まぐろの思ひ出

  • まぐろの思ひ出
刺身といえば、現在では海のない米沢のスーパーにも、20種類ぐらいは並んでいます。
海が目の前にある太平洋側から移ってきた方や、日本海側からこちらに来た方の話を総合すると、いろいろな魚があっていい、ということでした。

産地というか、採取地である場所では、その場で獲れたものが市場の中心となり、長崎の鯖とか、御名浜のメヒカリなんかはわざわざ並ばないのでしょう。
で、マグロです。

昔は刺身と言ったらマグロかタコでした。タコは茹でてあるもので、生はありませんでした。
季節になるとカツオが出てきて、あとは鯉のアライってのがありました。
イカは生では食べませんでした。エビもずいぶん後になってからだと思います。

白身はハマチを食べたのが最初で、その後鯛なんかが入ってくるようになったのだと思います。
貝は生で食べるのは牡蠣ぐらいだったと思います。
そういえば、きゅうりと赤貝の缶詰のサラダというかおひたしみたいなのはよく食べましたが、今は全くどこでも出てこないメニューとなった感があります。

で、今日のマグロはうまいのですが、多分冷凍技術の進歩でしょう。
全く香りがありません。
香りのあるマグロは「すきやばし次郎」にでもいかないと食べられないのでしょうか。
2011.05.25:mameichi:[嗚呼うましコーヒー]

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