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【50代の体験記】50代のUターン/仕事もプライベートも多忙な中で成功できたハイクラス山形転職の軌跡

  • 【50代の体験記】50代のUターン/仕事もプライベートも多忙な中で成功できたハイクラス山形転職の軌跡

進学とともに県外へ出て、そのまま県外企業に就職して活躍されている山形出身の方は多数いらっしゃいます。
これまでUターンを考えたことがなかった方も、当社にはよく相談にいらっしゃいます。

5年、10年、20年と働いているうちに、ご自身の心境の変化や家族の事情が変わるなどして、改めて山形に帰ることを考える、という方は少なくありません。

とは言え、大都市圏と同様の仕事が地方にたくさんあるかどうかというと、そうではなく、専門性を活かせる場所があるかどうか、収入はどうなるのか、など不安なことも多いのが「Uターン転職」の特徴です。

今回ご提供いただいた体験記のNさんは、山形を出てから約30年間、首都圏で活躍されてきた方です。

なかなか自身に合った転職エージェントが見つけられない中、ようやく当社と出会い、希望のUターン転職がかなったと大変喜んでいらっしゃいます。

今回は、そのNさんから寄せられた体験記をご紹介します。

【目次】
1.転職を考えたきっかけ
2.山形転職(ジンジャーズ)との出会いと、選んだポイント
3.コンサルタントと面談してみての印象
4.転職活動を通して苦労したこと、印象に残ったこと
5.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージ

囲いの中の文章は、ご本人にお送りいただいたものをほぼそのまま掲載させていただいております。
それではご覧ください。

1.転職を考えたきっかけ

①転職前、東京の大手都市銀行に勤務していたが、事業領域が広かったこともあり、私自身のキャリアや専門性、スキルが必ずしも現場では十分に仕事に活かされるとは限らない環境にあった。
②専門性と活躍の場を更に追求するため、他社(外資系企業も含む)への転職も視野にあった。
③以前から長男として近い将来、山形の実家に戻るタイミングや機会も考えていたところ、父の病が発覚した。
④山形のコロナ禍の影響も東京から目のあたりにし、小さい頃からお世話になってきた山形県の皆様や地元経済などに少しでも貢献したいとの想いを募らせていた。

ご自身の今後の職業人生を考えるタイミングと、家族の状況が変わるタイミングが合ったことに加え、コロナ禍という特殊な状況が、Nさんが具体的に山形へのUターンを考えるきっかけになったのですね。

2.山形転職(ジンジャーズ)との出会いと選んだポイント

①当時、複数のハイクラス大手転職エージェントサービス会社に登録を開始していたが、私自身の経験や専門性を即時に活かせるような的を得た具体的な仕事内容の説明や具体的な年収などの情報提示が不十分だったこともあり、自身に合った転職エージェントサービス会社を探していた。
②父の病の悪化で実家へ戻る必要性がますます高まって来る中、藁をも掴む思いで山形でのハイクラス転職の可能性を模索していたところ、幸運にも地元企業様に有力なジンジャーズのサイトを見つけられた。
③ジンジャーズがどのような会社か確認したところ、私自身が求める業種の会社にもご交流があり、かつ山形地域を中心に企業様をご紹介していただけるしっかりとした会社であることがわかって、信頼できる会社と思い、登録をさせていただいた。

様々な転職サイトや転職エージェントがありますが、「山形県だけ」に注力したエージェントはほぼありません。当社では地元のネットワークを活用しながら、地域の情報をきちんとお届けするよう心がけております。

3.ジンジャーズ様と面談してみてどのような印象だったか

①地元の転職支援会社ということもあり、安心感があり、担当コンサルタント(青山様)に最初からハイクラス転職を念頭にとてもご親切かつご丁寧に接していただけた。
②自身の希望職種、職場環境、希望年収などの条件面や父の病などの個別事情にも寄り添っていただき、転職活動の面でも不安な点や悩みなどに対して、まるで家族のようにご親切にご相談に乗っていただき、手厚くサポートいただけた。
③山形県内企業の情報量が豊富であるとともに、転職先企業のニーズとの適格なマッチングや転職に際しての斡旋力や推進力があり、とても心強かった。
④また、担当コンサルタントの青山様が私自身の希望職種に精通した業界の大先輩ということもあり、ご経験も豊富で適格かつ具体的なアドバイスもいただけた。

キャリアとは、職業人生のみならず、生活に密接に関係するものです。
もちろん、ご本人のご意向に合わせてですが、家族や親類、友人のような気持ちでサポートさせていただいています。 

4.転職活動を通して苦労したこと、印象に残ったこと

①転職活動中は大手都市銀行に勤務しており、日々多忙な環境下で転職活動を進めていたので、少しきつかったが、転職活動中も青山様に手厚くアドバイス、サポートいただき、とてもスムーズに進めることができた。
②ジンジャーズ様のアクションがとても早く、とんとん拍子で、転職先との面接試験が最終まで進んでいった事は私自身でも驚くほどだった。
③転職後も転職先の人事担当者との面談でこれまでの私の業務経験やスキルなどから、即戦力でご活躍いただけるとの思いで採用したとのコメントもいただけた。

多くの方が「在職中」に転職活動を行っています。現在の職場にあまり影響のないように、当社でできることがあれば、極力お手伝いさせていただいています。

5.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージ

この年齢で地元へ転職することはかなり難しいと考えていたがジンジャーズ様のような転職活動の最適なパートナーと出会って、強力にバックアップしていただき、専門性や条件面などにおいても希望通りの内容で転職が実現できたことは大変うれしく、ジンジャーズ様と転職先の企業様にも改めて深く感謝を申し上げたい。
転職先の職場ではとてもご親切な方や優しい方、ユーモア溢れる方ばかりで、楽しく明るい職場に就けてとても良かったと感じている。
②これから転職活動を始める皆様には、これまでの業務経験やスキル、専門性なども含めて、ご自身の持っていらっしゃるポテンシャルや可能性、採用ニーズは客観的に見てもらうと想像以上に大きい場合もあり、それが山形地域で求められている場合もあるので、ジンジャーズ様のような信頼できる会社を通じてご希望の企業様に転職できるよう諦めずに是非チャレンジしていっていただきたいと思う。

以上、長くなりましたが私の体験記になります。箇条書きでありきたりな事も書いてしまいましたが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

Nさん、体験記のご協力ありがとうございました。
新たな職場でお忙しい中、こうして体験記をまとめていただけて、感謝申し上げます。

当社では「ハイクラス山形転職」というサービス名で、Nさんのような専門性の高い経験をお持ちの方や、年齢層の高い方のご転職活動を、当社代表の佐藤広一と、シニアコンサルタントの青山吉秀を中心に、強力に支援させていただいています。

なかなか難しそうだと思っても、まずはぜひ当社にご相談いただいて、様々な可能性を一緒に模索して参りましょう。次のNさんは、貴方かもしれません。

 

2024.02.20:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【40代の転職体験記】県外からのIターン転職「私にとって転職活動は徹底的に自分と向き合う時間でした」

  • 【40代の転職体験記】県外からのIターン転職「私にとって転職活動は徹底的に自分と向き合う時間でした」

「山形が好きです。他県出身ですが、山形への移住と山形の企業への転職を考えています」というご連絡をいただくことがあります。
山形県民の一人として、”山形が好き!”と言っていただけるのはとても嬉しく思います!

ただし、「移住+転職」は大きな環境の変化が伴います。生活面においても地方・雪国の暮らしとなるほか、給与面でも都市部と比較した際に差を感じるかもしれません。

 

今回体験記をお寄せいただいたMさんは、県外出身ながら「山形に移住したい」と時間をかけて準備を進め、実際の行動に移された方。
山形に血縁者がいるわけではなく、多くの場面で「なぜ、山形なのか」と自問自答する場面が多かったとのこと。実際のIターン転職体験記、ぜひご覧ください!

 

【転職を考えたきっかけ】


数年前から、会社や仕事に対する、もやもやした消化できない思いが自分の中に蓄積していました。でもそれはごくありふれた些細なこと(人間関係や拘束時間、仕事に対する会社と自分の感覚のズレなど)だと当時は思っていて、「この程度で転職を考えるべきではない」=「自分が我慢すべきだ、自分が未熟なのだ」と見ないふりをしてきました。

しかし、コロナ禍に入り、業界としての不安定さを実感すると同時に、「会社と社員の関係性」について強い疑問を感じる出来事がいくつも重なり、それまでのもやもやした思いが無視できなくなっていきました。仕事や働き方、これからの生き方についてあらためて考えはじめ、転職についても具体的に考えるようになりました。

 

【ジンジャーズを選んだ理由】

山形への移住を含めたIターン転職を希望し、いろいろと情報を集める中で、ジンジャーズさんを知りました。

「山形県専門」の転職支援会社があることに驚きましたが、実際に山形で暮らし・働いているエージェントさんから、山形の企業のことや働き方、実際の生活面についても直接話が聞けることにとても魅力を感じました。

 

 

Mさんは、これからの生き方を考えたときに「大好きな山形で暮らしたい」という想いがどんどんあふれてきたそうです。山形出身ではないMさんですが、休日のたびに庄内・最上・村山・置賜のあちこちにお出かけをして山形の自然・歴史・風土に触れ、山形が大好きであるとのことでした。

 

【面談してみて感じたこと】

初回面談の前、「Iターンは難しいからやめた方がいい」と否定されるのではないか、「考えが甘い」と笑われるのではないか…ととても不安でした。地縁血縁もない山形へのIターンなどという無謀な相談では、話半分で聞いてもらえないような気がしていました。

でも、担当していただいた澤村さんは、決して否定せず丁寧に話を聞いてくださり、そのうえで、Iターン転職に関する現状、お金に関わる現実的な側面、今の山形の求人の状況などを、山形弁の混じる柔らかな言葉で話してくれました。「飾らず・誇張せず・正直に・対等に」向き合ってくれていることが伝わってきて、この方たちとなら、諦めずにIターン転職を目指せるかもしれない、と感じました。

 

 

私たちは「あなたに転職は無理です」と一方的にジャッジしたり話を否定することはありません。Mさんに限らず、転職を考える皆さんはさまざまな悩み・事情・現職への不満等を抱えている場合がほとんどです。それらに寄り添いながら山形専門のエージェントとして地域事情をお伝えし、今後のキャリアの可能性を共に考えています。
そして、ジンジャーズいずれのコンサルタントも山形弁が混じります!笑

 

Mさんとの初回の面談のなかでは、具体的な企業名や求人というよりもまず【情報収集】をオススメしました。
Mさんは地理的な面も含めて山形のことに大変詳しく、生活・暮らしという面で戸惑うことはないように見受けられました。ですが、生活に伴う資金(賃金相場・家賃相場)についてはまだご存知でなく、「いくら給与が必要か」という現実的な点でも情報収集のうえ検討いただきたい旨をお伝えしました。

そして、私からの話だけではなく、各自治体が開催している「移住相談会」等にも参加し、多方面から「山形への移住」を見つめることをご案内しました。

 

初回面談から半年以上過ぎたときに、Mさんより「情報収集を続けた結果、山形に移住し転職したいと思います」とご連絡を頂戴しました。自治体の移住相談会に登録したり、生活費を検討したり、行動を起こすなかでMさんの心は”山形へ移住・転職する”と考えがまとまっていました。

そこから、具体的な企業名・求人を挙げて企業へのご推薦がスタートしました。

 

【転職活動で苦労したこと/印象に残っていること】

Iターン転職では、様々な場面で「なぜ『山形』で『転職』なのか」を問われました。とても単純な問いですが、一番悩み、考え、最後まで自分に問いかけたことでもありました。

・なぜ山形が良いのか

・山形で何がしたいのか

・山形とどう関わっていきたいのか

・なぜ転職という手段を選んだのか

自分の中にあるこれらの答えを、背伸びせず素直な言葉で表現すること、ありのままで相手に伝えることを最後まで考え続けました。私にとっては、転職活動は徹底的に自分と向き合う時間だったと思います。

 

 

採用をする企業側も、Iターン転職の場合は「なぜ、この方は山形に来たいと思っているのだろう・・?」と疑問をもつことがあります。それは「山形での仕事や生活で何か嫌なことがあった場合、すぐに退職し山形を去ってしまうのではないか」という企業側の懸念があってのことだと思われます。

「なぜ、山形に来るのか」

この問いに教科書通りの”正解”はありません。Mさんのように、自問自答を繰り返しながら自らのなかにある答えを、誠実に企業側に伝えていく。結果的にMさんが入社した企業さんも、Mさんなりの「なぜ、山形か」「なぜ、転職したいのか」の答えを正面から受け止め、理解してくださったように思います。

 

【全体の感想/メッセージ】

Iターン転職の場合、職務経歴や志望動機だけでなく、企業さん側でIターンを受け入れられる仕組みや雰囲気があるかどうか、実際に生活していける環境かどうか、なども重要なポイントになると感じました。どんなに良いなと思う求人でも、その企業の雰囲気や風土は求人票からはわかりません。その点でも、地元密着のジンジャーズさんはとても心強い存在でした。在職中でなかなか現地に行くことができない状態のなか、求人提案、面接日程や入社時期の調整など、本当に最後まで寄り添っていただきました。

 

一年前、ただ漠然と「いつか山形で暮らしたい」と考えていた自分が、いまこうして山形で働き生活していることがなんだか不思議で、とても嬉しく思います。ジンジャーズさんに繋いでいただいた様々なご縁で、いまここにいられることを、心から感謝しています。

 

 


「山形で暮らしたい」
漠然としたMさんの想いが実現できたのは、Mさんの情報収集やジンジャーズに相談するという行動のほか「なぜ、山形か」に真摯に向き合うMさんの姿勢もあってのことだと思います。


Iターン転職に限らず、転職活動は自分と向き合うことも大事です。どんな生き方をしたいのか・どんな環境で働きたいのか・なぜそう思うのか。自分のなかにある想いを言葉にしながら、次の行動へと移っていく。そんなお手伝いもジンジャーズはしています。

 


Mさん、ありがとうございました!Mさんの今後のご活躍を心より願っております。

 

2024.02.15:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【30代の体験記】転職したいかも・・・だけど、転職できるの?漠然と悩んでいる状態での相談。新たな一歩への扉を開いてくれた『縁』に感謝

  • 【30代の体験記】転職したいかも・・・だけど、転職できるの?漠然と悩んでいる状態での相談。新たな一歩への扉を開いてくれた『縁』に感謝

今の会社の経験が、他の会社で通用するか不安。
今までやってきたことに自信が持てない、という方は少なくありません。

私なんか相談しても大丈夫なんだろうか・・・そういって躊躇される方もいらっしゃるようです。

今回体験記をお寄せいただいたIさんもそんなお一人でした。

そんな気持ちを誰に相談したらいいか迷っている時に、ご友人が「ジンジャーズの山形転職が良いよ」と勧めてくださったことから、Iさんの運命が大きく動き出しました。

上司との人間関係にストレスに感じ、このまま働き続けることに不安を感じて漠然と転職を意識し始めた時、
知人づてにこちらの存在を知りました。
登録後すぐにご連絡いただき、対面での面談をしていただきました。

面談では本当に親身になって話を聞いてくださいました。
相談当時は、自己肯定感が下限値に達していた私でしたが、これまでの経験を認めていただけて、背中を強く押してくれたことで
転職に対して前向きな気持ちになれたのを覚えています。

 

当社の初回面談では、まずは現在のご心境やご状況など、お話ししたい内容をじっくりお聞きします。
具体的な転職に至らない場合でも、「面談で話してスッキリできた」「少し元気が出てきました」というご感想をいただくことも多くあります。

その後、具体的にご紹介いただいた会社では、面接と工場見学にも同行していただき、質疑応答の際にはサポートもしていただきました。

工場にあった加工機械がしっかりと手入れされ使い込まれていたこと、
完成間際の新工場を案内していただいた時の社長様の目が先をしっかりと見据えていらしたこと、
ここで私も心機一転と強く惹かれるものがありました。
工場見学を通して、社長様の「待っているよ」の言葉通りに最速で内定をいただけて
嬉しさよりも驚きが勝ったという状態でした。

 

面接に慣れている、という方はそれほど多くありません。営業職などを経験されていて普段から初対面の方と会っている人であっても、普段の活動とは違った緊張感があると思います。
まして、事務系や技術系の方であれば、なおさらご不安が大きいものです。
当社では、ご本人の意向を確認し、企業側の許可を得て、面接の同行・同席や会社見学の同行を積極的に行っています。

先日改めて入社のお礼に貴社にうかがった際のお話の中で、「ご縁」という言葉が印象に残っています。
佐藤広一様、佐藤大輔様、ジンジャーズの皆様のご尽力でご縁を繋いでいただいたものだと本当に感謝しております。

この気持ちを忘れる事なく、次の職場で精一杯働かせていただこうと思います。

 

転職活動がうまくいくかどうか、やはり最後は「縁」というお話をよくさせていただきます。
私たちのもとへご相談にいらっしゃったのも「縁」ですし、多くの企業の中から面接や会社見学に結びつくのも「縁」。
 

しかし、「縁」はただ黙ってじっと待っていても開かれるものではありません。
 

・友だちに相談してみた
・勧められた相談先に行ってみた
・企業に話を聞きにいってじっくり職場を見てきた

Iさんも「自分で動いた」からこそ縁を掴むことができたのです。
良い縁を掴むために、一歩踏み出してみることが必要なんですね。

もちろん、「転職」が最も良い問題解決方法とは限りません。
今の職場でも何かできること、よい方法があると思われるのであれば、根本的な問題解決に向けたアドバイスをさせていただきます。

Iさんの今後のますますのご活躍を心よりお祈りしています。

 

2024.01.29:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【40代の転職体験記】転職回数が多くて書類が通らない・・・話を聞いてくれるエージェントとの出会いが叶えた再就職

  • 【40代の転職体験記】転職回数が多くて書類が通らない・・・話を聞いてくれるエージェントとの出会いが叶えた再就職

一般的に、転職回数が多いと書類選考の通過が難しくなると言われています。
当社でも以前、転職回数について独自の調査をしてコラムにまとめたことがあります。

<コラム>転職回数は何回まで?山形転職(ジンジャーズ)を使って転職成功した人の経験社数(転職回数)はどのくらいか調べてみた。~山形での転職事情~(新しいウインドウが開きます)

今回体験記を寄せてくださったS.Uさんも、様々な事情で不運にも転職回数が多くなってしまった1人。
40代後半になり、また転職をせざるを得ない状況に陥ってしまってご苦労された方でした。

当社のテレビCMをご覧になった奥様の勧めで当社にご相談にいらして、この度無事に就業が叶ったことから、今回の転職体験記を寄せてくださいました。

【目次】
1.山形転職のジンジャーズに相談するまでの経緯
2.面談時の印象や記憶に残っているやり取りは?
3.転職活動を通して苦労したことや印象に残っていることはありますか?
4.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージ

それではご覧ください。

1.山形転職のジンジャーズに相談するまでの経緯

(業績悪化による)退職勧奨により退職することになったためです。
「テレビCMやってたから相談してみたら?」と妻に言われて、山形転職のサイトやジンジャーズのホームページなどを拝見しました。
山形での転職に特化していて、自分に合う企業を紹介してもらえそうだなと感じて登録しました。

 

2.面談時の印象や記憶に残っているやり取りは?

第一印象は、「きちんと話を聞いてくれる」でした
コンサルタントの佐藤大輔さんと年齢が近かったこともあり、気軽に話せたことも大きかったのかもしれません。
私は、転職回数が人より多いためか、書類選考が全然通らなかったこともあり、自分は選ばれない人間なんだと自信をなくしていましたが、面談では今までの職歴や経験を丁寧にヒヤリングしていただき、前向きな言葉で励ましてもらい、本当にありがたかったです。

転職回数が多くなると書類選考が通りにくくなる理由としては、企業側から見ると次のような事が考えられます。

・当社もすぐに辞めてしまうかもしれない
・人間関係が上手く築けないのかもしれない
・飽きっぽいのかも・・・etc.etc.

主に「入社後の定着」を考慮した結果、会わずに見送るという判断になるケースも多くあります。

S.Uさんも、当社にご相談にいらっしゃるときで、すでに5社以上のご経験となっていらっしゃっいました。
しかし、よくお話を聞いてみると、会社都合による解雇や、会社の体制の問題、極端な業務負担など、ご本人だけでは解決できない理由による転職が多く、丁寧に説明することで企業側の不安が払拭できると、私たちは考えました。

3.転職活動を通して苦労したことや印象に残っていることはありますか?

辛かったことは、2点あります。

(1)書類選考で全て落ち、面接を受けさせてもらえない状態が続いたこと。
ジンジャーズさんのご紹介で面接の連絡が来た時は涙が出るほど嬉しかったです。

(2)先の見えない期間ずっと家に居ることになり、居心地の悪さを感じるようになったこと。
求人検索、自己分析、応募書類の作成、企業研究など、決して家で遊んでいる訳ではないのですが、娘から「パパはいつもお休みで良いね」と言われた時は特につらかったです。
無職でいることの情けなさ、虚しさを痛感しました。

一方で、今回の転職活動を通して新たに気づいた良かったこともあったそうです。

良かったことが1点あります。
毎日の生活に感謝できるようになったこと。
当たり前だと思っていた日々の暮らしが、とても尊いものだったと気付きました。
今後は、仕事も趣味も家族との時間も、もっと充実させていきたいです。

当たり前と思っている日々の生活が、ある日突然変ってしまうことは誰にとっても起こりうることです。毎日無事に暮らしていることへの感謝、これは私たちも改めて大事にしたい気持ちだと思いました。

最後に、S.Uさんからこれから転職活動を始める方へのメッセージを頂きました。

4.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージなどあれば

私は意図せずに転職活動を始めることになりましたが、大輔さんを始めとして、知人・友人の励ましにも助けられて、「捨てる神あれば拾う神あり」、「人間万事塞翁が馬」と前向きに考えて転職活動をすることができました。
ぜひあなたも腐らずに前向きに頑張って欲しいと思います。

S.Uさんの今回の活動をきっかけに、改めて最近の状況を調べてみました。

2018年に転職を実行された方35名と、2023年現在の35名の比較データです。

サンプル数は多くありませんが、転職回数の制限や年齢の幅はだんだんと広がっている傾向があるようです。
なかなか書類選考が上手く通らない、応募できるかどうか迷っているという方も、一度ご相談ください。
必ずしも転職を叶えられるとは限りませんが、最大限できるかぎりのお手伝いをしたいと考えています。

2023.10.23:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【転職体験記~番外編~】「人事」として「仲人」として。求職者と企業の間に入る。中長期的な採用活動を伴走

  • 【転職体験記~番外編~】「人事」として「仲人」として。求職者と企業の間に入る。中長期的な採用活動を伴走

こんにちは、澤村千明です。
転職したい人と、採用したい企業のご縁を結ぶお手伝いをするジンジャーズに入社して丸4年を迎えます。
これまでいろいろな経験を積んできた中で、転職したい人の目線だけではなく、企業側の目線でも物事を考え、より良いご縁をつないでいくことが大事だなぁと、改めて感じています。
そこで今回は「企業側」から見た転職(中途採用)を、体験談としてまとめてみました。
これまでの体験記は「転職した人」側からのものだけでしたが、企業側の流れをみていただくことで、私たちが企業に対してもどんなお手伝いをし、どう動いているかを知っていただけると嬉しいです。

 

<企業との接触> 

「うちの取引企業さんが、人材を採用したいそうなのです。ジンジャーズさん、お願いできますか?」

ジンジャーズは地域金融機関さんと業務提携をしており、連携しながら県内企業の中途採用のお手伝いをしています。

企業さんから直接お問い合わせをいただくことも多いですが、
「採用をしたいけど、ハローワーク以外の手段を知らない」という企業さんもまだ多く、普段から信頼している金融機関に人材の相談も多く寄せられています。

金融機関さんにA社をご紹介いただいたのは2年前のことでした。A社は、コロナ禍においても業績は手堅く推移している安定感のある企業さんです。定年退職に伴う世代交代ならびに組織体制の強化という観点で採用をしたい、と考えているものの、退職者があまり少なく従業員も長年お勤めの方が多いことから、そもそも「中途採用活動」に不慣れだということでした。もちろん、ハローワーク以外での採用経験もなく、人材紹介会社を利用した採用活動は今回が初めて。

ジンジャーズは山形の中小企業さんとのお取引が多く、A社のように「中途採用に慣れていない」「採用活動に慣れていない」という企業さんも、非常に多いです。

自社に合う人材って?求人はどう書くの?面接はどうしたらいいの?ウチに馴染んでくれるかな?

募集活動や人材情報のご提供だけに留まらず、選考や入社後の活躍まで見据えて、二人三脚で企業の採用活動をお手伝いすることになりました。

 

<応募に至らない期間の活動>


さっそく、登録中の求職者へA社の案内をしますが、諸条件が合わず応募に至らない状況が続きました。
求職者の反応を見ながら、待遇面で変えたほうがいいところをアドバイスしつつ、「いきなり選考をするのではなく、まずは会社説明会を行いませんか」とA社に提案しました。面接前に会社説明会を実施することで、応募へのハードルを下げて、求職者と接点を作っていくような施策を取りました。


そんな活動を続けているときに転職相談にいらっしゃった求職者Sさん。Sさんは県外からUターンし、腰を据えて働ける地元企業を探したいと希望されていました。Sさんのこれまでの職務経験のほか、Sさんの新しいことに貪欲に学び取り組む姿勢がA社にぴったりであると思われ、SさんはA社に応募することとなりました。

 

<面接の同席>

書類選考を経て、いよいよ面接をセッティング。私も面接に同席させてもらえるようお願いし、当日を迎えました。

面接では、私がA社とSさんと間に入って、司会のような形でお話を進めていきました。

A社から「A社はどんな企業であるのか」「どんな方がどんな体制で働いているのか」「具体的な職務内容は」などを、Sさんには「これまでの職務経験」「前職の退職理由詳細」などを話してもらうように引き出していきました。
場の盛り上がりに応じて雑談のように自由にお互いに話してもらったり、双方の理解がより進むような質問を私が双方に投げかけたり・・・

面接終了後は、A社からもSさんからも「澤村さんに同席いただいたことで相手のことを深く知ることができました」との感想をいただけて、ホッとしたのが印象に残っています。

 

 <内定後のフォロー>

そうしてSさんに内定を出したA社。
ですがSさんより「このまま決めていいものか、迷っています・・」との返事。
私は「内定を承諾するかどうか、その判断材料になるようにもう一度A社と直接お話してみませんか」とSさんに提案しました。
迷っているポイントや、長く働くうえでの心配ごとについて詳しく話てもらって、より納得したうえでの内定承諾となれば、入社後の定着・活躍も期待できると思ったのです。
 
私はSさんの心境や質問項目をまとめ、A社に再度の面談を依頼。
一方でSさんにも、再面談までの間にこれまでの転職活動を振り返り、「自分は転職先に何を求めているか」「A社に入社したらどんなことに主体的に取り組みたいか」を改めてお考えいただきました。

再面談の当日も私が同席し、双方の考えや意思を取りまとめるお手伝いをしました。その結果、SさんはA社の内定を承諾し、入社することとなったのです。

 

 

A社に最初にご相談いただいてから2年、長かったような短かったようなA社の採用活動に伴走し、私も良い経験を積ませていただけました。
 
一社一社の状況は異なっていますし、求職者の性格や考えも同じ方は二人としていません。流れ作業のようなサポートではなく、個々の状況に応じた伴走支援を行うことで、今回の人材採用・転職成功となったのだと感じています。


私たちは、企業と求職者の間に入ることで何ができるのか。以前より「ジンジャーズは転職エージェントというよりも”企業の人事”であり、人と企業を結ぶ“転職の仲人”でありたい」と考えていて、今回のように選考や内定フォローにも深く関わっています。

これからも、一社一社、お一人お一人に対して、それぞれに合ったサポートを続けていきます。

2023.09.20:yamaten:コメント(0):[転職体験記]