豊川炭鉱馬車鉄道再び!

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ここ数年気になっているのは、この鉄道のことです。

最近新潮社から「日本鉄道旅行地図帳」という便利な本が出たらしいのです。残念ながら最近本屋に行かないので、まだ未見です。廃止された旅客鉄道の前線全駅が掲載されているのが謳い文句なのですが、豊川~は掲載されているのでしょうか。多分されていないということで、ここは話を進めます。

豊川炭鉱馬車鉄道は明治32年7月25日米沢停車場より糠野目まで開通、その後9月16日に開業式を行い12月8日に赤湯まで開通した馬車鉄道です。しかも年内に積雪のため運休、翌年諸般の事情により再開せずに廃止に追い込まれた不運な鉄道なのです。
ちなみに豊川炭鉱は現在の飯豊町手ノ子辺りにあった炭鉱のことをさし、飯豊町に合併する前は豊川村でした。始めはこの炭鉱の鉱石を米沢に運搬する目的で企画した鉄道だったのですが、、、

今から3年前、冬になりバンド活動も暇になったので、子供の頃米沢大年表で見た馬車鉄道のことを調べ始めました。ネットというのは便利なものでその頃の申請書類のリストなども検索できるようになっています。しかし残念ながら上記鉄道は載っておらず、社長をしていた川西町皇太神社の蔵田家に確認したところその筋の資料は今はないとのことでした。以前その調査をした川西町元フレンドリープラザ館長、故竹田又右衛門氏に取り次いでもらったところ、その話を川西町の文化財保護協会の総会のときにしゃべってくれということになりました。

そういうことは勿論初めてなので躊躇しましたが、やらせていただきました。そのことで何か分かることがあれば、是非ご連絡を頂戴したいと思います。

写真は晴れた日の米坂線風景です。

2009.07.01:mameichi:[線路は続くよ果てまでも。]

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