家族旅行といっても店を長期間休めないので、どうしても近場での一泊旅行になる。
今回は会津へ行くことになった。みんな前日もそれぞれ忙しく、余り早起きはしたくないということでのチョイスだ。8月17,18の両日である。
一気に若松の中心部、会津一番館という喫茶店に手モーニング。
野口英世が寄宿していた医院をそのままカフェにしたということで、歴史の重みを感じる。
二階はその当時の資料などが陳列してあったのでちょこっと覗いてみた。
そうそう、モーニングだが600円でサンドイッチ、スープ、サラダが付いて中々のボリウム。
腹もお一杯になったところで、今日のメイン大内宿へと向かう。
会津西街道を南へ南へ。一時間ほどで大内宿。平日と言うのに駐車場は車でいっぱいだ。
ここに来たのは20年以上前になると思う。まだほとんど観光地化していないことだったのだが、いつの間にか会津でも最も多くの観光客が訪れるスポットとなっていた。
ほとんどの家がみやげ物屋か蕎麦屋か民宿となっており、商売をしていない家は数えるほど。
但しその家の人がやってる場合もあるし、テナントとして業者に賃貸している場合もあるようだ。
店の商品も珠玉混交、いいものもあればかなり怪しいものもある。自分が土産物屋を回ったいた頃のことを思い出した。
昼は大和屋という蕎麦屋で名物葱蕎麦を頂く。手打ちそばで甘めのたれ量も十分だった。
土産などを買ったり、写真を撮ったり、そろそろということで若松に戻る。
若松では今日二軒目のカフェ、焙煎屋珈琲店で一服。ここは私が珈琲屋を始めた頃に伺った店だ。サイフォンで淹れていただく珈琲は割合深入りの珈琲。その後町中を散策、蒲生氏郷の墓に詣でる。米沢よりも古い建物がしっかり残っており、ならぬものはならぬという会津の頑固魂を感じさせる風情だった。
それから多分十三参り以来だから約40年ぶりの飯盛山に登った。
白虎隊が自刃した場所などは憶えていなかったが、ローマから贈られた鷲のオブジェは何となく記憶していた。
それからさざえ堂という不思議な塔に登った。
若松も大体見終わり一路裏磐梯に向かった。
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