左沢町柳川温泉で行われた(C)山形スローフード協会／総会での風景。

餅米が炊きあがり杵で餅米の粒をつぶしているところです。
こうしないと、まんべんよく綺麗に突けないそうです。

最初からトントントントンと突くのかと
思っておりました。地道な作業です。

さ～～て始まりました。
二人の呼吸がピッタリで5分もしないうちに
お餅が出来上がりそうです。

取材をしてましたが、ちょっと代わってもらい
人生初の餅つきにチャレンジ！
一番年が若いのに、一番かっこわるい餅つきのようでした。
「腰がダメだ」と言われてしまいました。

餅をついている間、くるみ餅の準備です。
写真に写っている道具で胡桃を割るんだそうです。
初めて見る道具に興味津々でまたまた勝手にお手伝いをしてみました。...
胡桃に火を通すことで割れやすくするんですね。
これも知恵なんでしょうね。

さて出来上がりです。
胡桃は庄内産の天然物で、普段食べるくるみ餅とは全く違うものでした。
胡桃の味だけがする、これぞ「くるみ餅」といった感じです。感動でした。

こちらは、「納豆餅」。
地域によって入れる材料が微妙に違うということです。
一番多くの声を聞いたのは「長ネギを入れる入れない」という声でした。
また、「隠し味で砂糖を入れる」という声もありました。

こちらも、お餅料理には欠かせない
「ぬだ」「ぬた」餅。
この取材を終えてからどちらの言葉で言っていたのか
自分自身わからなくなってしまいました。
この言い方も地域によって違っているようです。

◆取材者；山形スローフード協会会員・太田敬