私は山形に恩返しをしたい。九州に産まれた私を息子の様に可愛がってくれた山形。私の故郷は山形です。自信を持ってそう言います! 他県からきた私をすぐに受け入れてくれ、地元の方々は親切にいろんなことを教え、協力してくれた。
「作物の作り方がわからない!」師匠はいつでも、どこでも、何時でもかけつけて優しく丁寧に教えてくれた。「山形に親友がいない!」食事会などに行くと、若い方から先輩方すべての方が優しく接して、協力してくれた。最上川の氾濫があり大きな被害を受けたとき、いろんな方々が駆けつけてくれた。何よりも元気になった。何よりも勇気が出た。何よりも人の優しさに触れることができた。何よりも親友の大事さに気づくことができた。
私のふるさと山形が私にしてくれたこと。今度は私が山形にするんだ。今から10年間、寅ちゃん突っ走ります。必ず農業で世界一になってみせます。多くの子どもたちの希望になりたい! 10年後…山形の自慢になりたい。山形の誉れになりたい。