こんにちは、佐藤大輔です。
私は、ジンジャーズに至るまで、2回職場を変えていますが、いずれも、ある晴れた日に、突然天から「転職しなさぁい」という声が聞こえたことがきっかけでした。
・・・嘘です。
しかし、何かふとしたきっかけがあって「転職しようかな」と思うのは、皆さん一緒だと思います。
私の場合は、東京で就職していて、30歳を超えてそろそろ親や家やお墓などが気になって考えた結果、「Uターン」を選びました。そういう意味では、「ご先祖様の思し召し」かもしれないなぁと思ったり思わなかったり。。。
実際のところ、転職エージェントである私たちジンジャーズを利用して転職を試みる方は、どんな理由で転職活動を始めたのか、調べてみました。
唐突ですが・・・
YOUはどうして転職を?!(言ってみたかった)
以下は、私たちジンジャーズにご登録いただいて転職活動された直近50名の方のデータです。(2019年9月末時点)
・「UIターン転職」=県外での就業から、県内での就業に変えることを目的にした転職。
・「キャリアチェンジ」=職種を転換することを目的にした転職。
・「キャリアアップ」=同業または同職種での転職。
・「労働環境の改善」=給与や休日の待遇改善や、人間関係改善を目的とした転職。
「キャリアアップ」と「労働環境の改善」は一緒では?と思われるかもしれませんが、前者は「転職しなくてもいいんだけれどもっと良い条件や業務内容の会社とご縁があれば」という意識なのに対し、後者は「今の職場を変えたい」という意識が強くという違いがあります。
同様に「キャリアチェンジ」と「労働環境の改善」については、前者は「この仕事はもうやめたい」例えば、机に座ってじっとしているより外で人と話をしたいので、事務職から営業へ転換したい、営業は疲れたから他の職種を探したい、などという場合を入れています。一方後者は、職種にはこだわらずとにかく外の会社に、という意識の違いがあります。
それぞれを強いて分けるなら、キャリアアップはポジティブな転職理由、キャリアチェンジ・労働環境の改善はネガティブな転職理由と言えます。
そういった分け方でグラフを見ると、半分以上の方が、「会社辞めったいなぁ」「この仕事やんだなぁ」というネガティブなきっかけから転職を果たしているんですね。
ポジティブな転職理由じゃないと転職できない、わけじゃない。
転職サイトなどの情報を見ていると、『転職理由はポジティブ(前向き)な内容で伝えましょう』などと書いてあるところも多いですが、実際のところ、ポジティブに転職する方ばかりではないのが実態です。
Uターン転職だって、積極的に帰ってきたい方もいれば、止むを得ず帰らざるを得ないという人もいるので、一概には言えません。
ポジティブな理由じゃないと転職できないのではなく、『現状を踏まえて将来どうしたいかを伝えられるかどうか』が結果を左右します。
私たちの転職支援にご登録いただいて面談させていただく際は、「転職の背景」を色々と聞かせていただきます。
それは、転職はあくまで「より良い人生を送るための手段」だと考えているからです。
転職することによって何を得たいのか、どういう状態を目指したいのかを相談者の皆さんと共有することで、どんな会社に応募するか、転職後どういうキャリアを積んでいくか、が明確になります。
転職の背景を丁寧にヒアリングして、目指したいゴールを共有することを大事にしているのです。
「こんな気持ちで転職したらダメじゃないだろうか」「こんな転職理由では採用されないのではないだろうか」と心配になっていらっしゃる方も少なくないかと思いますが、転職の背景は人それぞれで、何が良いとか何が悪いとか、「転職しやすい」とか「しやすくない」ということはありません。
転職を通して、将来どうなっていきたいか、を一緒に考えていきましょう。
どうぞ安心してご相談ください。今度はあなたの番です。
それでは、YOUはどうして転職を?!
(ご存知ない方ごめんなさい。義母が好きなテレビ東京の番組のタイトルをもじったものです)
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