ばばちゃが握る味噌おにぎりは、
どう考えても味噌以上の味がしていた。
あの黒ずんだ手のシワから、
何かの出汁が出ているのだと思っていたが、
孫を溺愛する親の姿を見るにつけ、
何が出ていたのか、分かってきたような気もする。
どんな無理難題も、MR.マリックのBGMに乗せて
「まごパワーです。」と言われてしまったら、
妙に納得してしまいそうな力がある。
仮に世の中の孫愛を
すべて熱量や経済効果に置き換えていったなら、
その数値はちょっと計り知れない。
HOME > メモ・雑感
もうすぐオープン
この4月から、長井の駅前のカフェの二階に
新しくオープンする「OMOCHAYA Kimi」。
海外のボードゲームや、自然素材の知育玩具や、
レオレオニの絵本などが並んでいた。
大人の自分でさえこれほどアガってしまうのだから、
子供たちの高揚はいかほどか。
おもちゃ屋 Kimi|facebookページ
新しくオープンする「OMOCHAYA Kimi」。
海外のボードゲームや、自然素材の知育玩具や、
レオレオニの絵本などが並んでいた。
大人の自分でさえこれほどアガってしまうのだから、
子供たちの高揚はいかほどか。
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分子の活性化状態と地域の活性化
「分子の活性化状態」とは、化学反応の際に、
反応物の分子が生成物の分子に移り変わる途中で通過する、
エネルギーの高い状態のことを言うそうだ。
人間の営みに置き換えれば、
人と人とが接点を持った時に時折生まれる
「アノ状態」のことを言うのだと思う。
宮崎駿氏は自身の「風の谷のナウシカ」という作品の中で、
人の命を「生まれ、響き合い、消えていく。」
と表現していたが、人生の価値は、
こうした《響き合い》のシーンを幾つ持てるかが
味噌なのだろうナ、とも思う。
時折耳にする「地域の活性化」という言葉は、
とても耳触りが良い反面、
それが経済的な豊かさを意味するのか、
それとも単に人口が多いことを表現しているのか、
人によって受けるイメージはまちまちで、
曖昧な印象を受ける。
ここで、分子の活性化状態を
半ば無理やり引き合いに出せば、
地域内もしくは地域外との響き合いの機会が多く、
それによってもたらされる化学反応によって
エネルギーが生じ、変化や成長を促している状態が、
それに近いんではないか?なんていうことを最近は思う。
響き合いの定義もこれまた難しく、
単に集まって酒を飲むだけで生じるとは限らない。
答えは当人の胸の内側にあって、
気持ちのいい和音になるためには、
きっと様々な環境や条件を要するのだろう。
反応物の分子が生成物の分子に移り変わる途中で通過する、
エネルギーの高い状態のことを言うそうだ。
人間の営みに置き換えれば、
人と人とが接点を持った時に時折生まれる
「アノ状態」のことを言うのだと思う。
宮崎駿氏は自身の「風の谷のナウシカ」という作品の中で、
人の命を「生まれ、響き合い、消えていく。」
と表現していたが、人生の価値は、
こうした《響き合い》のシーンを幾つ持てるかが
味噌なのだろうナ、とも思う。
時折耳にする「地域の活性化」という言葉は、
とても耳触りが良い反面、
それが経済的な豊かさを意味するのか、
それとも単に人口が多いことを表現しているのか、
人によって受けるイメージはまちまちで、
曖昧な印象を受ける。
ここで、分子の活性化状態を
半ば無理やり引き合いに出せば、
地域内もしくは地域外との響き合いの機会が多く、
それによってもたらされる化学反応によって
エネルギーが生じ、変化や成長を促している状態が、
それに近いんではないか?なんていうことを最近は思う。
響き合いの定義もこれまた難しく、
単に集まって酒を飲むだけで生じるとは限らない。
答えは当人の胸の内側にあって、
気持ちのいい和音になるためには、
きっと様々な環境や条件を要するのだろう。
ヒロあんちゃの退職祝い
一応長男ということになっているが、
僕には兄貴が一人いる。
ヒロあんちゃと呼んでいる、
僕が産まれる前から実家の工場に勤めている従業員だ。
今日は上山の古窯にて、
長年勤めてくれたヒロあんちゃの退職祝い。
定時制高校に通っていたヒロあんちゃが、
初めてウチの工場に来た頃は、
まだ声変わりも済んでいなかったらしい。
お袋は、出勤の時間になっても出て来ないヒロあんちゃを、
毎日家まで起こしに通ったそうだ。
僕にとっては物心がつく前から、
法事の席にも家族旅行にも普通にいた人なので、
やはり従業員というよりは兄貴という感覚が近い。
従業員はファミリーだという会社は多いが、
もしかするとこれほどの関係性ってそう多くはないんじゃなかろうか。
少し照れくさいが、
両親と一緒に僕を育ててくれたヒロあんちゃに、
42年分の感謝と慰労を込めて。
本当にお疲れさまでした。
3月からは西根のバスの運ちゃんとして、地域の皆さまを運びます!
僕には兄貴が一人いる。
ヒロあんちゃと呼んでいる、
僕が産まれる前から実家の工場に勤めている従業員だ。
今日は上山の古窯にて、
長年勤めてくれたヒロあんちゃの退職祝い。
定時制高校に通っていたヒロあんちゃが、
初めてウチの工場に来た頃は、
まだ声変わりも済んでいなかったらしい。
お袋は、出勤の時間になっても出て来ないヒロあんちゃを、
毎日家まで起こしに通ったそうだ。
僕にとっては物心がつく前から、
法事の席にも家族旅行にも普通にいた人なので、
やはり従業員というよりは兄貴という感覚が近い。
従業員はファミリーだという会社は多いが、
もしかするとこれほどの関係性ってそう多くはないんじゃなかろうか。
少し照れくさいが、
両親と一緒に僕を育ててくれたヒロあんちゃに、
42年分の感謝と慰労を込めて。
本当にお疲れさまでした。
3月からは西根のバスの運ちゃんとして、地域の皆さまを運びます!