盲目のピアニスト

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私はクラシックのことは分からないので。

ジャズでは何といってもアート・テイタム。但し全盲ではなく若干光は確認できたようですが。バカテク技巧派というイメージです。早いアルペジオのパッセージにはいろいろなパターンが駆使されており、ちょっと聞けばこの人と分かる演奏。

イギリス生まれのジョージ・シアリングは今も健在と聞きます。もうやってはいないかなぁ。8月で90歳、バードランドの子守唄という粋な曲を書いています。彼のテーマ曲でもある「9月の雨」はナベプロ社長だった渡辺晋のシックスジョーズのテーマ曲でもありました。ピアノとギターとビブラフォーンのユニゾンが中々乙なものです。

レイ・チャールズは県民会館に見に行きました。ヴォーカルの方に耳がいってしまいますが、ピアニストとしても一流です。もう一人スティビー・ワンダーもどっちも素晴らしい。

洋の東西を問わず、盲目の人が出来る商売の一つの選択肢として音楽はあって、日本では検校といわれる人が地歌の世界を作り、代表的なのは琴の宮城道雄でしょう。

この辺では新潟から瞽女がやってきました。かみさんのじいちゃんは今年101歳、その父親が歌舞音曲好きで、瞽女を泊めてうちで興行したことがあったそうです。いつごろの話か尋ねると、「小学校に入って数年して、、、」
、、、90年ぐらい前なのですね。
2009.06.17:mameichi:[芸能音楽の50]

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