獅子宿燻亭5

張り子の木型なんだが・・・

制作進むにつれて、ゆ～るく丸々ちくなってしまった




気持ちの表れだろうか?

まぁいいか・・

またまた心に残る置賜のまつりと歳時記から引用させて戴く・・

川西町下小松の大宮神社の獅子頭と同町時田の浮島神社の獅子頭が目に止まった

こちらは浮島神社




両方、黒獅子に眉毛が巻き毛に彫られている獅子頭だ

目尻がキュッとツボマってキューとだ♡

何時頃制作して何方の作か不明だが、是非拝見したい獅子頭である

写真を見る限りでは大宮神社の獅子舞いは総宮系の舞いを伝えている様だが時田の方は

舞いは無く、道行きの獅子のようである

浮島神社は9月4日、大宮神社は7月31日が例祭日と記されている

ふと思いついて作ってみたらオモシェイ（面白い）

獅子彫りの残材利用だ

桐で獅子舞張り子の警護タイプと角力タイプだ









こんなの作り始めたらキリが無い

題材は山ほど思い付くベナ

置賜各地の獅子舞いの特徴ある神社の獅子舞や三匹獅子踊

念仏踊りに置いては沢山ある

面スリ（ひょっとこ）行司　角力　導心坊（ホッカムリして鐘を叩く坊さん）

花笠　四つ竹　枕　毛槍　奴・・・現在どんどん古株が引退して会員も少なくなっている




久保の桜と同じだ～



獅子舞の警護掛りとかも良いんじゃぁ～ないかなぁ～?

リクエストあらばお作り致しますのでお知らせ下さい♪　　


午後からおらんだラジオの取材撮影クルーがござった

獅子彫りを撮影





英語版の長井の観光PR動画を制作するのだと言う

海外に長井の黒獅子をご紹介出来れば幸いである

心に残る置賜のまつりと歳時記から小国の獅子舞いを引用させて戴く・・・

以前、小国町白子沢の白子神社は獅子頭の修理でここで取り上げた記憶がある

まだ十年以上前、祭りの獅子舞に参加出来る人もまだ居た頃に取材した

行列のお休みの家で賑やかに持て成しがあり、家の中で家族で寸劇を披露するシーンも

目撃した

今では急激な人口減で獅子舞自体も存続の危機に瀕していると聞く


小国に白子神社の他で獅子舞があった事はこの本で初めて知る事になった



諏訪神社の獅子舞だ

九月六日、七日の例祭日

獅子舞いは米沢の様な神輿の前の露払い役のようである

獅子に頭を噛んでもらい厄を祓ってもらう

子供達が引くお馬さんという木馬に子供を乗せて行列するところが珍しい

獅子頭は宇津権九郎型の雄獅子を用いて、獅子幕は唐草の風呂敷である



最後に八幡神社でも獅子舞があるようだ

こちらは宇津権九郎型の雌獅子の方である

お馬さんもあるが、諏訪神社と対してこちらは白馬だ・・・なにか対峙しているのが

興味深い

獅子舞はお神楽と呼ばれている

この本が刊行されたのは平成十年

十八年後の今年は祭りは行われているのか気になる所だ

日曜の講演会の内容をまとめ中

産みの苦しみだ

救いはマックとプロジェクターとの接続も解決し、セッティングも慣れてきた

バラバラの思考を文章でまとめて組み立てて完成させることが楽しい作業

これも、ものづくりの一つ

もっと分かりやすく伝わるよう工夫できればありがたい