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【転職体験記~番外編~】「人事」として「仲人」として。求職者と企業の間に入る。中長期的な採用活動を伴走

  • 【転職体験記~番外編~】「人事」として「仲人」として。求職者と企業の間に入る。中長期的な採用活動を伴走

こんにちは、澤村千明です。
転職したい人と、採用したい企業のご縁を結ぶお手伝いをするジンジャーズに入社して丸4年を迎えます。
これまでいろいろな経験を積んできた中で、転職したい人の目線だけではなく、企業側の目線でも物事を考え、より良いご縁をつないでいくことが大事だなぁと、改めて感じています。
そこで今回は「企業側」から見た転職(中途採用)を、体験談としてまとめてみました。
これまでの体験記は「転職した人」側からのものだけでしたが、企業側の流れをみていただくことで、私たちが企業に対してもどんなお手伝いをし、どう動いているかを知っていただけると嬉しいです。

 

<企業との接触> 

「うちの取引企業さんが、人材を採用したいそうなのです。ジンジャーズさん、お願いできますか?」

ジンジャーズは地域金融機関さんと業務提携をしており、連携しながら県内企業の中途採用のお手伝いをしています。

企業さんから直接お問い合わせをいただくことも多いですが、
「採用をしたいけど、ハローワーク以外の手段を知らない」という企業さんもまだ多く、普段から信頼している金融機関に人材の相談も多く寄せられています。

金融機関さんにA社をご紹介いただいたのは2年前のことでした。A社は、コロナ禍においても業績は手堅く推移している安定感のある企業さんです。定年退職に伴う世代交代ならびに組織体制の強化という観点で採用をしたい、と考えているものの、退職者があまり少なく従業員も長年お勤めの方が多いことから、そもそも「中途採用活動」に不慣れだということでした。もちろん、ハローワーク以外での採用経験もなく、人材紹介会社を利用した採用活動は今回が初めて。

ジンジャーズは山形の中小企業さんとのお取引が多く、A社のように「中途採用に慣れていない」「採用活動に慣れていない」という企業さんも、非常に多いです。

自社に合う人材って?求人はどう書くの?面接はどうしたらいいの?ウチに馴染んでくれるかな?

募集活動や人材情報のご提供だけに留まらず、選考や入社後の活躍まで見据えて、二人三脚で企業の採用活動をお手伝いすることになりました。

 

<応募に至らない期間の活動>


さっそく、登録中の求職者へA社の案内をしますが、諸条件が合わず応募に至らない状況が続きました。
求職者の反応を見ながら、待遇面で変えたほうがいいところをアドバイスしつつ、「いきなり選考をするのではなく、まずは会社説明会を行いませんか」とA社に提案しました。面接前に会社説明会を実施することで、応募へのハードルを下げて、求職者と接点を作っていくような施策を取りました。


そんな活動を続けているときに転職相談にいらっしゃった求職者Sさん。Sさんは県外からUターンし、腰を据えて働ける地元企業を探したいと希望されていました。Sさんのこれまでの職務経験のほか、Sさんの新しいことに貪欲に学び取り組む姿勢がA社にぴったりであると思われ、SさんはA社に応募することとなりました。

 

<面接の同席>

書類選考を経て、いよいよ面接をセッティング。私も面接に同席させてもらえるようお願いし、当日を迎えました。

面接では、私がA社とSさんと間に入って、司会のような形でお話を進めていきました。

A社から「A社はどんな企業であるのか」「どんな方がどんな体制で働いているのか」「具体的な職務内容は」などを、Sさんには「これまでの職務経験」「前職の退職理由詳細」などを話してもらうように引き出していきました。
場の盛り上がりに応じて雑談のように自由にお互いに話してもらったり、双方の理解がより進むような質問を私が双方に投げかけたり・・・

面接終了後は、A社からもSさんからも「澤村さんに同席いただいたことで相手のことを深く知ることができました」との感想をいただけて、ホッとしたのが印象に残っています。

 

 <内定後のフォロー>

そうしてSさんに内定を出したA社。
ですがSさんより「このまま決めていいものか、迷っています・・」との返事。
私は「内定を承諾するかどうか、その判断材料になるようにもう一度A社と直接お話してみませんか」とSさんに提案しました。
迷っているポイントや、長く働くうえでの心配ごとについて詳しく話てもらって、より納得したうえでの内定承諾となれば、入社後の定着・活躍も期待できると思ったのです。
 
私はSさんの心境や質問項目をまとめ、A社に再度の面談を依頼。
一方でSさんにも、再面談までの間にこれまでの転職活動を振り返り、「自分は転職先に何を求めているか」「A社に入社したらどんなことに主体的に取り組みたいか」を改めてお考えいただきました。

再面談の当日も私が同席し、双方の考えや意思を取りまとめるお手伝いをしました。その結果、SさんはA社の内定を承諾し、入社することとなったのです。

 

 

A社に最初にご相談いただいてから2年、長かったような短かったようなA社の採用活動に伴走し、私も良い経験を積ませていただけました。
 
一社一社の状況は異なっていますし、求職者の性格や考えも同じ方は二人としていません。流れ作業のようなサポートではなく、個々の状況に応じた伴走支援を行うことで、今回の人材採用・転職成功となったのだと感じています。


私たちは、企業と求職者の間に入ることで何ができるのか。以前より「ジンジャーズは転職エージェントというよりも”企業の人事”であり、人と企業を結ぶ“転職の仲人”でありたい」と考えていて、今回のように選考や内定フォローにも深く関わっています。

これからも、一社一社、お一人お一人に対して、それぞれに合ったサポートを続けていきます。

2023.09.20:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【40代の転職体験記】焦らずにじっくりと活動し続けた3年間。50代目前での異業種転職。

  • 【40代の転職体験記】焦らずにじっくりと活動し続けた3年間。50代目前での異業種転職。

「転職活動を始めると、どのくらいの期間で決まりますか?」と聞かれることが多々あります。
よく聞かれるので、今年度から当サイト内の「最近の実績」ページに、最初のご登録から意思決定までの期間を記載するようにしています。

2ヶ月程度で決める方もいれば、じっくりと長くかける方もいます。

「早く決めないと良い求人がなくなりますよ」と決断を迫るエージェント会社もあるそうですが、私たちはご本人の意志を大切にサポートしています。

今回は、そんな「じっくり型」の転職活動を進めたTさんから、転職体験記をお寄せいただきました。

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1.転職を考えたきっかけは? 

大学を卒業以来、大手電気関連の製造業で働いていましたが、他の業種にも興味が出てきて、自分がやりたいことも明確になってきたこともあって、人生1度きり、自身のスキルアップ、キャリア形成しチャレンジしたい気持ちが強くなり転職を考えるようになりました。

 

2.山形転職(ジンジャーズ)の登録のきっかけは?

事業承継や会社経営にも興味があり、県の機関に相談したところ、ジンジャーズさんをご紹介いただきました。
 他のエージェントにも登録はしていましたが、地元山形の企業で安心して相談できそうでしたし、企業情報にも精通していそうだと思って登録に至った経緯です。

 

3.ジンジャーズと面談してみて、どんな印象でしたか? 

連絡したらすぐに面談しましょうとなり、まずは仕事の内容や希望、待遇、給料面を幅広く真剣に聞いて頂き、良い意味で気軽になんでも相談できました。
また、求人のない状態でも、私の希望する企業への情報収集なども聞き入れて頂き、こちら側からのアプローチも具体的にお話いただけたのが印象的でした。

 

4.転職活動を通して苦労したことや印象に残っていることはありますか?

活動を始めてから何社かご紹介していただきましたが、始めから「転職ありき」ではなく、自分の意向や希望にそったアドバイスをいただき、冷静に焦らず進められました。
結果的に転職先の決定まで約3年かかりましたが、活動中も資格取得に取り組んだり、在職しながらも希望をもって、モチベーションを維持して就業できました。

最終的には、全く違う業種で、企業の将来性や自身のスキルアップも望める企業に決まりました。

 

5.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージなどお願いします。    

焦らず、安易な妥協はせず自分のやりたい仕事にチャレンジする気持ちを忘れずに。
人生長いので長期目線で考えることも、良い結果を生むと思います。

*************

年齢制限は禁止されているとは言え、若手社員を想定したような求人を多く目にすると、
年齢が上がるにつれて「選択肢があるんだろうか」と不安になることもあるかと思います。

Tさんも、そんな不安も抱えつつ、定期的に状況のご連絡をいただき、その結果、私たちもTさんの希望条件や心境の変化なども常時キャッチできたことで、よいご縁を見つけることができました。

安易な妥協をせずに自分を磨きながらチャンスを待ったことも、よいご縁を引き寄せた原動力になったのではないかと思っています。

「私のように時間がかかってしまう人の不安が少しでも解消されるなら・・・」と、今回の転職体験記をお寄せくださいました。Tさん、ありがとうございました!

 

2023.04.26:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【転職体験記/番外編】見守るという転職支援 山形転職のリファー先

  • 【転職体験記/番外編】見守るという転職支援 山形転職のリファー先

ジンジャーズ  佐藤大輔 様

ご無沙汰しています。昨年5月に面談していただきましたSです。
このたび、****での就職が決まりました。

佐藤さんとお話してから、これまでの生き方、これからの生き方について考えることができました。
自分なりに転職活動をして、数社目の内定でしたのでとても嬉しいです。

入社までしっかり勉強し直して準備したいと思います。
見守ってくださり、ありがとうございました。

S


先月いただいた転職ご報告のメールです。

この方は、当社にご相談にいらっしゃったものの、直接企業のご紹介はできず、ご自身で切り開かれた方です。

ご相談にいらっしゃった後、直接企業のご紹介に至らなくても、「自分で転職できました」というご報告も日々いただいておりますが、「見守ってくださり、ありがとうございました」というメールは初めていただきました。

そんな風に受け取っていただけて、とてもありがたいなぁと思いました。
 


(霞城セントラルから見た山形市内:みんな楽しく仕事しったかな?と気になります。)

 

弊社では年間数百人の方にご登録いただき、出来るだけすべての方と直接面談をするようにしております。

ですが、お話をうかがって、転職をお引き留めする場合も少なくないですし、企業の希望と、ご登録者の希望が擦り合わずご紹介に至らないことも多いのが実情です。

また厚生労働省の認可に基づいた事業なので、特定の職種(例えば、港湾作業員や土木作業員など)はご紹介できない職種として規定されているので、そういった職種を希望される方はご紹介できないという事情もあります。


もちろん、よりたくさんの方のお力になりたいと考えておりますが、私たちの専門外のことや、支援が難しい場合もありますことから、リファー先として以下のような機関などをご案内しております。

リファーとは、問題解決のために、自分より適切だと思う専門機関を紹介することです。

通常のハローワークや他の転職エージェント以外の相談先を知らなかった、という方も多いようですので、ご案内いたします。

若者就職支援センター https://www.yamagatajob.com/

45歳未満の就職したい人や転職したい人、仕事で悩んでいる人を対象に様々なサポートを行っています。短期離職(1年程度の転職)が多くなってしまっている方などにご案内しています。臨床心理士による専門的な心のカウンセリングも行っていますので、心の悩みなどの相談もこちらで対応できます。

やまがた地域若者サポートステーション https://yamasapo.net/

厚生労働省「地域若者サポートステーション事業」の認定を受けて15~49歳の通学も仕事をしていない若者の就労にむけての支援をしています(村山、最上地域対象)。カウンセリングの他、勤労体験などのプログラムも行っています。当社では、就業経験が無い方、離職期間が長期に渡っている方などにご案内しています。

マザーズジョブサポート http://m-job.yamagata.jp/

「子育てしながら働きたい」というお母さん世代を対象としたサポートを行っています。パソコン講座や、職業理解セミナーなども行っていらっしゃるので、特に、就業経験が短いうちにお母さんになられた若い世代の方を中心にご案内しています。

チャレンジドジャパン山形センター https://ch-j.jp/yamagata/

精神障害・身体障害・知的障害・高次脳機能障害など、専門的な知見を必要とする就業支援が必要とされる方にご案内しています。

 

私たちは、山形でイキイキと健やかに働くことができる人がたくさん増えることを目的に活動しています。

面談を通して、「そういう見方があるんですね」「その情報は初めて知りました」などというお声もたくさんいただいており、その度に、ご相談に来ていただけて良かったなと思います。

私たちは「ご相談者にとって最も良いことは何か」を常に考えて進めています。

ご注意:山形転職は、上記施設との直接の連携機関ではございませんので、利用のお申し込みやお問い合わせは、リンク先の各機関・団体に直接お問い合わせください。

(追記 2020.03.11公開 2021.0630加筆更新 2023.0403山形地域サポートネット運営団体変更により記事修正 )

2023.04.03:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【転職体験記/番外編】 ~初めてのご相談~「お気軽にご相談ください」って言われても不安ですよね。

  • 【転職体験記/番外編】 ~初めてのご相談~「お気軽にご相談ください」って言われても不安ですよね。

いくら「お気軽にご相談ください」「無料です」と言われても、

いきなり経歴について聞かれたりするのかな?
考えがまとまってなくても大丈夫かな?
本当に何の準備はいらないの?

など、ご不安に思う方もいらっしゃるかと思います。


最初は何を聞かれるか、どんな流れで話が進むのか、もちろんご登録時の入力内容やお会いした時の表情などをご相談にいらっしゃる方お一人お一人によって違うものではありますが、大まかな概要をご紹介します。

 

・所用時間は30分から1時間程度

初回のご面談は、ご来社いただいての直接面談、オンライン面談、電話面談の3つから選べます
いずれも30分~1時間程度の所要時間になりますが、ご相談内容によっては1時間半くらいまで伸びるケースもありますので、余裕のある日程で調整いただくと良いでしょう。
次のご予定が決まっていらっしゃる場合は、最初にお伝えいただけると大変助かります。

 

面談が始まってすぐにご経験や条件についてお話しするのではありません。
最初にお聞きする質問は主に2つです


(1)転職エージェントは使ったことありますか?
当社の利用が初めての転職エージェント経験であれば、転職エージェントの仕組みや、利用するメリットデメリットなどをお話します。
すでに他社エージェントさんに相談したことがある方には、他社との違いをご説明したり、他社エージェントを利用した際の感想などをお聞きします。
お聞きした感想をもとにして、よりご本人の希望に添えるようなカウンセリングや転職支援を行うように心がけます。


(2)今日お話したいことは何ですか?
初めてのご利用の方には、いきなり経歴を細かく聞くのではなく、ご本人のお気持ちや状況、聞きたいことがあるかどうかについてお話しさせていただきます。

「転職しようか迷っている」という方には・・・
転職を考え始めた時期や、何かきっかけになった出来事などをお聞きします。

「具体的に転職を進めたい」という方には・・・
希望の条件なども聞きながら、これまでのご経験内容などお聞きします。

その他、仕事に関することや職場環境に関すること、キャリアに関することなど、ご本人がお話ししたいことをテーマに面談を進めていきます。

 

そうしてお話しを聞いているうちに、具体的な求人のご紹介は後日になるケースは多いです。
私たちコンサルタントも、ヒアリングしたご心境やご状況をベースに、よりマッチする求人を改めて探すようにしています。

 

Q1.じゃあ、求人情報はいつ紹介してもらえるの?

あらかじめ詳しいご経験内容をご入力いただいた場合や、面談前にデータにて履歴書や職務経歴書をお送りいただけた場合、あらかじめ可能性のありそうな企業や求人をピックアップしておくこともあります。
ただ、具体的な求人のご案内は、面談時にいろいろとお話しをお聞きしたあと、当社コンサルタント全員でヒアリング内容を検討した上でご提案するケースが多いです。

 

Q2.求人を紹介されたら応募しなければならないの?

ご検討いただいて、応募しない、ということもあります。
他のエージェントさんに「とにかくいっぱい応募しないとダメです」と言われて困ってしまった、というお話もよく聞きます。
闇雲に応募しても逆に可能性を狭めることになることもありますので、きちんと吟味して、応募に迷うようであれば、担当のコンサルタントと一緒に不安な点や懸念点を改めて整理した上で進めます。

 

あくまで一例ですので、事前のご登録内容や担当コンサルタントによって聞き方や進め方が変わる場合があります。

山形転職のジンジャーズのコンサルタントは、キャリアコンサルタント有資格者か、もしくは同等の各種認定講習を全員が受けているキャリアカウンセリングの専門家です。

ご相談にいらっしゃった方がまずは「相談してよかった」と思っていただけるような初回面談になるように心がけていますので、どうか安心してご相談くださいね。

 

(文責:国家資格キャリアコンサルタント ジンジャーズ取締役 佐藤大輔)

2023.03.15:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【50代の転職体験記】”求人がない”からといって諦めない。年収アップを果たした50代男性管理職Aさん

  • 【50代の転職体験記】”求人がない”からといって諦めない。年収アップを果たした50代男性管理職Aさん

人材コンサルタントの吉田博紀です。

今回は、私が転職をお手伝いをさせて頂いた方の体験記をお伝えします。

主たる製造拠点を山形県に置くあるメーカーでは、定年を迎えた現在の経理部長が退職するにあたり、社外から人材を迎えることを決断しました。

大手に準ずる規模を持つこの会社では、部長ポジションを任せられるスキルの人材を公募することは難しいと考え、人材紹介会社を通しての募集を行うことに。

ただ、採用基準の重要なポイントとして「山形にゆかりがある人」という地元志向がありました。

そんな今回の案件で利用する人材紹介会社は、ありがたいことに、当社のみ。
その理由は、スキルマッチだけでなく地域性や社風を考慮した推薦ができる人材紹介会社というご信用いただいていたからです。


企業からのニーズを受け、私たちからは、ある事業会社で経理・経営企画など管理系の部署で活躍していた50代前半のAさんをご紹介させて頂きました。

Aさんは、経験値は高くさらに活躍できる場を求めての転職活動でしたが、なかなか自分の経験や知識をピッタリ活かせるようなポジションの求人が見つからず苦戦をされていました。

企業側の事前にいただいていた求人票では、原価計算のスキルが求められていましたが、Aさんは原価計算は未経験。

形式的な求人票の募集内容を照らし合わせてのマッチングの場合だと、普通は応募対象外になるところです。
ただ、Aさんの経験をヒアリングすると、経理の細かい実務や、必要とされる経営分析などの経験を持っていらっしゃいました。

求人票で求められている分野が未経験でも、その企業で本質的に求められるであろうスキルは持ち合わせていると判断した私は、Aさんはご入社後にきっと活躍出来るのではないかと感じ、紹介することを決断。

Aさんにそのことを伝えると、「ぜひ挑戦したいです」と意欲的なお返事をいただけたので、私も張り切って企業へ推薦を進めていくことにしました。

 

書類推薦時には、企業側に「原価計算以外のスキルが高いこと」「これまでも仕事きっちりされてきた実績から、未経験分野も覚えながらやっていけることが想像できる」
と、私との面談で得たこれまでの仕事ぶりや感じたお人柄、考え方を丁寧に伝えました。

 

その結果、「まずは会ってみましょう」といって面接に進んだAさん。何度か面接をしていく中で、企業側もAさんのスキルを高く評価し、現職の給与よりも高い年収を提示して下さりました。

自分に合う求人がなく、今のままの会社で自分のキャリアが終わってしまうのではないかと不安になってしまったAさんも大変喜んでご入社されました。

Aさんは、その後大活躍され、現在は総務部長として経理を中心に総務や採用などの管理業務を全部任されています。

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今回のAさんのご紹介は、山形県に本社を置いて、地域の企業の身近で活動している人材紹介会社だからこそ出来たケースだったのではないかなと思います。


スキルマッチだけではなく、Aさんの人柄やポテンシャルまで丁寧にカウンセリングして聞き出せた点と、と企業の内情を近くでしっかり理解できていたことが、今回の成功に繋がりました。

また、「求人票がない」「経験がぴったりマッチしない」からといって企業へアプローチしないのではなく、ご本人の代わりとなって、企業に提案をしていくのも、私たちの腕の見せ所とも考えています。
”求人がない”からといって諦めない、これが、求人情報が少ないと言われる山形での転職活動にとって一番大切だと思っています。

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かつて転職市場では「35歳転職限界説」などと言うことも言われた時代もありましたが、昨今は年齢を問わず優秀な人材が求められる社会となっています。

転職のお手伝いをさせて頂いた人のうち、50代や60代の方が占める割合は徐々に増えています。

私たちジンジャーズでは、そうした50代、60代の経験豊富な方を対象とした転職支援「ハイクラス山形転職」を展開しています。


(画像をクリックすると専門ページにリンクします。)

「求人票で求められている条件が、自分の経験・スキルにマッチしない」
「自分のスキル・経験では、募集要項を満たす求人がない」
などの思いを持ちながら転職活動をされていらっしゃる方は、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。

 

2023.01.24:yamaten:コメント(0):[転職体験記]