いままでいろんな声優の方が亡くなった時の反応の中で、これほど日本人にとって影響力の大きい方は空前絶後ではないだろうか。
もちろん猪熊滋五郎やこなきじじい、多くのナレーションも印象に残るが、波平=永井一郎だったことは本人もそうであろうし、我々もそのように感じていたと思う。
サザエさんが毎度作り上げる、実際には中々ないであろう日本人が考える山の手の勤め人家族の原風景は、松竹映画、小津安二郎の流れだったのではないだろうか。それはあの笠智衆のあの感じなのかもしれない。ただしサザエは原節子じゃありませんね。。。。
息子は実写の人がやれば(片岡鶴太郎)がやれば、もっと面白くなるんじゃないかと言っていた。それもいいかもしれないなぁ。鶴太郎はばかもんのいい方を教えてもらったらしいしなぁ。
ただ波平から感じるそこはかとない教養と説得力は、永井さんの京大卒が関係してるのか、どうなのか?
お疲れ様でした。合掌。
3年前に書いたブログにこんなのがありました。
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