん提供(2025年2月撮影)

2026.02.16:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

「跨線橋」のはなし その1

  • 「跨線橋」のはなし その1

 上の写真は2025年2月16日、今泉駅の跨線橋からの写真である。これまで何度か素敵な写真を送ってくれたMNさんの作品である。跨線橋はただの通路でありながら、そこから見える鉄路や周囲の景色に、自分の人生を重ねてしまう不思議な魅力をもった場所のように思える。

 

 階段を上る。一歩ずつ上る。自分を育ててくれた故郷や過去の自分、あるいは平穏な日常を引きずりながら、棄てながら上っていくのである。上り切った後の通路でのひと時。眼下には幾筋かの鉄路が見える。自らの軌跡と重ね合わせながら眺める。その景色は、一瞬だけの「今」なのかもしれない。やがて何処に進むか、決断の時がやって来る。階段を降りるとき、ホームも列車の姿も見えなくなる。この道で良かったのか、との思いが胸をよぎる。立ち止まっては悩み、それでも自分だけのホームへと向かって行くのだ。

 

 米屋こうじさんは、地域おこし協力隊に着任してから、ここを定点撮影場所としている。米屋さんは何故この場所を選んだのだろう。そして写真を提供してくれたMNさんは、何を思ってここを渡ったのだろうか。聞いてみたいものだ。

2026.02.13:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]