自身のマイナー嗜好と二人の祖父は赤の関係。

  • 自身のマイナー嗜好と二人の祖父は赤の関係。
ジャズのレコードをずらりと並べているので、ちょっと詳しい方はマイルスだの、コルトレーンだの、チック・コリアだのハービーだのキースだのと話しかけてこられることもあります。
残念というべきか、そういう昔のジャズ喫茶でかかっていたのは皆無といっていいほど持っていません。

みんなが好きなものが嫌いなわけではないのだけれど、自分の好きなものがみんなの中心になっていないことを何となく感じていたんです、子供の頃から。
天邪鬼とは特に思いません。自然にそういう流れに向っていかないのです。
そして自分が流れていく方向は割にはっきり見えたりするのです。

今回親父が亡くなったことで、一つ判ったことがあります。
父の父、つまりじいさんが社会党だったことです。南原村会議員を一期務めたことは聞いていましたが、社会党とは聞いていませんでした。
なぜか国鉄でヒトラーという仇名で恐れられていたらしいのです。ヒトラー=赤という図式は良く分かりませんが、論客だったのでしょうか。

母方の父、つまりじいさんはバリバリの社会党で、市議選に打って出る時、時の県会議長加藤富之助に自民党に鞍替えすれば勝たせてやると言われたのですが、言うことを聞くはずもなく、随分下のほうで落選しました。
借金取りに行っても、一銭も取れずに子供に小遣いを呉れて帰ってくるような人だったそうです。

で、この二人に共通して出てくる政治家が長俊英という人です。
母の父はうんと友達だったし、父の父も葬儀の時献花が来たという話でした。
多分どこかの集会では一緒のこともあったでしょう。

この長俊英という方には私も一度葉書をもらったことがあります。
市長のころだったのですが、ちゃんとしたコメントが書いてありました。
そのころ私は中学浪人で、市長は行っていた予備校の理事長だったのだと思います。
上記のじいさんとは苗字が違うので、孫とは知らなかったでしょうが縁とは異なものですね。

社会党とマイナー嗜好を一概に結び付けることは無茶ですが、何となくDNAを感じないこともありません。
現在私の好きな赤は、写真のようないなたいネオンです。この舞台は先週の長井の水上ステージです。

2010.06.30:mameichi:[家庭の事情は!]

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