私が少年時代を過ごした東部地区の夏祭りと言えば、佐藤清水か常信庵が大きい祭りだったように思う。忘れられないのは常信庵で初めてタコ焼きなるものを食べた時のことだ。
香具師はヒトのよさそうな親父とおばちゃん。そのタコ焼きはドーム型のではなくて、球形のものだった。中には紅ショウガやネギ、天かすなども入っていたのだろうか。上には青のり、鰹節、そしてソースが掛かっていたのだろう。初めてのタコ焼き、食べてみるとまあ、旨かった。が、何でこれがタコ焼きなんだろうか?
実は全部の玉にタコが入っていなかったのだ(;一_一)
本当のタコ焼きは米沢大沼が開店した時に「タコ焼き」の正体が判明したのだ。
それはともかく、町場に越してきてからは、やはり粡町の西宮戎神社と立町の皇太神社のお祭りが大きい。
粡町は7月10日、立町は15日、毎年どちらかが雨になるという言い伝えがある。で、今年は立町が雨に当たってしまい、大人の神輿は巡行したが、息子が楽しみにしていた子供神輿は中止になった。
その代わり息子は高い水飴やクレープなど怪しげなものにむしゃぶりついている。但しタコ焼きにはちゃんと大きめのタコが入っている。
もう一度食べてみたいな、プロが作るタコ無しのタコ焼き!
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