2024年、また新たな年を迎えました。
1年経つということは、私も歳を取り、あなたも歳を取る。
「歳を取る」ということは、経験値が増え、成長するということでもある一方で
年齢が上がれば上がるほど「衰え」てくる部分もあり、不安になることもありますね。
転職市場においては、昔から「35歳限界説」といって、35歳を過ぎると転職可能性が無くなってしまうような話をよく聞きます。
実際のところはどうなのか。当社にご相談にいらっしゃる方の中にも「35歳を過ぎると転職が難しくなると聞いて不安になっています」と言う方は少なくありません。
そこで、2023年までに転職活動を進められて、実際に内定が出た方の当時の年齢について調べてみました(n=60)。
当社では35歳までに転職が実現した方は、36歳以上の方が全体の60%を占める結果となっていました。
46歳以上でも26%、56歳以上(役職定年などの年齢)であっても転職が叶えられる方が一定数いらっしゃいました。
確かに求人票などに長期勤続によるキャリア形成」などの理由で、求人への応募を35歳以下に限っている案件もありますが、よく企業に状況を聞くと「本当は40代でも構わない」とおっしゃっていただくケースは少なくありません。
また、年齢とともに気になるのが「転職回数(経験社数)」です。
転職回数が多くなると書類選考に通過しにくくなる傾向は、確かにあります。
「当社に入社してもまた辞めてしまうのでは・・・」という企業側の懸念からです。
とはいえ、最近では転職も一般的になっていますので、複数の企業を経験するのはもはや当たり前となりつつあります。
当社をご利用されて転職を叶えられた方は、平均して「2.6社(転職回数では1回~2回)」というデータになりました。
5社以上経験されている方でも転職が叶っている実績もあることから、転職回数についても一概に何か上限があるということではなく、転職の背景や個々の事情による、というのが実態と言えます。
当社がお取引している多くの企業の経営層や人事担当にお話を聞く限り、採用においては「年齢」「転職回数」だけではなく、経験値や知識、自社の社風へ合うかどうかなど、そういった観点がより重視される傾向が強くなっています。
歳をとったから守りに入るのではなく、新たな可能性を切り開き続けていく意欲を持って過ごしていきたいものですね。
まずは相談してみる、そんな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
お気軽にお申し込みいただければ幸いです。
お会いできますことをコンサルタント一同楽しみにしております。
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