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かぶと虫、頭に止まる。

  • かぶと虫、頭に止まる。
この角の部分の木をひらってきて、かぶと虫を二人で作りました。ボディは石です、石塚だけに。ぶーんと飛んで、頭に止まりました。もう夏ですね。
2009.06.12:mameichi:コメント(0):[豆いち、店舗にて]

本日の絵葉書 6月12日 其ノ64  

  • 本日の絵葉書 6月12日 其ノ64  
米澤市上杉謙信公之廟 (米澤市盛文堂製)

御廟(おたまや)は以前は非公開のため、横裏から撮った写真です。
昭和39年の新潟地震の時に大破、復旧資金獲得のため公開に踏み切ったと識者から聞いたことがあります。最近またかなり朽ちていたものを復旧全面公開しています。

謙信公は以前は御城の御堂に眠っていたのですが、明治になってからこちらに移しました。だから建物は景勝とかよりも新しいものだと思います。
2009.06.12:mameichi:コメント(0):[食いしん坊万歳]

今宵は虎造節で、、、

  • 今宵は虎造節で、、、
秋葉路や 駿河の国に茶の香り  流れも清き太田川 若鮎踊る頃となり 松の緑の色も冴え 遠州森町よい茶の出処 娘やりたやお茶摘みに
ここは名代の火伏せの神 秋葉神社の参道に 産声上げし快男児 昭和の御世まで名を残す 遠州森の石松を 不弁ながらも務めましょう。

廣澤虎造という人は、啖呵も節もいいが、なにせ声量に乏しい。これは浪花節語りにとってはその当時ある意味致命的でした。だから東京の寄席みたいなところはいい、お客さんが百から精々二百人だから。
但しそのころの浪曲の人気はそんな小屋では賄えない。両国の国技館を一杯にする、或いは浅草国際劇場。二千、三千という興行です。そんな時はピアノ線を張り巡らしてそれに声を乗せてPAの代わりにしたものだそうです。
でも通常は地方公演、いわゆるドサ廻り。こういう細工は出来ないので自分のノドが頼りです。
その後マイクとアンプとスピーカーが発達して、更にラジオの時代になります。そうすると声の大きさよりも、話の内容では虎造は負けません。一躍大スターとなります。

それと同様のことが海の向こうアメリカでも起きていました。20世紀に入ってニューオリンズで生まれたジャズはミシシッピーを遡りシカゴで花開きます。世は禁酒法時代、やっちゃいけないといわれると派手になるのが人情、酒を飲んでドンチャカ騒ぎをするホールもどんどん大きくなり、それに従ってバンドの人数もどんどん増えていきます。
その時テナーサックスをソロ楽器にしたのがコールマン・ホーキンスという親方。音色、音量共に完璧でその後ベン・ウエブスター、レオン・チュー・ベリーなどが追従しました。その時虎造同様、アイデアには優れているが残念ながら音量に欠けていたのがレスター・ヤングというサーカス出身のサックス奏者。ビリー・ホリデーなどの一部の識者からの支持はありましたが、よいマイクが出来た頃には麻薬でいい演奏が出来る体ではありませんでした。

虎造は長く絶頂期を務めるのですが、録音中声が出なくなり脳梗塞で人前での口座には立てなくなります。なにも話せずに、口上でお辞儀をするのみの引退の全国ツアーが組まれ、本人もつらい思いをしたことと思います。

但し、レコード、CD,カセットの虎造はいつも元気に明るい声でからっとした博打打ちの話を今日も聞かせてくれます。是非機会があれば虎造の石松三十石船道中で爆笑していただきたいと思います。

「江戸っ子だってねぇ」「神田の生まれよ」「そうだってねぇー」これです!
2009.06.11:mameichi:コメント(4):[芸能音楽の50]

ガラパゴスの豆、入荷!!

  • ガラパゴスの豆、入荷!!
私にとっても初めての豆、ガラパゴスがやってきました。

南米エクアドルの沖合約1000Kmの太平洋に浮かぶ赤道直下のガラパゴス諸島、ここの珈琲栽培は1875年Don Manuel J Cobos氏がフランス領からブルボン種の種子を持込み栽培したのが始まりでした。
現在珈琲が栽培されているのは、サンクストバル島で、標高800mの山岳部は深い霧に覆われ、豊な植物群が密生しています。
中央にそびえる火山口の傍らでは自然の湧き水があふれEl Junko湖を形成し、決して涸れる事の無い新鮮でスィートな水を島にもたらしています。
このような環境でバランスのとれた生態系の一部として育てられる珈琲は優雅なボディと芳醇なアロマは諸島のさわやかな風、そして珍動植物が脳裏をかすめることでしょう。
是非お試しください。

商品名 ガラパゴス
原産国:エクアドル
生産国:エクアドル/ガラパゴス諸島/サンクリストバル島
農園:カフェタル サンクリストバル
標高:800m
品種:ブルボン種
精製方法:ウォッシュド
収穫期:11~1月
2009.06.11:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

本日の絵葉書 6月11日 其ノ63 

  • 本日の絵葉書 6月11日 其ノ63 
松ヶ岬公園内春日神社 (米澤市盛文堂発行)

春日神社は以前は御膳部町のほうにあったのを、明治以降城内に移築したそうです。
明治20年代後半、以前あった御膳部町の場所を貯木場にしようという計画が立ち、三沢から舘山街道に鉄道を通そうとしたのですが、市議会で反対派が多く、立ち消えになったということです。

確かいまはこんなに立派な石垣はないと思います。
2009.06.11:mameichi:コメント(0):[米澤絵葉書繁盛記]