レインボープラン推進協議会

レインボープラン推進協議会
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 レインボープランは、1988年の「まちづくりデザイン会議」に
端を発し、市民と農家と行政とが全て関わりあう仕組みとして
発展してきました。市民は家庭の生ごみを分別し、行政は回収と
コンポスト化を、農家は有機堆肥を使って農業生産を、という
まちの中での有機物の循環を実現しました。

レインボープランの地域循環プログラムは、市街地の5,000世帯の
生ゴミを分別収集して堆肥化し、この堆肥を使い、農薬、化学肥料を
制限して作られた農産物を地域内で販売するというものです。


 対象区域は市街地の5,000世帯です。
その中に約230ヶ所の収集所があります。
そこに70リットルのコンテナバケツがおいてあり、
市民は台所から週2回、朝6:00から8:00ごろまでの間に生ゴミを運んで
そこに投入します。それを、行政から委嘱された業者が堆肥センターまで
運搬します。

 要点は分別のよさと持続性にあります。
試行錯誤の末、このような収集システムとなりました。

 生ごみの堆肥化事業には、長井市9,000世帯の内、中央地区のほぼ全世帯
約5,000世帯が参加しています。
豊かな土に生まれ変わる生ごみは、事業の検討過程で、
地域の主婦が中心となりモデル事業を重ねてできあがりました。
その分別は日本一と評されています。
(例えばスプーンなどのうっかり入ってしまう金属類は
年間わずか40kg程度)。
長井以外の多くの堆肥工場では、生ごみの堆肥化をゴミ処理の観点から
取り組んだことにより、多額の事業費を投入して稼動を始めたものの
異物混入が多く堆肥として使えない事例が多いと聞いています。
長井では、「土づくりの参加は、台所から始まる」とする理念の
確かさが市民意識を高め事業の基礎を作り上げています。


 コンポストセンターに運ばれてきた生ゴミは、農業廃棄物である
籾殻、畜ふんと合わせて約80日間かけ、堆肥にします。
年間投入量は生ごみ600トン、畜ふん400トン、籾殻200トン。
そこから約400トンの堆肥を出荷しています。

 生産された堆肥は、JA山形おきたま農協を通して
市内の農家や市民に販売します。 
徹底分別に支えられた安全性、親しみやすさ、扱いやすさ(軽い)、
安価ということで、愛用されています。
価格は1トン2,625円、10キログラム袋で241円です。

(H28年修正すみ)

 農家では堆肥を使って土づくりをし、レインボープラン推進協議会
独自の農産物認証制度に基づいて、化学肥料や農薬を抑制した農産物を
生産します。
認証を受けた作物には「レインボープラン認証シール」が貼られ、市民の台所に提供されます。




 生産者の顔が見える、安心して食べられる農産物として、
学校給食やNPO法人レインボープラン市民市場「虹の駅」、
NPO法人レインボープラン市民農場、JA直売所「愛菜館」、
常設店(「長井村塾」やレインボープラン農産物取扱店)を通して
市民の食卓に届けるという「地域内循環システム」に取り組んでいます。
まちの中で売れ残るようであれば、レインボープランの考え方を
理解してくれるようなところにおすそ分け(出荷)もいたします。

 平成14年度からは市の農林課内に「長井市地産地消推進協議会」が
組織され、地場ものをより多く地場の消費にと、
まず、給食(学校給食、幼稚園・保育所等)に届けることや、
栽培方法もより環境保全型に高めようという取り組みが進み、
市民市場「虹の駅」の設立につながっています。


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