4月2日、いよいよ新年度がスタートしました。おらだの会でも雪囲いの撤去とホームや花壇の杉っ葉等の除去作業、そして桜銘板の設置作業を行いました。花壇に飛んできた杉っ葉を取り除くのは結構大変です。会員がみっちり1時間かかりました。
桜の開花状況ですが、染井吉野はピンクがかってきて一部咲き始めています。十月桜は満開で、例年になく存在感を発揮しています。その他の品種はまだ蕾です。駅周辺には啓翁桜の圃場もあって、一斉に咲き始めるような気配です。
4月22日の長井線全線開業100周年に向けて、長井線の全駅に記念の幟(のぼり)旗が掲揚されている。旗は2種類あって、写真の渋い感じの色合いのものと明るいものがある。さて1か月後にはどんなイベントが準備されているのだろうか、楽しみにしたいものです。
それにしてもその1年前の4月23日に左沢線が全線開通し、4月22日に長井線が荒砥まで開通している。当時の人たちにとっては、「次は左荒線だ!」と盛り上がったことでしょう。おらだの会のブログで、長井線の建設に係る歴史をまとめていましたが、この機会に改めて長井線の建設にかけた先人の思いを確認してみたいものです。
3月11日、この日が来ると『ここから始まる』と題する広田泉さんの写真集を思い出します。鉄道写真家・広田さんとの出会いは、震災の年の秋に羽前成田駅で行われた「元気が出る写真展」でした。その後、3駅合同写真展や夜の撮り鉄ツアーなどを企画し、山形鉄道を応援してくれました。
昨年の羽前成田駅開業100周年を一緒に祝ってもらえることを楽しみにしていましたが、東北の桜を見ることなく旅立たれました。フラワー長井線全線開通100周年にあたる今年、広田さんへの感謝の気持ちを込めて123の会の皆さんと共に写真展を開催します。展示するのは2021年1月にパリの個展で展示された作品が中心となります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
→ (38)元気が出る写真展~広田泉氏との出会い:おらだの会 (samidare.jp)
おらだの会宛に、年賀状をいただきました。兎年にちなんででしょうか、白兎駅でバニーガール風の女性がホームからの景色を楽しんでいるようです。「長井市にはまだ興味をそそられる地がたくさんあります。また探検しに行きます」とのメッセージが添えられています。
おらだの会宛に年賀状をいただくのは初めてのことです。ましてや駅ノートの紹介が“縁”となったこともとても嬉しいことです。イラストの女性を見て作者がわかった方もいるかもしれませんが、近いうちに改めてご紹介しますので楽しみにしてください。
○○さん、そして駅ノート作家の皆さん、今年もよろしくお願いします。