さくらんぼ県やまがた

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さくらんぼ県やまがた。

言わずと知れた、
さくらんぼ生産量が日本一の県であり、
実は共働き率が高い県(昨年1位は福井県に抜かれてしまったが)
として知る人も多い。

1人当たりの所得が低いため、
というのも間違いではないだろうが、
それを許容するというか、
実現できるバックグラウンドがある、
という見方もできる。

当たり前だが働くことの意味は、
経済的に生活を成り立たせるという意味ばかりではない。

マズロー的に言えば、
たぶん社会欲求や承認欲求、
そして自己実現欲求にも繋がっている。

しかしながら共働きにはいくつものハードルがあり、
働きたくても働くことができないという人は意外に多い。

二人三脚に見えて、
実は親の協力や勤め先の理解など、
社会的なシステムやマインドに支えられており、
そういう背景がなければこの数字は現れない。

まるで「さくらんぼの木」そのもののようでもある。

一周まわってちょい誇らしい、そんな「さくらんぼ県」。
2018.03.09:NAO:[メモ・雑感]

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