山形の地酒|米鶴酒造

山形の地酒|米鶴酒造
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去る5月30日に、米鶴酒造では第11回目となる田植え祭りを開催いたしました。

田植え祭り前の一週間はあいにくの天気が続きましたが、当日は晴天に恵まれ、絶好の田植え日和となりました。

さて、ここで当日撮影しました写真を交えて、田植え祭りの様子を振り返りたいと思います。

当日は見事な青空が広がりました。午前9時の受付開始と共に、多くのお客様にお出で頂きました。


午前10時から安久津八幡神社宮司による祈祷が始まり、田植えの安全、豊作を願いました。


続いて、居合道による奉納演武が行われました。
演武を行ったのは、当社総務の中川です。


真剣を使った演武に、場の空気もピンと張りつめていたようでした。


居合演武に続いて、稚児による田植え舞が披露されました。


新緑に赤い稚児衣装がよく映え、鮮やかなコントラストが印象的でした。


田植え舞の最後には、舞によって祈願した餅が撒かれ、参加者の方がキャッチしようと手を伸ばされていました。


田植えを前に、醸造課の志賀から今回植えていただく苗、幻の名品種「亀の尾」の説明と、植え方のポイントやコツなどのアドバイス。


アドバイスを聞いたら、いよいよ田んぼに入ります。田んぼには裸足で入り、素足で泥を踏む感覚を体感していただきました。


係員が示すラインを目印に、合図の太鼓に合わせて植えていきます。


田んぼの両端から同時に植えていき、最後は真ん中ではち合わせる予定で進みます。


子ども達の、元気いっぱいの笑顔がまぶしい!思わずこちらも笑みがこぼれます。


大人の方も、田植えの経験がある・なしに関係なく楽しまれていたようです。


約1時間かけて、無事田植えは終了!


皆さん、本当にお疲れ様です。


ここで、田植えに使ったものと同じ苗を使っての「バケツ栽培」の説明も行われました。


秋の収穫祭では、バケツ栽培の出来栄えを競うコンテストを開催し、優秀な栽培者には表彰状と賞品が進呈されます。
今年の最優秀者は誰になるのでしょうか?今から楽しみです。


田んぼの泥を綺麗に洗い流したら、米鶴のイベント恒例「なおらい」が始まります!


「乾杯!」の音頭を皮切りに、それぞれのテーブルから笑い声が聞こえてきます。


一仕事終えた後のご飯は、一段と美味しいですよね!お酒も、いつもより早いペースで進んでしまったり…


盛り上がりが最高潮になるころ、これまた恒例のジャンケン大会の時間がやってきました。


勝てれば賞品をゲットできるチャンスとあって、皆さん真剣そのもの。ゲットされた方、おめでとうございます!


「なおらい」は、蔵元らしく『吟醸酒締め』でお開きに。


今回田植えされた稲「亀の尾」は、10月の収穫祭で刈り取られて、来年2月の仕込み体験を経て新酒となります。
気が早いようですが、今から収穫が待ち遠しく感じます。
逞しく育ってくれることを願って、田植え体験の報告とさせていただきます。


↓まほろばの酒蔵 米鶴酒造のホームページははこちら↓
米鶴酒造株式会社 公式ホームページ【別ウィンドウが開きます】


災害時の出動や消防事業などの団活動に協力しております。

独立行政法人 酒類総合研究所が主宰する「平成22年 全国新酒鑑評会」の結果が5月21日に発表され、米鶴は金賞を頂きました。

当社は今年で3年連続、通算で28回目の金賞受賞となります。

この場を借りて、日頃の皆様のご愛顧に深く感謝申し上げます。

■当社杜氏よりご挨拶
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おかげさまで今年も全国新酒鑑評会で金賞を受賞することができました。

ご愛顧いただいております皆様に厚く御礼申し上げます。



3年連続で受賞することができ、ほっとしています。

自分なりにこの3年間で一番出来がいいと思っていたので本当にうれしく思っています。

山形県工業技術センターの小関先生から、「出来のいいときの米鶴は危ないから注意しないと」と釘をさされていたので、出品するまで集中力を切らさずにやりました。




今年は出品用の大吟醸を総米600Kg仕込みで3本仕込みましたが、うち2本の出来が双璧でどちらを出品するのかで最後まで悩みました。

どちらの酒も上立ちの香りが高く、口中でも香りが広がりなめらかで、後味もきれいに引いていき、香味の調和がとれています。

少し渋味がありますが審査まで1ヶ月あるので、これくらいなら大丈夫じゃないかと思いました。

しかし、例年この渋味で米鶴は苦戦しているんです。



米鶴の酒はグルコース(ブドウ糖)が全国平均を下回っているので、他社に比べ渋味の指摘が多いのです。

甘味が渋味を抑える役割りを果たすと思ってください。

3月19日の山形県新酒鑑評会、26日の山形県研醸会全国出品検討会、29日の工業技術センターでの最終きき酒を経て絞り込みを行いました。

3月30日に500ml詰めで10本を東広島の酒類総合研究所に送り出し、あとは発表を待つだけとなります。



予審が4月21.22.23日で、決審が5月11.12日でした。

決審に行かれた小関先生の情報で仙台局出品酒のなんと74%が決審に残っているとのことでした。

目安として出品酒の50%が決審に残り、全体の25%が金賞になるので、74%という数字は驚異的です。

それだけ仙台局のレベルが群を抜いていると言うことになります。

発表の21日が近づくにつれ「入ったか、落ちたか」の自問自答の繰り返しになり、あまり体に良くない日々が数日続きます。

決審があった5月12日は風が強くて、醸造庫の入り口の杉玉が落ちてしまい嫌な予感がしたのですが、酒の代わりを杉玉がしてくれたようです。



金賞受賞は「和醸良酒」の賜物です。

これからもチームワークを大切に良酒造りに励んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

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なお、今年の金賞受賞酒である「米鶴 大吟醸 巨匠」が、6月7日に発売開始となりました。

厳しい審査を潜り抜けた受賞酒を、ぜひご賞味下さい。

↓全国新酒鑑評会についての詳細はこちら↓
H22年 全国新酒鑑評会 入賞酒目録【別ウィンドウが開きます】

↓まほろばの酒蔵 米鶴酒造のホームページははこちら↓
米鶴酒造株式会社 公式ホームページ【別ウィンドウが開きます】

4月15日から5月5日まで、南陽市の赤湯温泉で催された赤湯温泉桜まつりに協賛しました。



米鶴酒造では(社)米沢法人会社会貢献事業
第14回クリーン&グリーン作戦に協力しております。







南陽ライオンズクラブ主催 第20会南陽市民チャリティゴルフ大会へ協賛しております。