4月から10月まで、毎月の除草作業は大変なものであった。立冬を迎え、その時々を彩った草花が、眠りにつこうとしている。そんな中で、ホーム側の花壇には、菊の花が色鮮やかに咲いている。
この寒さの中にあって、多くの草花の最後を飾るその姿には、凛としたものすら感じる。天皇家の紋章となり、人生の最後を飾る場面に多く供えられる意味もここにあるのかもしれない。
どの駅に降りても菊の花ありぬ(右城暮石)。長井線の各駅の秋の様子はどうなっているのだろうか。
もうすぐ10月となり、朝晩の涼しさにホッとする今日この頃。知人から桜の便りが届いて出かけてみた。場所は、白兎駅の駐車場。最近の寒さに眠気を打破されたのでしょうか。
成田駅の十月桜は、まだ咲くような様子は見えません。そして成田駅の桜に比べて、花びらがとても濃いピンクです。十月桜とは種類が違うのでしょうか。
先週まで30度超で今朝は17度。雨のおかげで稲刈りができずに、桜が咲くって変じゃないか。もう少し普通に戻ってくれないか。
昨年の十月桜の開花記事はこちらから
7人展の最後は、おらだの会の会員でもある鈴木亮さん。鈴木さんはA3版で2枚出品してくれました。写真は「タンポポと4連列車」。4月22日の長井線全通100周年を記念して走った4連列車と成田駅に咲きそろった絨毯のようなタンポポが美しい。
翌日のお花見会に向けて、桜に気を取られている時に、タンポポと踊子草の絨毯が広がっていたのですね。私たちが気づかないうちに、駅の周りの植生も変わっていたのかもしれません。写真家の観察眼はさすがだなと思います。
【おらだの会】これで7人展の作品紹介は最後となります。最終日の27日(日)は、午後3時までとなりますのでお間違いのないようおいでください。今回はいろいろ勉強させていただきました。出品いただいた皆さん、本当に有難うございました。