HOME > 記事一覧

お前のおもちゃに買ってきたんじゃねえんだよ。

  • お前のおもちゃに買ってきたんじゃねえんだよ。
天気がいいので息子と太鼓を外に出して掃除をしました。

「おい駿、ほこりをはたけよ。」
「父ちゃんこの太鼓随分汚い太鼓だね。」
「つべこべいうんじゃねえよ、ほこりをはたきゃいいんだよ。」
「どーん、どん、どん。」
「太鼓を鳴らすんじゃないよ。ほこりをはたけよ。お前のおもちゃに買ってきたんじゃねえんだよ。」
「だって、はたいたら鳴るんだよ、この太鼓。」
「どんどこ、どんどこ、どんどんどん。」
「うるさい音だねぇ。」
「おい、太鼓を打ったのはそのほうの家であるか。」
というお侍はやってきませんでしたが、ずーっと志ん生の「火焔太鼓」の根多そのまんまの会話をしていました。
2010.10.04:mameichi:コメント(0):[豆いち、店舗にて]

石原莞爾 生涯とその時代 を読む。

  • 石原莞爾 生涯とその時代 を読む。
阿部博行という庄内農業高校の先生が書いた本を読んでいます。上下刊であとがきまで653ページという大著なので、中々先に進みません。

2週間に1回息子と市立米沢図書館に行くようになり、奴が選んでいる隙に何かを借りようと書棚を物色するのですが、強いて言えば特に読みたいものもないのかもしれません。
でも、息子が借りる落語絵本だけではお里が知れるので、取りあえず何かを借りているといった按配です。

石原莞爾は鶴岡の人、満鉄東亜経済調査局理事長の大川周明は酒田の人、満映理事長の甘粕正彦は米沢ゆかりの人、国内で花咲かせる場所はなかったんでしょうかなぁ、県人は何やったんだろうなぁー。

満州は漫画家を多く輩出している場所でもあります。
赤塚不二夫、北見けんいち、高井研一郎、古谷光敏のフジオプロの先生方、ちばてつや、あきおの御兄弟、四コマの上田トシ子、丸出だめ夫の森田拳次とか。

その他浅丘ルリ子、松島トモ子、池田満寿夫、小澤征爾、加藤登紀子、板東英二、なかにし礼、山崎拓、冬柴鉄三、田勢康弘、岩見隆夫、草野仁、ジェームス三木、宮尾すすむ、富山敬と筋が通っているような、いい加減なようなメンバーが続きます。

満州がなくなってからまだ65年でしかないので、そりゃ怒る人もいるだわなぁ。(故竹下登風に)
あのころはこっちもそうやってたんだから。
2010.10.02:mameichi:コメント(0):[あの頃]

たかはた果樹園のジャムが

  • たかはた果樹園のジャムが
入荷しました。何を隠そう(特に隠してもいませんが、、)以前私が販売していた商品です。
思えば、非常にわがままをさせていただいた会社で、今日こうして仕事ができるのも三弘製薬㈱(たかはた果樹園の本名)のおかげと感謝しています。

こっちに帰って来てから、家の手伝いみたいなことをしていたのですが、外に働きに出たほうが安定収入を得られるぞ!ということでホクヨウかなんかの合同会社説明会で面接をしたのがきっかけです。縁があったんですね。

その後入社してから17年間余りいろいろなところにいかせていただき、社員旅行なんかも、台湾、北海道、草津、新潟、千葉、庄内、沖縄と随分賑やかにやってました。

さて、写真の商品ですが手前は砂糖を使わずにノンカロリーの甘味料で作ったカロリー1/10ジャムです。
多分現在出ているジャムの中でも、1,2を争う低カロリーなジャムだと思います。しかも果実の含有量もしっかりあるので、果物本来の美味しさが詰まっています。

その後ろにあるのは私も開発に関わらせていただいた「ヨーグルトソース」です。
その名の通りヨーグルトにかけて食べていただくトッピングソースです。今回はいちご、ブルーベリー、マンゴーなどの定番に加えてトマトもご用意しました。
上山の姪が生まれた前の日に発売になったので、16年もそのままのラベルで頑張ってくれています。
是非ご賞味ください。美味しいですよ。
そういえば業者さんからは、よく三弘(さんこう)さんと言われていました。


2010.09.30:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

スクーターで赤坂見附の坂を飛ばしていた。

  • スクーターで赤坂見附の坂を飛ばしていた。
なんでこんなに乗らなくなってしまったんだろう。なんであのころはみんな乗っていたんだろう、スクーターに。

大学生になって国分寺という武蔵野の面影を残す、東京とはいえ片田舎に越してきたころ、まわりの3人に一人ぐらいはスクーターを持っていた。
私もすぐスズキの蘭という、鳳蘭ではなく伊藤蘭がCMに出ていたのを購入した。

これがなかなかご機嫌で、晴れていればどこへでも行ける。
電車賃がないときは山手線の内側にも突入、青山通りの赤坂御用邸あたりでスピード違反で捕まったりもした。
捕まえなくってもいいじゃん!!という感じだったが。

サラリーマンになってから最初の勤務地が飯能だったため、大活躍したのも蘭だった。
飯能から渋谷のタワーレーコードに買出しに出かけ、運転していたら足元においていたレコードをどこかで落としてしまい、そのまま見つからずじまいだったのは、アレサ・フランクリンのライブ・アット・ザ・フィルモアではなかったろうか。そう、あのキング・カーティスバンド伴奏のやつ!

同じことは2度あるもので、そのときはアーネット・コブ&エディ・ロックジョー・デイビスのプレスティッジ盤だったのだが、このときは随分戻っていって車に踏まれてジャケットがでこぼこになっていたものを回収することが出来た。
レコード盤のほうは特に問題なくトレースできたが、なぜか今手元にはないような気がする。電車の網棚に忘れたのはこれかもしれない。
ブラジルのカルトーラもなくしたし、あれもこれも、、、

その後茅場町本社に行ってかも鶴見の友人のところに行った記憶があるからまだ乗っていたのだろう。その後三鷹に移った頃誰かに売ってしまい、その後周りの人も何となく乗らなくなったような気がする、スクーターに。

なんであんなにみんな乗っていた乗り物が、消えてしまうのだろう。
現在のバイクの生産台数は全盛期の10分の1らしい。


2010.09.29:mameichi:コメント(0):[あの頃]

ご馳走です!

  • ご馳走です!
スーパーに行ったら、スペアリブが半額です。これは作るしかないと思い、700グラム購入しました。それで600円ぐらいなので格安ですね。産は庄内平田牧場の三元豚です。
クックパッドなどをみてしまうと、どれをどうやっていいのか段々判らなくなってしまうので、万事適当に作ります。

問題はニンニクがなかったことから始まります。
先週たまたまYB駅前店で見たときは国産1個100円、今問題の国の産が3個100円でした。
そこまでちょっと遠いので、ちかくのKLに178円ほど握り締めて(というか財布の有り金が、、、)行ったのですが、1個売りは青森の無臭ニンニクで198円、あとは今問題の国の産が10個ぐらい入っている網のやつで300円で両方とも買えません。

次にKM中央店へ、ここでも青森の無臭ニンニク198円しかないので買えませんでした。しょうがないので自宅を越えて橋を渡ってYZ花沢店へ。
ほんとにバリエーションがなくここも青森の198円でしたが、その横にこう一個を剥いて4分割ぐらいにした全部足しても半個分ぐらいのものが126円で売っていたのでそれを買いました。
こうなってみると、YB駅前店恐るべしですね。最初からそっちに行けばよかったんですよね。

で、帰ってくるとあると思っていたはずの生姜がありません。さすがにもうスーパーのはしごはこりごりなので、チューブで済ましました。
赤ワインもたまたま開けていたのでドボドボッ、蜂蜜も入れちゃいましょう。
玉葱と人参とリンゴをすりおろして醤油とともに漬け汁にして容器へ肉を漬け込みます。

もうこの時点で、これは成功間違いなしという安堵感がなぜだか生まれるのです。
3時間ほど置いているうちにオーブンを暖め、250度30分で決めました。
漬け汁はフライパンで汁気を飛ばし、オーブンから出した肉を絡めます。
勿論部屋中すごい匂いになっちゃいました。

料理は楽しいです。
2010.09.28:mameichi:コメント(0):[食いしん坊万歳]