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何を意識して書けばいい?職務経歴書の書き方とポイント解説

  • 何を意識して書けばいい?職務経歴書の書き方とポイント解説

転職活動において必須となるのが「職務経歴書」。
履歴書とは比べ物にならないくらい、書類選考時の大きな判断資料となります。


そのため、「職務経歴書の書き方」はネットで検索すればたくさんの情報が出回っていて、「こうすれば選考通過する」というようなテクニックもたくさん書かれていることがわかります。
それだけ、転職活動を進めている皆さんの多くが「これで良いのかな?」と悩んでいらっしゃるということなのでしょう。

 

様々な方の職務経歴書を拝見していますが、うまく書けていないなと思う職務経歴書には、2つの傾向があります。

(1)よりよく見えるように、必要以上に内容を盛って書いてしまう。

(2)せっかくの貴重な経験も、あっさりと一文で終わってしまっている。

(1)は、どちらかといえば自分の経験に自信が無い人、経験の浅い人に見られ、(2)は経験豊富なベテランの技術者などに多いような印象です。

盛って書いてしまうというのは、わかりやすい例では、

・新入社員や若手の面倒を見ていたことを「マネジメント」と記載
・他部署のお手伝い程度の協力を「兼務」と記載
・ミーティング議事進行の業務を「部門取りまとめ」と記載

というようなことです。

盛って書いてしまうデメリットとしては、書類選考通過した後の面接での評価が厳しくなってしまったり、仮にうまく入社した後も、実力以上に高い期待値に応えなければならないということがあります。
また、逆にあまりに内容が薄いものであれば、そもそも書類選考が通過しにくくなるなどの問題があります。

盛りすぎず、あっさりしすぎず、というと抽象的で難しいのですが、
本質的に大切なポイントは1つだということを理解しておく必要があります。

それは「相手が誰かを意識する」ということです。


職務経歴書を読む相手は、応募先企業の採用担当者、部門責任者、社長など、企業によって様々ですが、大きく考えると、同業か異業種か × 同職種か異職種か で分けられます。
この掛け合わせで、書く分量や内容をある程度想定することができます。

(1)同業ー同職種の場合
これは一番書きやすいパターンです。相手も自分の仕事について理解しているので、それほど難しくはありません。
盛り過ぎるよりは、淡々と事実を記載した方が良いでしょう。

(2)同業ー異職種の場合
同じ業種で、異職種に応募する場合のポイントは、異職種の目線から自分の業務をアピールする必要があります。
例えば、営業職から製造職へのキャリアチェンジを希望するのであれば、営業成績だけを記載するのではなく、品質管理・品質保証分野での製造現場との連携や、業務効率化改善の施策提案の経験など、営業成績とは異なる視点で自身の経験や実績をアピールすることも必要になります。

(3)異業種ー同職種の場合
異業種から転職する場合は、職種が同じであっても、業務内容や知識・スキルセットが異なることがあるため、自分の経験やスキルを相手が理解しやすいように説明することが必要です。
取り扱う製品や取引額などの数字を記載する際にも、業界内での順位や社内での相対評価など、相手がイメージしやすいように比較対象を記載するなどのコツが必要になります。

(4)異業種ー異職種の場合
異業種かつ異職種に応募する場合は、まず自分の経験やスキルを応募先企業で必要とされる業務にどう活かせそうか、その可能性を感じさせられるように作成することがポイントになります。
また、業界用語などは極力少なくし、一般的な名称や表現に置き換えておくと誤解が少なくて良いでしょう。

 

いずれの場合においても、相手に事実を伝えるためには、具体的な数字や実績を交えて書くことが重要です。また、自分がどのように問題を解決し、成果を出してきたのかというプロセスも伝えられると、より有効な職務経歴書になるでしょう。

 

とはいえ、なかなか難しいのが実情です。
当社では、書き方についてサポートさせていただくのはもちろんですが、それだけにとどまらず、職務経歴書に書ききれないマッチングのポイントや、当社が推薦する理由などを、企業担当者や社長に口頭や文章で直接お伝えする紹介活動を行っています。

そのために私達が大切にしているのが「面談」です。


当社の面談は、スキルや経験の確認だけではなく、「職務経歴書」に書ききれないエピソードやお人柄など、「+α」となる素材を集めるために、じっくりと時間をかけてお話をお聞きします。

転職面談は、夜間や休日などでも、できる限りあなたのご都合に合わせて調整しています。
お話できることを、コンサルタント一同心よりお待ちしています!

(文責:国家資格キャリアコンサルタント 佐藤大輔)

2023.05.11:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

転職のこと、あなたは誰に「相談」しますか?

  • 転職のこと、あなたは誰に「相談」しますか?

「このまま今の職場にいても、明るい未来が描けません」
「職場の人間関係に疲れました」
「給与が低すぎる」
「もっと違う仕事・企業にチャレンジしてみたい」
「プライベートの充実のために働き方を変えたい」

 

普段転職相談をお受けするなかで、「転職したい気持ち」や「退職を決めた理由」にさまざま出会います。
私はそれらを傾聴し一つひとつを受け止めながら、状況をともに整理したり、気持ちを吐き出してもらったり、県内企業の雇用環境や転職事情をお伝えしたりしています。
そして、「転職する・しない」も含めてこれからどうするかを、ご相談者が自分で決め、選びとれるようサポートしています。

そんななか、ときどき、こんな声もいただきます。

「学生時代の友人は仕事楽しいって笑ってて。ただただ羨ましかったし、友人には相談できなかった」
「夫に相談したのですが『好きにしたらいい』としか言われなくて」
「親に転職のこと相談したんですけど、『辞めるなんて何言ってるの』って言われて、うまく伝わらなくて」

 

相談しよう、と思ってもできなかったり。
相談した、としてもモヤモヤが残るものだったり。

 

実は「相談する」ということは、なかなかにハードルが高く感じるものなんですよね。
「こんなこと、人に話していいのかな」「できない自分や、愚痴ばかりの自分を人に話すなんて」
こんな気持ちが胸に去来するのかもしれません。
そして勇気を出して相談したとしても、
「いまいち伝わらない。分かってもらえない。適当に答えを押し付けられる。話をしっかり聞いてもらえない。」となるかもしれない。


転職について運よく?話を聞いてもらえたとしても、相手が「山形の転職事情を知らない。企業情報を知らない。キラキラした良いことしか言われず、現実の部分を知らない。逆にマイナスなことしか言われず、プラスなことを一切言わない」方だったりすると、消化不良感はきっと残ってしまうと思います。

 

では、一体誰に転職相談すればいいのか?
"餅は餅屋”と言いますが、やはり”プロ”にお願いするのがいいのだろうな、というのが私の気持ちです。

歯が痛くなったら歯医者に行くし、髪が切りたくなったら美容室へ行く。
歯科医も、美容師も、"プロ”なので安心してお任せします。


転職相談だって同様。
山形で転職のことが頭に浮かんだら、
ぜひ山形の転職専門の、私たちジンジャーズを利用してほしいと心から思っています。

 

ジンジャーズへのご相談は【完全無料】。
ご相談は事務所での対面のほか、電話・オンラインでもお受けしています。
相談(面談)日程は担当コンサルタントと直接メールでやり取りして決めていきます。
 

多くのお問い合わせをお待ちしております!


 

(文:国家資格キャリアコンサルタント 澤村千明)

2023.04.27:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

【転職体験記/番外編】見守るという転職支援 山形転職のリファー先

  • 【転職体験記/番外編】見守るという転職支援 山形転職のリファー先

ジンジャーズ  佐藤大輔 様

ご無沙汰しています。昨年5月に面談していただきましたSです。
このたび、****での就職が決まりました。

佐藤さんとお話してから、これまでの生き方、これからの生き方について考えることができました。
自分なりに転職活動をして、数社目の内定でしたのでとても嬉しいです。

入社までしっかり勉強し直して準備したいと思います。
見守ってくださり、ありがとうございました。

S


先月いただいた転職ご報告のメールです。

この方は、当社にご相談にいらっしゃったものの、直接企業のご紹介はできず、ご自身で切り開かれた方です。

ご相談にいらっしゃった後、直接企業のご紹介に至らなくても、「自分で転職できました」というご報告も日々いただいておりますが、「見守ってくださり、ありがとうございました」というメールは初めていただきました。

そんな風に受け取っていただけて、とてもありがたいなぁと思いました。
 


(霞城セントラルから見た山形市内:みんな楽しく仕事しったかな?と気になります。)

 

弊社では年間数百人の方にご登録いただき、出来るだけすべての方と直接面談をするようにしております。

ですが、お話をうかがって、転職をお引き留めする場合も少なくないですし、企業の希望と、ご登録者の希望が擦り合わずご紹介に至らないことも多いのが実情です。

また厚生労働省の認可に基づいた事業なので、特定の職種(例えば、港湾作業員や土木作業員など)はご紹介できない職種として規定されているので、そういった職種を希望される方はご紹介できないという事情もあります。


もちろん、よりたくさんの方のお力になりたいと考えておりますが、私たちの専門外のことや、支援が難しい場合もありますことから、リファー先として以下のような機関などをご案内しております。

リファーとは、問題解決のために、自分より適切だと思う専門機関を紹介することです。

通常のハローワークや他の転職エージェント以外の相談先を知らなかった、という方も多いようですので、ご案内いたします。

若者就職支援センター https://www.yamagatajob.com/

45歳未満の就職したい人や転職したい人、仕事で悩んでいる人を対象に様々なサポートを行っています。短期離職(1年程度の転職)が多くなってしまっている方などにご案内しています。臨床心理士による専門的な心のカウンセリングも行っていますので、心の悩みなどの相談もこちらで対応できます。

やまがた地域若者サポートステーション https://yamasapo.net/

厚生労働省「地域若者サポートステーション事業」の認定を受けて15~49歳の通学も仕事をしていない若者の就労にむけての支援をしています(村山、最上地域対象)。カウンセリングの他、勤労体験などのプログラムも行っています。当社では、就業経験が無い方、離職期間が長期に渡っている方などにご案内しています。

マザーズジョブサポート http://m-job.yamagata.jp/

「子育てしながら働きたい」というお母さん世代を対象としたサポートを行っています。パソコン講座や、職業理解セミナーなども行っていらっしゃるので、特に、就業経験が短いうちにお母さんになられた若い世代の方を中心にご案内しています。

チャレンジドジャパン山形センター https://ch-j.jp/yamagata/

精神障害・身体障害・知的障害・高次脳機能障害など、専門的な知見を必要とする就業支援が必要とされる方にご案内しています。

 

私たちは、山形でイキイキと健やかに働くことができる人がたくさん増えることを目的に活動しています。

面談を通して、「そういう見方があるんですね」「その情報は初めて知りました」などというお声もたくさんいただいており、その度に、ご相談に来ていただけて良かったなと思います。

私たちは「ご相談者にとって最も良いことは何か」を常に考えて進めています。

ご注意:山形転職は、上記施設との直接の連携機関ではございませんので、利用のお申し込みやお問い合わせは、リンク先の各機関・団体に直接お問い合わせください。

(追記 2020.03.11公開 2021.0630加筆更新 2023.0403山形地域サポートネット運営団体変更により記事修正 )

2023.04.03:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【転職体験記/番外編】 ~初めてのご相談~「お気軽にご相談ください」って言われても不安ですよね。

  • 【転職体験記/番外編】 ~初めてのご相談~「お気軽にご相談ください」って言われても不安ですよね。

いくら「お気軽にご相談ください」「無料です」と言われても、

いきなり経歴について聞かれたりするのかな?
考えがまとまってなくても大丈夫かな?
本当に何の準備はいらないの?

など、ご不安に思う方もいらっしゃるかと思います。


最初は何を聞かれるか、どんな流れで話が進むのか、もちろんご登録時の入力内容やお会いした時の表情などをご相談にいらっしゃる方お一人お一人によって違うものではありますが、大まかな概要をご紹介します。

 

・所用時間は30分から1時間程度

初回のご面談は、ご来社いただいての直接面談、オンライン面談、電話面談の3つから選べます
いずれも30分~1時間程度の所要時間になりますが、ご相談内容によっては1時間半くらいまで伸びるケースもありますので、余裕のある日程で調整いただくと良いでしょう。
次のご予定が決まっていらっしゃる場合は、最初にお伝えいただけると大変助かります。

 

面談が始まってすぐにご経験や条件についてお話しするのではありません。
最初にお聞きする質問は主に2つです


(1)転職エージェントは使ったことありますか?
当社の利用が初めての転職エージェント経験であれば、転職エージェントの仕組みや、利用するメリットデメリットなどをお話します。
すでに他社エージェントさんに相談したことがある方には、他社との違いをご説明したり、他社エージェントを利用した際の感想などをお聞きします。
お聞きした感想をもとにして、よりご本人の希望に添えるようなカウンセリングや転職支援を行うように心がけます。


(2)今日お話したいことは何ですか?
初めてのご利用の方には、いきなり経歴を細かく聞くのではなく、ご本人のお気持ちや状況、聞きたいことがあるかどうかについてお話しさせていただきます。

「転職しようか迷っている」という方には・・・
転職を考え始めた時期や、何かきっかけになった出来事などをお聞きします。

「具体的に転職を進めたい」という方には・・・
希望の条件なども聞きながら、これまでのご経験内容などお聞きします。

その他、仕事に関することや職場環境に関すること、キャリアに関することなど、ご本人がお話ししたいことをテーマに面談を進めていきます。

 

そうしてお話しを聞いているうちに、具体的な求人のご紹介は後日になるケースは多いです。
私たちコンサルタントも、ヒアリングしたご心境やご状況をベースに、よりマッチする求人を改めて探すようにしています。

 

Q1.じゃあ、求人情報はいつ紹介してもらえるの?

あらかじめ詳しいご経験内容をご入力いただいた場合や、面談前にデータにて履歴書や職務経歴書をお送りいただけた場合、あらかじめ可能性のありそうな企業や求人をピックアップしておくこともあります。
ただ、具体的な求人のご案内は、面談時にいろいろとお話しをお聞きしたあと、当社コンサルタント全員でヒアリング内容を検討した上でご提案するケースが多いです。

 

Q2.求人を紹介されたら応募しなければならないの?

ご検討いただいて、応募しない、ということもあります。
他のエージェントさんに「とにかくいっぱい応募しないとダメです」と言われて困ってしまった、というお話もよく聞きます。
闇雲に応募しても逆に可能性を狭めることになることもありますので、きちんと吟味して、応募に迷うようであれば、担当のコンサルタントと一緒に不安な点や懸念点を改めて整理した上で進めます。

 

あくまで一例ですので、事前のご登録内容や担当コンサルタントによって聞き方や進め方が変わる場合があります。

山形転職のジンジャーズのコンサルタントは、キャリアコンサルタント有資格者か、もしくは同等の各種認定講習を全員が受けているキャリアカウンセリングの専門家です。

ご相談にいらっしゃった方がまずは「相談してよかった」と思っていただけるような初回面談になるように心がけていますので、どうか安心してご相談くださいね。

 

(文責:国家資格キャリアコンサルタント ジンジャーズ取締役 佐藤大輔)

2023.03.15:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

すぐにできる!?面接で緊張してしまう人が、誰でもできるたった一つの解消テクニック

  • すぐにできる!?面接で緊張してしまう人が、誰でもできるたった一つの解消テクニック

私たちジンジャーズが「面接の同席をする」というと、たいてい驚かれますが、求職者・企業双方から概ね好評をいただいています。

なぜ同席するのか。
それはできる限り特殊な状況を避けて、普段のパフォーマンス(コミュニケーション)をお互いに理解して欲しいから。
お互いに緊張している状態のままでは、入社後の様子がイメージしにくいと考えているからです。
求職者も企業も知っている私たちが同席することで、双方の緊張をかなりほぐすことができます。

とはいえ、全ての面接において私たちが同席できるとは限りません。

私たちからのご紹介先でなければ同席はできませんし、企業が同席を望まない場合や、私たちのすでに決まっている予定と面接のスケジュールが合わないといったこともあります。

どうしても緊張する、不安がある、そんな時に、たった一つだけお伝えする緊張解消テクニックがあります。

それは・・・

「緊張しています」と企業に最初に伝えること

です。

え、そんなこと?と思われるかもしれませんが、緊張してしまって上手くいかない方の多くが、「面接では緊張してはいけない」「緊張したらダメだ、リラックスしなければ」と思ってしまっています。

緊張してはいけない、リラックスしなければ、と思えば思うほど、緊張が高まり、手に汗をかき、受け答えがしどろもどろに・・・という悪循環に陥ってしまうのです。

心理学的にも「緊張状態の自分を受容する」ことで、緊張が和らぐということも言われています。

また、「緊張しています」を伝えることは、企業に対してもプラス効果になることも多いのです。

理由としては、以下のようなことが考えられます。

●素直で正直な人柄であるという印象を与えられる
●実は面接官も緊張しているケースも多く、お互いにリラックスできる
●経験豊富な面接官であれば、緊張を和らげて、本来のパフォーマンスを引き出そうという働きかけがしやすくなる

もし「緊張しています」と伝えたことで、更に緊張を高めるようなアプローチをかけてきたり、あえてプレッシャーをかけてくるような場合は、その職場では本来の成果を上げることが難しく職場に馴染めない可能性が高いと考えますので、辞退することも選択肢の一つとして考えるべきかと思います。

面接は、企業と個人の相互理解を深める場です。

緊張してしまう方、面接が苦手だという言う方は、ぜひ挨拶代わりに、「とても緊張していますが、よろしくお願いします」と伝えて、本来の自分の様子を見てもらえるようにしましょう。



(文:国家資格キャリアコンサルタント ジンジャーズ取締役 佐藤大輔)
2023.02.14:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]