続きものの第3話です。
帰りのバスは八重洲口から発車します。
ちょうど待っていたら両備バス岡山行きというのが止まってました。
両備バスといえば、西大寺鉄道と下津井電鉄で作った会社です。
西大寺鉄道は昭和30年代まで、かなりクラッシックな軽便鉄道という規格で黒字廃止に至った鉄道会社です。
西大寺で2月の第3土曜日(ということは今週末ですね)に行われる会陽(えよう)と言われる裸祭りにあわせて、臨時列車を増発し、1年分の売上のほとんどを稼ぐと言われた特殊な鉄道でした。
現在はグループ企業として、岡山電気軌道という岡山の市内電車と和歌山電気鐵道という旧南海電鉄貴志川線の2社で独特な経営をしているようです。
子供の頃、たぶん小学生だったと思うのですが、ここのディーゼルカーが可愛らしくて、図面が欲しいなぁと思い両備バスに電話したら、なんとちゃんとコピーして送って頂きました。
何としっかりした会社なのだろうと子供心に思ったものです。
そんなことを思いながらやって来た東北急行バスに乗り込み久しぶりの東京遠征は幕を閉じたのでありました。
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