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『7人展Ⅸ』の4 春を撮る&スマホ撮り鉄

  • 『7人展Ⅸ』の4 春を撮る&スマホ撮り鉄

 今回紹介するのは加藤弘一さん。加藤さんは以前、7人展の一人の松永政和さんから、カメラを構えている姿を撮られていましたが、今回は加藤さんが「撮り鉄を撮る」作品を出品してくれました。

 

 「春を撮る」(右)は、荒砥鉄橋付近の撮影スポットでカメラを構える撮り鉄集団の背中。「スマホで撮り鉄」(左)は、時庭駅付近でスマホを構える人を映した作品です。それぞれの背中に不思議な程に親近感を感じますが、それは加藤さんの気持ちそのものかなとも思います。

 

 他に加藤さんの代名詞ともいえる「花に誘われ」や、玉ボケの手法を生かした「雪ほたる」も出品されています。技術的にも対象テーマについても、加藤さんの進化する姿が伺えるようです。

2025.07.24:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『7人展Ⅸ』の3 希望の朝&セーラの待合室

  • 『7人展Ⅸ』の3 希望の朝&セーラの待合室

 鈴木亮さんの作品です。左の「希望の朝」は玉ボケの手法を使った作品で、パステル画のような色彩が素敵です。列車のライトが希望への道を照らしてくれているようです。

 

 左の「セーラと木造駅舎」は、2020年当時、長井市の国際交流員だったセーラさんをモデルに撮影されたものです。セーラさんの表情が何とも言えず柔和で、まるでセーラさんのご自宅にお邪魔しているような気になります。これも、待合室に置かれた囲炉裏の舞台効果なのでしょうか。駅を訪れる方々が、囲炉裏のある待合室を懐かしんで行かれるのもその現れでしょうか。

 

2025.07.22:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『7人展Ⅸ』の2 お花見&前夜祭

  • 『7人展Ⅸ』の2 お花見&前夜祭

 次に紹介するのは金田常男さんの作品です。金田さんは、おらだの会の会長さんですが、会の事業を全てスマホで撮影してくれています。今回は、「駅でみんなが楽しく集っている写真を出品して欲しい。」とお願いしたものです。

 

 左の「お花見会で再会」は、昨年のお花見の様子。駅舎が縁で繋がった懐かしい顔々が、桜の樹の下に集います。そこにはみんなの田舎、懐かしい村の姿があります。右の「前夜祭も楽しいもんだ」は、昨年の長井線祭りの前夜祭を行った時の様子です。米屋こうじさんの漫談(?!)に、待合室が笑いの渦に包まれます。新しい仲間、新しい絆が生まれます。

 

 端的に言うと単なる酒飲みの写真(笑)ですが、「旅と鉄道」のライターさんが語ってくれた「駅や鉄道には、旅の一コマと日常の暮らしの風景がある。」との言葉が浮かんできます。鉄道アイドル・伊藤桃さんがおいでになった昨年のお花見の様子、そして伊藤桃さんの思いが語られるユーチューブはこちらからご覧いただけます。

 → 伊藤桃さんの「旅物語」:おらだの会

 

2025.07.20:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『7人展Ⅸ』の1 帰宅時間&負けるな

  • 『7人展Ⅸ』の1 帰宅時間&負けるな
 「旅と鉄道」のライターさんが、「駅や鉄道には人が映っているのがいい。」と話してくれましたが、今回は今までになく人物が登場している作品が多いようです。順次紹介していきますが、映り込みもあって作品の素晴らしさを十分にお伝え出来ません。ぜひ、会場にて本物をご覧になってみてください。

 最初は遠藤博さんの「帰宅時間」(左)と「負けるな!」(右)。「帰宅時間」は、四季の郷駅に降りて、家路へと向かう人が映っています。四季の郷駅のイルミネーションを見たことのある方には、幻想的なイルミネーションのトンネルが甦るのではないでしょうか。

 「負けるな!」は、羽前成田駅から白兎駅の区間で、フラワー号と競走大会をした際の写真。必死になって走っている人とそれを応援する人。そんな沿道の人たちを見て走るフラワー号が笑っているようです。
2025.07.18:orada3:コメント(0):[イベント情報]

「旅と鉄道」の取材を受けました

  • 「旅と鉄道」の取材を受けました

 成田駅に「旅と鉄道(イカロス出版)」の編集者とライターの方がおいでになりました。おらだの会の設立経過や活動内容などを取材していかれました。同誌の2024年10月号「特集・木造駅舎紀行」では、羽前成田駅が紹介されました。写真と文章で木造駅舎の魅力を様々な視点から解き明かしてくれた記事は、とても興味深く、参考になるものでした。
 → 木造駅舎の魅力 (「旅と鉄道~木造駅舎紀行」から):おらだの会

 今回はフラワー長井線の風景などの他に食べ物や旅館なども含めて、トータルな旅の魅力を紹介する内容になるようです。ライターの方は「居酒屋放浪記」の吉田類さんに似ていて親しみを感じたので、ほろ酔いの力を借りて駅や鉄道の魅力について質問しました。ライターさんは「駅舎や鉄道には、旅の一コマとともに日常の暮らしの風景がある。この二つが交錯する場所が駅であり、鉄道であり、そこに優しくて温かい人の存在を感じる、それが魅力かな。だから駅や鉄道の写真には、人が映っていて欲しい。」と語ってくれました。

 振り返るとフラワー長井線の魅力を表現したいと考えて、「長井線ポスター紀行」「長井線乗車リポート」「長井線読切りエッセー」などの記事を投稿したものです。今回おいでになられたお二人には、山形鉄道の魅力、旅の楽しみ方を、胸がいっぱいになる程に表現して欲しいと思います。来たる8月20日発売の「旅と鉄道(10月号)」を片手に、車窓を眺め駅舎に降りる旅人の姿を見たいものです。
 → 長井線ポスター紀行:おらだの会   
 → 長井線乗車リポート:おらだの会
 → 長井線読切りエッセー:おらだの会

 

2025.07.16:orada3:コメント(0):[イベント情報]