『オーッス!バタやん』を観て以来、田端義夫の唄が聴きたくなった。
実は店を開店してからレコード購入を封印していたのかもしれない。
東京出張に行った時、たまさかレコード屋に廻るのだが全く食指が動かなかったのだ。
多分その間買ったのはSPレコード5枚ほどか。
それは私の郷土史の極みで買っていただけで、純粋に音楽を聴こうと云うのが一義ではなかった。
全てで15枚のLPを全て聴くことは出来なかったが、田端義夫のことが少しは分かったような気がする。
映画で寺内タケシが云っていたが、唄が完璧ということ。他人の唄も上手い。日本語がハッキリしている。ギタリストとしても、唄同様人の琴線(言葉そのままだが)に触れる演奏だ。しかも一音一音が丁寧で、無駄な音がない。
死ぬまで原調(オリジナルキー)で唄うことを大事にしていたから、最盛期の高音はあくまでも澄んで美しい。
憂いはあるが、あくまでも明るい調べだ。どの位の人がこの歌に元気を貰った事だろう。
二枚ほどギターのみのインストルメンタルアルバムがあった。
びっくりしたのは、演奏ミノルフォンオーケストラとクレジットされているが、実際はバタやんともう一本のギタリストだけの演奏が何曲かあったこと。
その自信はゆるぎのないものであり、彼の音楽に対する深さを感じるものでもあった。
但し彼の歌はインパクトが強いため、お客様がたじろぐことがある。厭な顔をする方もいらっしゃった。
でも、だからバタやんなのだろうと納得した。
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