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たとえば・・(出版社 / 著者からの内容紹介より)
<font color=\"green\">★僕にまだ春が来ないのですが・・・なんとかしてください、白石さん<br />(お名前/鏡介)</font> <br /><br />本来は答えがたいこうした投書。しかし農工大生協の「一言カード」の回答を担当する白石さんは、実に意外な切り口を見せて回答します。<br /><br /><font color=\"green\">☆そうですか。まだ春、は来ないですか。微力な一生協職員の私として、何もしてあげる事はできませんが、成功者の多くは、自らが成功したときのイメージを事前に脳の中で膨らまして事に臨むと聞いた覚えがあります。鏡介さんにとっての“春”が何かは存じませんが、活力溢れる日々を送る内、自然と訪れるかもしれませんよ。頑張ってください。<br />(05年2月10日 担当 白石)</font> <br /><br />その機知に富んでいながら温かみのある回答に驚いた学生たちが、Webで白石さんの「一言カード」を紹介。「生協の白石さん」現象はここから始まり、白石さん応援するファンの輪は、やがてWebを飛び越え、白石さんはとんでもない人気者となってしまいました。<br />どんな質問にでも答えてくれる白石さん。その誠実な回答ぶりからは笑いとともに人柄の暖かさと誠実さが伝わってきます。こうした白石さんについて、農工大学生協専務理事、小林亘氏はこう語ります。<br />「私一人の勝手な思いこみかもしれないが、白石さんに寄せられるちょっと風変わりな意見や要望を見ると、“これはひょっとすると“私のことに注目して欲しい(私の存在を認めて欲しい)”というメッセージではないだろうか、と感じる。そして、そのようなメッセージが送られてきた時、私も含めて多くの“大人”は、日常の忙しさの中で見過ごしたり、現状にある彼・彼女を見て、ある先入観で接してきているのではないだろうかという反省の思いを抱くのである。<br />家庭においては子と親、学校においては生徒と先生、職場においては部下と上司の関係でも同じことがいえるのではないだろうか。家庭では、子供が学校での出来事を聞いてもらおうと話しているのに、親はついつい日頃気になっている“忘れ物していない?” “宿題はしたの?” などとばかり答えたり、学校では、成績やスポーツが出来る子以外なかなかスポットライトが当たらずその他大勢の一人になっていたり、会社では、過去の失敗や成績からのみ評価されて、いろいろな提案をしても取り上げてもらえなかったり……。だからこそ、どのような質問や意見に対しても率直に受け入れて、きちんと答えてくれる白石さんの回答に接して感じた、“こんなことにもまじめに答えてくれた”という驚き、“しっかり受け止めてくれた”ことに対する喜びが、支持や共鳴を生んでいるのではないかと思っている。 (単行本「生協の白石さん」巻末解説より)<br /><br />白石さんと学生のやりとりからは、一見ふざけたようにみえる投書にも、その背景にはなにか切実なものがあることが浮かび上がります。現代に生きる人々にちょっとした元気と、そして楽しい気分を与えてくれる白石さんの言葉。よろしければぜひ、本となった「生協の白石さん」を手に取ってみてください。
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