東北南部が梅雨入りした6月23日、羽前成田駅・白兎駅協力会、成田自治会などの皆さんと共に、ホームの西側と花壇の草刈り作業を行いました。この作業は7年前から実施していますが、当初はとても大変な作業でした。 2017年の作業の様子はこちらからどうぞ → ホームの柴刈りに:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp) 2018年の貸切列車はこちらからどうぞ → 成田縁結び列車で?:山形鉄道おらだの会 (samidare.jp)
その日の夕方からは恒例の貸切列車で、フラワー長井線の小さな旅を楽しみました。「成田縁結び列車」も6年前に初めて実施したものですが、故広田泉さんなども参加してくれました。みんなでワイワイ楽しむ2時間半の旅は楽しいものです。
梅雨入りの草刈り作業
あやめ咲きました
「花の長井」は今、白ツツジ祭りなのですが、成田駅前の花壇にはあやめが咲いています。華やかさはないのですが、濃紺の気品のある立ち姿です。
成田駅北にある踏切には、Kさんが育てたあやめの花が咲いていることだろう。加藤弘一さんの写真展のテーマである「花とフラワー長井線」は、多くの人の手によって作られている。
北踏切のあやめの様子はこちらから
成田駅桜情報(9) 春を惜しみて
お花見会が終わり、団体客で賑わう列車を見ることもなくなった。春はもう遠く過ぎてしまった季節のようだ。人々は桜を惜しみながらも、心はすでに次のモノに向かっているようだ。
そんな中、ブログを通しての友人から「成田駅の2本の桜を見に行きたい、まだ咲いているか」とのメールをいただいた。2本の桜とは、関山と鬱金のことである。
全国各地に桜の名所がある中で、成田駅のあの2本の桜が見たいという人がいる。古びた駅舎と共に、心行くまで春の名残を味わって欲しいと思う。世の中は、ああ世の中は、なぜこんなに急いてと流れてく(花咲く旅路)。
【おらだの会】写真は24日に撮影したものです。
成田駅桜情報(8) サクラに集う
4月21日、お花見会を開催。今年は自由にご参加いただけるように、会員の奥さんの手料理などをバイキング方式で味わってもらった。折しも故広田泉さんの3回忌にもあたり、広田さんがつないでくれた縁者の方も大勢おいでいただいた。地元の吉川病院の職員の方も交代で参加してくれた。実に4年振りとなる。
伊藤桃さんの乾杯で一挙に盛りあがり、花見の宴がスタートした。その後2次会、3次会を経て帰りの列車に乗り込むのを見送る時間となった。「みんなに見送られて、一人で列車に乗っていくのはホントに涙が出てくるんです。」と語ってくれた女性がいた。そして最後に残ったのが写真家の米屋こうじさんだった。米屋さんは列車が来るまでの間、一人で駅の窓ガラスを掃除していてくれた。そんな姿を見たのは初めてのことだった。
参加してくれた方々にどのような思い出が残ったのだろうか。泉の桜も十月桜の方を見ながら、ニヤッと笑ってウィンクしているかもしれない。皆さんどうもありがとうございました。また会いましょう。
成田駅桜情報(7) いよいよ関山、鬱金桜の登場です
染井吉野と枝垂桜が散り始め、成田駅の銘木である関山と鬱金桜が咲き始めました。この調子でいくと日曜日のお花見会には見頃になるでしょうか。お花見会には遠方よりおいでになられる方もおります。お天気の具合が気になりますが、花は見頃になりそうでうれしいことです。
そしてもう一つ、うれしいことがあります。それはホーム北側に昨年植樹した「泉の桜(樹種 関山)」に一輪の花がついたことです。「泉の桜」は鉄道写真家 故広田泉さんに感謝して植樹したものです。たくさんの方の思いが込められた若木が、花を付けてくれて安心しました。
さて、成田駅でのお花見会は21日午前11時半から始まります。会費は男性2,000円、女性1,000円です。昔ながらのお花見を楽しんで下さい。なお希望者多数の場合はご参加をお断りする場合もございますのでご容赦下さい。