8:30~「センセイ、センセイ」と呼ぶ声。障がい者施設の園長時代、入所者のひとりだった「まきちゃん」。お母さんも顔を出し、がっちり握手。「障がいのある方が笑顔いっぱいのまちをつくります」とまさみちさん
9:25~昨日とは打って変わっての晴天。しかし、この日中でも気温は零下12度。地元の東和町に近づくにつれ、熱気が伝わってきた。沿道を埋めた住民はざっと、50人。白雪に照らされて、みんなの目もキラキラと輝いている。まさみちさんも気合十分。さぁ、行け「まさみち号」
10:14:~田瀬地区で街宣。「ここで初めて口にしますが、父は寝ても覚めても田瀬ダムの行く末を気にしていました」とまさみちさん。十数人の住民は“父親秘話”に身を乗り出して、聞き入った
10:25~まるで、墨絵のような雪景色、雪布団をかぶった棚田もまた、格別。「昔、このあたりには“隠し田”がたくさんあった。年貢を免れるための百姓の知恵。山からの水も豊富だったから」―車中のこんな会話も楽しみのひとつ
11:02~下浮田地区の田園地帯。雪原のてっぺんで、頬かぶりしたおばあちゃんが雪かきの手を休めて両手でバンザイ。辛口評定で知られる運転手さんが自信たっぷりに言った。「いまの瞬間で決まった。(投開票日の)23日はハッピ-デ-になる」
11:16~走る、走る。まさみちさんと支持者とが“脱兎”のごとく走る。長い耳同士の二兎ががっちりとグ-タッチ。さぁ、ゴ-ルはもう、目の前
11:37~大リーグの菊池雄星投手の伯父さんが除雪機の運転を止めて、待ち構えていた。「いやぁ、こっちこそ、雄星さんから勇気をと元気をもらったんです」とまさみちさん。行政区長を務めるおじさんはただただ、ニコニコ笑っているだけ
11:54~高台で雪かきシャベルをグルグル回しての応援メッセ-ジ。四囲から「まさみち」コールが聞こえてくるな、そんな気分に…
12:46~「おめさんが38歳で議員になった時から、ずっと見てきた。市長に出ると言った時は正直、びっくりした。んだども、おめさんの偉ぶらないところが、オラは好きだ」―。支援者のこの言葉に今度はウグイスさんが感激、マイクの声が涙声に…
14:41~スーパーなど大型店舗が立ち並ぶ高台からの大音声。眼下には買い物客の車がずらり。響け、広がれ、どこまでも!寒風に向かって、みんなで叫ぶ
15:13~花南地区を遊説中、沿道のあちこちからグ-タッチを求める手招きが…。この作法はコロナ禍がもたらした数少ない恩恵なのかもしれない。一目散に駆け寄るまさみちさんを見ながら、「選挙とは実に健康増進のための運動なのだな」と別のことを考えていた
15:46~富士大の真ん前。女子学生ふたりが構内から出てきたが、ちらっと眺めながら、通り過ぎた。無関心のなせるわざかとがっかりしたが、「皆さんの大学との連携を強めたい」とまさみちさんが口にしたとたん、あちこちの窓から手を振る姿が。ホッとして、「必ず、投票に行ってくれよ」と思わず、叫んでしまった
16:16~賢治教育に力を入れている南城小学校の下校隊列に遭遇。きちんと挨拶をして、「ガンバって」の大合唱。さすが…
(写真はウグイスさんと雪道を走るまさみちさん。昨日、スッテンコロリンしたので、この日は滑り止めのついた長靴に=12月19日午前、東和町内で)
《追記》~「いやぁ、勇気と元気をもらったのは、こっちの方で方です」(コメント欄に写真)
大リーガ-、菊池雄星投手の伯父さんと親しげに言葉を交わすまさみちさん。左が行政区長を務める伯父の佐々木雄幸さん(84)=1月19日午前、東和町内で
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