『時季を刻む鉄道景』の作品紹介第4弾は、「感謝を込めて」。これは成田駅のホームに飾られていた風鈴を見て、2021年9月5日に投稿されたものです。風鈴には「山形鉄道の皆さん がんばってください」と手書していました。この記事を見て、私たちの活動を優しく見守ってくれる人がいることを感じたものでした。この記事は、おらだの会と蛭川さんとの交流のきっかけになったものです。
「感謝を込めて」とのタイトルに、先の7人展の結びの言葉を思い出した。「『応援する』ということは、『感謝する心』から生まれるものかもしれない。この企画展の結びに伝えたい。山形鉄道の皆さん、ありがとう! 頑張れ! 山鉄!」と。
感謝を込めて
ホームの軒先に下げられた風鈴。
風が時折、短冊を揺らす。
古い駅舎ではあるけれど、
地元の人々によって、
いつ訪れても手入れが行き届いている。
そして、
それは駅舎を大切にすることだけでなく、
ここで山形鉄道で働く人々にも
同じ想いが向けられていた。