レインボープラン推進協議会

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〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記〜
[ 虹の郷発 希望行き 第190号・市報ながい 2月1日号 ]

学校給食共同調理場を視察しました

長井市内の小・中学校で子どもたちが毎日食べている給食は、「長井市学校給食共同調理場」で調理されています。週2回出る米飯はレインボープラン認証米で、おかずにもできるだけレインボー野菜などの地場食材が使われています。
今回、野菜がどのように調理されているかを知り、今後の生産や納入に生かそうと、レインボー農産物の生産者や地場農産物の納入担当者らが同調理場を視察しました。
献立は「チキンクリームライス」。学校栄養教諭が作成したレシピをもとに、螢縫奪灰トラストの20名ほどのスタッフが約2400食を調理します。使用するレインボー野菜は白菜。生産者が学校給食のためにと丁寧に保存していたものです。
手際よく芯をくりぬいた白菜は、3回もの洗浄を経て手作業でカット。根元のシャキシャキ感や葉先のやわらかさを生かすよう切り方も工夫しています。チーフが「今日の白菜はやわらかいから、煮すぎないで」とスタッフに指示します。きびきびと流れるようなチームプレーに、「一番おいしい状態で食べてもらいたい」というスタッフ全員の心意気が見えるようでした。
食材は国産を基本に添加物の少ないものを使うなど、味覚形成の大切な時期にある子どもたちに本物の味と素材を体験させたい、という思いが感じられます。また子どもたちが口にするものだけに気になる安全性についても、きめ細かな衛生管理が徹底されていることがわかりました。
「市や町が食を大切にしているかどうかは、学校給食に現れます」と、栄養教諭の山口薫さん。多くの人たちの力で安全なおいしい給食が提供されている長井市ですが、地場農産物の利用を増やすには課題も多く、生産者、納入者、行政など関係者の連携の促進、そして一層の市民の理解が求められています。


 ▲ 心を込めて調理されている学校給食
〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記─
[ 虹の郷発 希望行き 第189号・市報ながい 1月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
去る12月16日、西根地区公民館で開催された小学生向け講座「土曜らんど★レインボーカレー作り&ズーズーかるた体験」をレポートします。
 まず始めに、紙芝居「なまゴンの冒険」を上演し、レインボープランがどんな取り組みなのか学んでもらいました。
そしていよいよカレー作り。レインボーカレーは、「レインボー米粉カレールー」を使った長井市学校給食共同調理場のオリジナルメニューです。今回は、レインボー野菜をたっぷり使って作りました。子どもたちはみんなスタッフの注意をしっかり聞いて、イキイキと調理していました。
カレーを煮込んでいる間、長井弁を楽しく学べる「ズーズーかるた」やボードゲームを体験しました。「ズーズーかるた」体験では子どもたちは、大人も知らないような長井の方言を面白がって聞いては真似して口にしていました。
さて、カレーが煮えたら、お待ちかね「いただきます」の時間です。自分たちで作ったレインボーカレーはまた格別の味だったのでしょう。子どもたちは2杯3杯とおかわりして、お腹いっぱい食べていました。
 生ごみ→堆肥・土→野菜→生ごみ・・・というレインボープランの循環。今回の土曜らんどの体験は、「野菜〜生ごみ」の部分でしたが、子どもたちはその前後も想像してみたでしょうか。大人の皆さんも、野菜を調理するときにぜひ思いを巡らせてみてください。そして子どもたちに伝えてください。私たちの体は日々の食事で作られていること、野菜が土から作られること。その土の健康を守るということは命をまもることだ、と。子どもたちが心豊かに生きていくために、きっと必要なことだと思います。



 ▲ 皮むきも包丁使いも上手にできたよ♪
〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記А
 [ 虹の郷発 希望行き 第188号・市報ながい 12月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
去る11月18日、道の駅川のみなと長井で、『レインボープラン20周年記念 ささやかな収穫感謝祭2017』が開催されました。
 会場には、市内のお子さんたちが色を塗ってくれた色とりどりのレインボー王子のぬり絵作品100点余りが展示され、とてもにぎやかでした。ボランティアスタッフが振る舞うつきたてのもちやレインボー汁は、もち米も具材もレインボーづくしで、集まった家族連れなどの皆さんがおいしそうにほおばっていました。レインボー野菜とレインボーみそで仕立てた「レインボー汁」を私も頂きましたが、冷えた体にしみわたり幸せな気分になりました。
 私はレインボープランのことを勉強し始めてまだ一年ばかりで、これまでの20年間にどんな「想い」や「歴史」が詰まっているのかよく分かりません。でもきっと、レインボープランに近く寄り添ってきた人たちはもちろん、会場に集まった皆さん、また来場できなかった多くの人たちも、レインボープランと歩んできた道を思い返していたのではないでしょうか。夜遅くまで机を囲んで話し合った日々があったり、それまで生産者と交流のなかった人が生産者と話す機会を持つようになったり、食べる人の顔を思い浮かべて作物を作るようになったり、食べ物や農業や環境のことを前より考えるようになったり、それぞれの人にそれぞれのレインボープランがあったのだろうな、と思います。レインボープランが始まったころには子どもだった大人たちや、生まれたときからレインボープランがある今の子どもたちにも、レインボープランとの歴史が作られていくのだろうと思います。
 この先のレインボープランの歩みを、私も一市民として協力しながら見守っていきたいです。


▲レインボー王子も登場して、くじ引きのお手伝い 
〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記Α
 [ 虹の郷発 希望行き 第187号・市報ながい 11月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
今回は夏に手伝わせてもらった、ミニトマトの収穫作業について報告しようと思います。お店に並ぶきれいなミニトマトたちはどうやってお店に届くのでしょうか。
 ビニールハウスの奥までずら〜っと立ち並ぶミニトマトたち。その実を収穫するのは想像以上に大変な仕事だ。効率よく収穫するために、人を集めて2〜3棟分をいっせいに収穫する。1棟のビニールハウスには4列ミニトマトが植えられている。しっかり数えたことはないけれど、1列に15株は植えられているとして、1棟に60株のミニトマト、3棟ともなれば180株か、いや、おそらくもっと多い。それを暑い暑い、時には40度を超える夏のビニールハウスの中で、汗を流しながら収穫する。
 這い回る枝、生い茂る葉っぱ、その中から見落とさないように、よく赤く色付いたミニトマトだけを収穫する。これは集中力が勝負だ。またミニトマトのヘタというのはただの飾りではなく、付いていることでトマトの鮮度を保つのだそうで、ヘタが取れないようにも注意しなければならない。漫然とやっていては、うっかりポロッと実だけ採れてしまう。収穫したミニトマトは大きさやキズ、ホシの有り無しなどで選り分けられ、重さを測ってパック詰めされ、出荷されていく。
 このように、土を耕す人、枝を整える人、収穫する人、選り分ける人、重さを測る人、パックに収める人…。ミニトマト1つとっても多くの手間が掛けられているのだ。
 私は普段、特に考えることなく、ただお金を払って品物を手に入れています。この夏のトマト収穫体験は私に「どのようにしてその品物があるのか」を考えるきっかけをくれました。いろんな人の頑張りが品物の奥に見えたなら、きっとより多くのものをもっと大切にできると思うのです。


秋になって、トマトもゆっくり色づくこの頃
〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記ァ
 [ 虹の郷発 希望行き 第186号・市報ながい10月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
去る9月に東京から「人間環境学科」の学生たち40数名が、長井のまちにやって来ました。人間の環境、つまり「人と暮らしを支える自然環境」や「人が形成し保ってきたまち環境」について、成り立ちや人々がどのように関わり保ってきたか、自然と人間双方にとってより良い環境にするにはどのような取り組みが必要か、といったことを考える学問だそうです。
 学生たちが3泊4日の地域実習で取り組んだテーマは「水・土・大気・循環」。豊かでおいしい長井の水には、大昔に山々がグググッと途方もない時間をかけて出来たところから始まり、利水システムが整っていない時代の水をめぐる争い、先人たちが神様に人柱を捧げてまで完成させた農業用水路など、人と自然のストーリーがあることを学びました。そのうえで現代の、ダムと水源地の役割や河川を活かしたまちづくり、まちの生活や文化に関わる水、水と土に根差した循環型農業、水を涵養する森林など、水のまち長井の様々な姿を、体験活動をとおして学習しました。農業体験では、水と土を保全する目的もあるレインボープランに取り組んでいる農家さんの指導で、除草剤を使用しない畑の草取りや大豆の選別を体験しましたが、参加した学生は作業の大変さに驚いていました。
 長井市には毎年こうして学生たちがまちづくりを勉強しに来ます。このことは、市民の私たちにとってもよい刺激になっていると思います。学生たちに伝えようとするなかで、今まで気付かなかったものに気づいたり、学生たちが長井の魅力を教えてくれることもあるでしょう。私も学生たちに負けないように勉強して長井をもっと好きになっていきたいと思います。


農家から農業用水の歴史と課題を学ぶ

〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記ぁ
 [ 虹の郷発 希望行き 第185号・市報ながい 9月1日号 ]

こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
 8月21〜23日の3日間、私はレインボープランのまち長井を学ぶ体験学習に来られた日本カトリック総長管区長会のシスターの方々の付き添いをしました。遠くは長崎県や広島県から来られたシスターたちといっしょに、私もいろいろな学習に参加したのですが、その中で、レインボープランをこの地に生み出した中心人物の一人からお話を聞く機会がありました。
お話を聞いて印象に残ったのは、レインボープランという長井市独自のシステムではなく、その根っこにある、地域を想う人の姿でした。立場も職業も違う大勢の市民が、地域と子どもたちの未来への思いのもとで力を合わせ、様々な困難を克服しながら、健康な土と食の安心に守られた地域を目指してレインボープランを創ってきた。その取り組みは、市民の皆さんはふだんあまり意識していないけれども、価値あるものだと思います。
今回の体験学習のように、日本中また海外の方々からも長井市の取り組みが注目されると知り、私は新参の長井市民でおこがましいながら、市民として誇りを感じています。「地域を想う人」「行動を起こす人々」「力を合わせられる人々」、そのモデルとしてレインボープランを見るというのも面白いですよね。レインボープランを生んだ長井には地域を想い行動する方々が大勢いると思います。もしその力がまた一つの束になったなら次は何を成すのでしょうか。私も地域を想う一人でありたい。


農業体験をするカトリックのシスターたち。「長井市の食べ物はおいしい」と話していました。