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デパート大好き!

  • デパート大好き!
な子供でした、私は。

小学校一年のとき山形から大沼がやってきて、米沢に支店を構えました。それはもう米沢人にとってはエポックメーキングな事件だったことは間違いありません。

それらしきものはたとえば今の商工会議所にあった糸屋とか、この間閉店した松野屋のところにあった十字屋とかあったのですが、、、

何が違うのか、たとえば糸屋は2階に食堂があってお子様ランチを出してくれました。また十字屋にはエスカレーターがありました。そしておもちゃ売り場もありました。それはあのころの米沢にはかなり新しいものでした。

では大沼には何があったのか?

それらの店にあったものが全部あって、しかも屋上に遊園地があったのです。

今考えると屋上があるかないかはかなり大きな違いでした。それほど大きくない米沢盆地を一望したとき、鉄柵をなめながら吾妻を仰いだとき、それは殿様が天守閣からやってる状況を子供たちは手に入れたのです。

しかもそこにはスナックコーナーがあり、おばちゃんが焼きそばを焼いていました。お祭りなどで売っているものが常設している。=素晴らしいという構図でした。

多分一人前30円ぐらいだったと思いますが、ある日友達3人で遊んでいると、今から考えるとどうみても百貨店に営業に来ていた人がなぜか自分たちに焼きそばをおごってくれたのです。しかもおばちゃんに50円で3人分に分けてくれといっているではありませんか。今考えるとそのセンスが泣かせますね。

おいおい兄ちゃん、そんなことできるの?大人は、、、といった感じです。おばちゃんも分かったよといった風情で3つに焼きそばを分けてくれ、はいよっといって出してくれました。さあ、お前ら食えっ!とその知らないお兄さんが言ったのです。

ちゃんとありがとうっていえたのかなぁー。とにかくご馳走になりました。今いいます。ありがとう、そしてご馳走さま。

今からみるとこういう夢のような時代にいたんですねぇー。ありがたいなぁー。とおもう今日この頃です。

写真はいろんな漆器です。話とはまったく関係ないですがいいのありますよ。
2008.10.13:mameichi:コメント(2):[うつわいろいろいろ]

相方のテナーサックスです。

  • 相方のテナーサックスです。
ショウウインドウに飾っておいたのですが、朝日で結構熱くなるため、一旦ケースにしまうことにしました。

1944年頃のアメリカ・マーチン社製です。今から25年ほど前の大学2年だったでしょうか。あの頃管楽器の連中は、NHKをまっすぐいったところの代々木公園の歩道橋の下で練習していました。

近くの楽器屋といえば、渋谷公会堂を渡ってライブハウスの隣の隣に関根さんという元ラッパのおやじがやっているユニオン楽器という楽器屋があって、持っていた新品のセルマーと交換したのでした。

多分うまいこと言われたのでしょうが、それからずっと使っているし音色も気に入っています。リペアに出す楽器屋もいい楽器だと言ってくれることが多く、そのまま使っています。

関根さんにはキャンプ回りの話や、昔のキャバレーの話、仲間内の楽屋話などを聞きました。だいたい昔のバンド仲間がやってきて昼から宴会です。

そしてこのテナーの由来は終戦後銀座十字屋(中村江里子さんの実家ではないかと思います。1or2丁目に今も盛業中なはずです。)に米軍放出品として出ていたのを厚母雄二郎が購入(厚母氏は名テナーとしてフランキー堺、秋吉敏子、松岡直也らと活躍後、米軍の女性兵士に見初められ渡米、ヒヨコの雄雌鑑定士として成功した人物として知られています。)渡米の時ある人が買ったものが手に入ったという触れ込みでした。

この話が事実かはともかく、アメリカと戦争していたという無茶な時代があったことを目の前に感じる逸品です。
2008.10.13:mameichi:コメント(2):[芸能音楽の50]

豆いちの夜景。

  • 豆いちの夜景。
太鼓だけではちょっと寂しいので、脇にトロンボーンを置いてみました。南側のウインドウにはテナーサックス、カウンターの後ろにはクラリネットも常備しました。

昨日旅の人がその楽器につられて入ってこられました。その前の日は、イギリス人のご夫婦とジャズ話で盛り上がりました。

いつもジャズを中心に音楽を流しております。コーヒーを飲みながらラテンなどいかがでしょう。
2008.10.12:mameichi:コメント(0):[豆いち、店舗にて]

ラウシュ社 カカオコレクションです。(チョコレートです!)

  • ラウシュ社 カカオコレクションです。(チョコレートです!)
チョコレートの季節となってまいりました。

ドイツのチョコレートの登場です。
ラウシュ社は1918年にベルリンに創業した老舗です。

カカオコレクションは7品種あります。
ノウメア(パプアニューギニア産カカオ使用、35%含有)
マダンガ(南アフリカ産カカオ使用、39%含有)
プエルトカベロ(ベネズエラ産カカオ使用、43%含有)
アマカド(ブラジル産カカオ使用、60%含有)
エクアドル(エクアドル産カカオ使用 70%含有)
トバゴ(トリニダートトバゴ産カカオ使用 75%含有)
テンバドロ(トリニタオ種カカオ使用 80%含有)

40gで6個に分割できます。是非お試しください。コーヒーに合うこと請け合いです。
2008.10.11:mameichi:コメント(0):[豆いち、店舗にて]

いちじくはどうなることかと思いました。

  • いちじくはどうなることかと思いました。
上杉家が入る前より、米沢は水利があまりよくないためなのでしょうか、米よりも果実が多く栽培されていたそうです。

そして入府以降、栗、胡桃、梅、桃、杏、すもも、いちじくなど推奨され随分栽培されていたようですが、その痕跡は館山のりんご(これは無論明治以降)以外あまりありません。

イザベラバードが来た頃は桃源郷と思ったほどなので、明治以降の経済になってから養蚕、たばこなどより現金収入になるものに変っていったのでしょうか。

毎日通ってくる福田町は栗の産地だったそうです。(胡桃は表町周辺だったということです。)目立った栗の木は3本ほどしかなくなりました。

その近くにいちじくが実っていました。やっぱり甘露煮でしょうか。ジャムにしてもおいしいです。食物繊維で天然のペクチンが豊富なので、お通じにいいといわれております。

その事象と浣腸のかたちというか商標というか、どう連動しているのでしょうか?
2008.10.10:mameichi:コメント(0):[そこいら辺を歩く]