文化祭の出品作品を作ってみました。
想像していたよりも難しくぶきっちょさんのあたしにはハードルがたかい!
暖かい目でご鑑賞くださいませ( *´艸`)
釜渡戸地区の赤坂にある六地蔵塔(六面幢ろくめんどう・六角幢ろっかくどう ともいいます)は重制(石を組合せて)でできています。
上部にある龕部(がんぶ)に地蔵菩薩が浮彫されています。
手前の六地蔵塔の龕部は隣に置かれています。
重制だと雪や地震でよく倒れるのだそうです。
六地蔵(六面幢・六角幢)は地名の由来にもなっています。
南陽市内だと、宮内地区の六角町や金山地区の六角(黒在家六角)などがあります。
六地蔵について
仏教では人間が死んだ後、生前の行いによって行き先が、地獄・餓鬼(がき)・畜生・修羅(しゅら)・人間・天の六道(ろくどう・りくどう)に分れるとされています。
六地蔵は六道の苦しみを救う六体の地蔵様のことです。
釜渡戸地区の赤坂にある共同墓地の中に地蔵堂があり、二十体近くの地蔵様と六地蔵塔(六面幢ろくめんどう)が安置されています。
引用:「釜渡戸」を中心とした社会科資料 錦 三郎 著
明治※1、釜渡戸分教場が建てられたが、その地ならしの時、瀬戸くずや、白壁の崩れたのを彫りだしたそうである。(中略)また、分教場の入口あたりには多くの地蔵が立ち、六地蔵※2も二基立てられ、その一基には于時※3元禄九天(1696)霜月吉日の銘文がみられる。(中略)
これらの石地蔵、六地蔵は皆赤坂の共同墓地に移された。
※1 明治24年12月2日、中山尋常小学校に釜渡戸分教場を設置しました。
なお、釜渡戸は大字中山に属していました。
当時、中川地区にあった小学校は川樋尋常高等小学校になります。
※2 次回、紹介します。
※3 于時=時に