息子と二人、楽しみにしていた柳家小三治の落語を聴くことが出来ました。
私は所謂談志党なので、実は小三治師はあまり聴いていませんでした。聴きはじめたきっかけは、お店のお客様が自分でTVから録画したのをDVDに焼いて下さったのです。
簡単にハマりました。何故か、と云えば、面白いから、です。
そして、少しおへそがねじれている御仁だな、と、、、
通常は談志のほうが、我儘へそ曲がりで通ってる風があるように思います。が、実際は小三治のほうが、、、だと思うのです。
で、小三治はマクラが有名?なのですが、今日もしっかりたい焼きの噺を30分は振ったかもしれません。そしてたい焼き、ではなく鯛のアラが登場する猫の災難へ。
中入り後2席目は、いきなり『おっ母ぁ、おっ母ぁ!』と始まりました。私と息子は目を合わせて、ニヤリとしたのは云うまでもありません。
ここ3年ほど二人で豆チョコの袋詰めをしながら何度となく聴いて、二人で大笑いした初天神と云う演目だったからです。
それからは、自分が知っている初天神との違いを探す作業になるわけですが、実際ショートヴァージョンではありましたが、随所に新しい仕掛けもあり、小三治師が拵えたフレーズも満載で、大感動の一夜となりました。
まだまだお元気なことが分かったので、近くにいらしたときには、次は是非死神なんかを聴いて見たいと思う一夜でした。
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